オリオンとGX7
オリオンと言ってもオリンパスのオンラインショップのことではなく、空に浮かぶオリオン座を言っている。
先日、帰宅時に空を見上げると都心であるにもかかわらず雲のない夜空に星空がよく見えた。
今月初旬にあった皆既月食は唐津への出向という事もあり、重い天体用機材を持ち出すわけにもいかずスルーした思い出したくもない状況だったので、これはいい機会と星景撮影を久し振りに行うことにした。
こんな時こそボディはマイクロのGX7を使って見よう。
オリオン座のサイズから画角は換算50mmもあれば十分だろう。Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.をチョイスした。
さすがに手持ち撮影は不可能なので三脚とレリーズは必須である。
それと換算50mmレンズを使用するので、ポータブル赤道儀(ポタ赤)を用意した。
実はこのGX7、星景写真に結構使いやすい。
液晶を触れたり切り替えずに、背面のボタンやレバー操作でほぼ作業が出来る。
AF/MF切り替えレバーがあるのがいい。
視覚的に見えるところに必要としている機能が付いているところがポイント高い。
所持しているオリ製のE-M1で近いことをやろうとすると、スナップショット或いはMFクラッチ機構の付いているレンズを選ばねばならない。
Panasonic DMC-GX7+Leica DG Summilux25mm/1.4ASPH.
で、取り敢えず撮れた写真がこれである。
もう少し、星に"にじみ"があったほうが見栄えが良かったであろうか。
今度ソフトフィルターでも購入してみよう。
オリオン座の右肩に位置する赤い星はベテルギウスである。
地球から約640光年ほど離れた赤色超巨星だ。
決して遠くない距離にあるこのベテルギウスが、既に超新星爆発の直前段階に入っていると言われているが、いつ爆発するかまだ分からない。
爆発すれば未知の粒子が地球上や人類に降り注いだり、運が悪いとガンマ線バーストの直撃に怯えたりとただでは済まないかもしれない。
その日は、明日かも知れない・・・・(笑)
« 自立以降・・・・ | トップページ | 初歩きとAiAF Nikkor35mm/F2D »
下に写っているのはりんごでしょうか。
なかなかきれいです。
ソフトフィルターあればもっとベテルギウスの色が出てきますかね。
ベテルギウス・・・
地球上から見える太陽を除く恒星で唯一点でない状態で観察できる巨大な星。
家の望遠鏡くらいではだめですが。
ロマンがあるたまらない星ですね。
いつも気になるんです。まだあの場所に今もあるのかと。
投稿: sijimi | 2014年10月26日 (日) 16時13分
下に写っているのは柿です。
そういえばリンゴで思い出しましたが、以前友人とビートルズの話をしていた時に、友人が「メンバーの一人の・・・・、えーとなんて言ったかな?アップル・・・・」と、そこで言葉が止まってしまったことがありました。
言いたいことは凄くよく分かったのですが、面白かったのでそのまま次のワードを待っていたことがあります。
未だに、このことを友人に言うとスゴく嫌がります。
ベテルギウスは気になりますよね。
オリオン座という極めてメジャーな星座の恒星ですから、色々な意味で注目度はハンパないでしょう。
"ロマン"というsijimiさんの言葉に私も同感です。
投稿: ちぇりた | 2014年10月27日 (月) 03時21分