月と雲
t先日同様、今日も空に雲が多い。
せっかくソフトンAを購入したのにもかかわらずどうしたものか。
月齢も進んでいるので空は結構明るい。
よく見れば月の周りに暈がかかっている。なかなかいい雰囲気ではないか。
こんな状況を撮影できないかと再び望遠レンズを持ち出した。
システムは先日と同様にEOS M2とEF400mm/5.6L。
撮影を開始するが、露出の調整をしているときにやっかいな事に気がついた。
月表面をメインにすると、月周囲に見られる暈の表情が消えてしまう。
月の明るさにマスクされてるのだ。
かといって暈である雲の雰囲気を出そうとすると、月表面の表情が消えてしまう。
雲の明るさに比べ月の方が圧倒的に光量が多い。
両立させるにはダイナミックレンジの幅が大きすぎるのだ。
まあ、両方を両立させるにはHDRを行えば可能であるが、EOS M2には5D3のような簡易HDR撮影が出来ない。
かといってソフト的にそこまでやるほどのネタではない。
なので一枚で程々に両立しているラティチュードを探しましたよ。
暈の神秘的な雰囲気は殆ど消えてしまっているが、仕方のないところであろう。
まあ、こんな辺りですかねえ。
結構狭い範囲だったのだが、こんな時は本当にミラーレスは便利だったりする。
実際には雲のスピードがかなり速く、暈に合わせてチンタラ露出していると雲が流れてしまうため、ISOをあげて対処するしか方法がなかった。
おかげでノイズが結構目立つ。
あと、EOS Mはレリースがワイヤレスなので微妙にタイミングが合わないのでちょっと困る。
レリーズによる連写のレスポンスもイマイチである。
Canon EOS M2+EF400mm/5.6L USM(トリミング)
EOS M3には、是非レリーズコネクターを付けていただきたいものである。
あと出来ればバリアングル液晶も。
デザインは今のままで満足である。
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