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2014年6月 6日 (金)

100mmマクロ カタストロフ

取り返しがつかないというレベルではないので表題は少し大げさかも知れないが、その瞬間はかなり顔も体も凍り付いた。

20140606a
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

先日、5D3に100mmマクロISを装着して三脚撮影をしていたときのことだ。
移動の際に三脚を思い切り蹴り倒してしまった。

20140606b

あっと思った瞬間に手を伸ばしたが間に合わず、強烈な速度でコンクリートの上にボディごとたたき付けられた。

一瞬、跳ね返りざまにスローモーションでガラス片が飛び散るのを目撃してしまったのだ。

20140606c

ああ~!弾け飛んだのは前玉かIS機構か?いやフルサイズレンズには常に取り付けているフィルターかも知れない。

ピクリとも動かないボディ(当たり前である)を慌てて拾い上げて前玉を覗き込む。

20140606d

しっかりするんだ!
中はガラス片でグシャグシャである。卒倒しそうだ。
何処まで破壊されたのかよく分からないので、取り敢えずひっくり返してガラス片を出してみた。

うーん?
前玉は割れずに済んだようだ。
どうやらガラス片は保護フィルターのみのようである。

とにかく撮影は中止となる。
自宅に戻ってレンズとボディのチェックが必要であった。

20140606e

フィルター枠だけになったフィルターをそっと外す。

ん?外れないぞ?
結構本気で捻ってもウンともスンとも言わない。
枠が歪んでしまったのかもしれない。

本体を傷つけぬように器具を用いてフィルター枠を裁断して取り外した。
隙間にガラス片がばらまかれている。

エアダスターと刷毛できれいに掃除した後に、新しい保護フィルターをはめ込んでみた。
うーん?きれいにはめる事は出来るが、微妙にスムースではない。
やはりレンズ本体にもダメージはあるのだろう。

20140606f
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

試写および手振れ補正を確認する。
一応、ボディもレンズも問題なく稼働しているようだ。
さすが日本カメラメーカーの雄、キヤノンである。

だが、あの衝撃だったからなあ。
やっぱりレンズだけでなくボディも修理に出した方が無難であろう。

20140606g

大好きなレンズがこのざまなので、それなりに凹んでいる。
やっぱり保護フィルターは付けていて正解だったかも知れない。
これからも付けておこう。

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コメント

ご愁傷さまです。
気持ちわかります。
凍りついたちぇりたさん想像できます^^;

ボディもあわせて修理に出したほうが精神衛生上いいかも
しれませんね。

今までレンズをダイレクトに落としたことはなかったので、今回初めてその洗礼を受けました。
強烈ですね。

今は色々忙しいので、今月下旬にでも修理に出そうかと考えています。
DfとVR105mmマクロ買っておいて良かった~。

私は1DXにヨンニッパ付けた状態で、手を滑らせてしまい約10cmほど下にあった石にぶつけました。
被害は1DXの前頭葉が禿げました。
車のボディ補修用ペン(黒つや消し)で誤魔化しています。

ヨンニッパですか~
聞いているだけでおしりがキュッとなりそうな話ですね。

余談ですがひっくり返して以来、妙にAFの効きが良くなったのですが、ankoさんにはそういった現象はありませんでしたか?

なんか点検に出すのがもったいないような気がしなくもないような・・・・

器械は叩けば直ることが多いですけど、今回はありませんでした。

壊れたと言えば、
EF24-105mm F4L IS USMの赤ハチマキが知らないうちに折れてしまい、今はLなしです。

え?折れるんですか?

白レンズだったら分かる気もするんですが、標準ズームでも折れるんですねえ。
私も気をつけねば。

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