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2014年10月 9日 (木)

Ai AF DC-Nikkor 105mm f/2D(スペック)

9月初旬に購入したレンズ群も、このDCニッコール105mmで終了となる。
フィルム時代から気にしていた1本だ。
このDfを機に購入しないとずっと後悔しそうなので思い切って手に入れた。

20141009a

DCニッコールは105mmと135mmがある。
個人的にはどちらでも良かったのであるが、105mmの方が手ブレしにくいと考えていたことと、ちょうど美品の105mmを見つけたという運命的なものがあったのでこちらをチョイスすることになった。

20141009b

サイズは79x111mm、重量は640gと同レベルの中望遠レンズに比べると少し重い。
後述するが、ボケ量をコントロールするデフォーカスイメージコントロールによるところが大きいと思われる。

20141009c

レンズ構成は6群6枚。
35mmF2Dと同様に特殊レンズは使われていないようだ。

20141009d

口径は72mmとやや大柄。
前玉はやや奥まったところに見られる。

20141009e

発売が少し古いレンズだ。
先日一緒に購入した35mmF2Dより僅かに先輩である。
こちらはインナーフォーカスでフォーカシング時に鏡胴が伸びることはない。
また、フォーカシング時にピントリングが回転することもない。
質感からも高級路線が分かる。

20141009f

AFの他にMFに切り替えることが出来る。
が、今のニッコールレンズに見られるフルタイムマニュアルフォーカス(M/A)がない。
実はコレがないために、このレンズの使い勝手が大幅に低下することになるのだ。
詳しいことは後日に。

20141009g

このレンズの売りがこのデフォーカスイメージコントロール(DC)である。
DCリングを回すことで前ボケ(F)・後ボケ(R)の具合をコントロールできる。
使ってみた感じとしては、ボケの雰囲気がガラリと変わるというよりはスパイスをそれなりに効かせる程度といったところだろうか。
被写体によっては大化けすることもある。

20141009h

最短撮影距離は0.9m、最大撮影倍率は約0.13倍。
この倍率からマクロ的な撮影は無理があるため、花撮影は被写体を選ぶ必要がありそうだ。
Dレンズなのでお約束通りオレンジのF16合わせてロックしておく。

20141009i

フードは引き出して使うタイプである。
今となっては懐かしいやり方であるが、場所を取らないで済むので重宝している。
ズミルクスR50(E60)もこのやり方に近く、中から引き出すタイプだった。
パナさんあたりがDGライカで復活させてくれないかなあ。無理か。

このDCニッコールにはもうひとつ135mmがある。
キヤノンのシステムと合わせるならば135mmもアリだったろう。
ぼかすことを目的とするならば、F値が同じ場合長焦点の方が有利になるからだ。
またネットでの評価は135mmの方が高いようだ。

だが結局105mmを選んだ。
手ブレを起こしにくくさせるのも理由の一つであったが、Dfで持ち運ぶレンズは35mmと中望遠にしようと考えていたために、135mmだと35mmとの間が開きすぎる嫌いがあったのだ。

20141009x
Nikon Df+AiAF DC-Nikkor105mm/2D

Dfとの相性はなかなか良いと思われる。
ニコンらしくカリカリに写せる感じだ。

中望遠レンズとして普通に使うには実によいレンズだ。
ただ、売りのDCレンズとして扱うとかなりクセが強いレンズとなる。
その辺りに関してはまたの後日に・・・・。

Ai AF DC-Nikkor 105mm f/2D

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