M.ZD 1.4xTeleconverter MC-14
オリンパスのテレコンはフォーサーズの時に使っていた。
150mm/F2.0に2倍のテレコンを装着し、換算600mmの皆既日食用レンズとして愛用させていただいた。
2倍とはいえ、なかなかよく出来たテレコンだったのでイメージは非常によろしい。
そんな事もあったので、今回のマイクロ専用テレコンにもそれなりの期待をしている。
サイズはφ58.8x14.7mm、重量は105g。
フォーサーズの同タイプに比べると半分近く軽くなっている。
レンズ構成はHRレンズを1枚含む3群6枚。
MTF曲線から見ると性能はなかなか良さそうだ。
対応する望遠レンズに装着することで焦点距離を1.4倍に伸ばすことが出来る。
M.ZD ED40-150mm/2.8PROに取り付けると、換算80-300mmのズームレンズが換算112-420mmのズームレンズに早変わりする。
当然ながら画像は若干劣化するが、その劣化度を如何に軽減できるかが光学メーカーの腕の見せ所なのだろう。
テレコンなので最短撮影距離はマスターレンズの持つものと変わらない。
最大撮影倍率はM.ZD ED40-150mm/2.8PROのテレ端で換算0.6倍にもなる。
ハーフマクロ以上の近接能力を持つ。
防塵防滴機構なので少しの雨なら問題ない。
金属マウント部にシーリングが施されている。
取り付けると結構長くなる。
さすがにテレ端420mmではE-M1の手振れ補正でも少し厳しいようだ。
それでも汎用性の高いこのテレコンの存在価値は高い。
M.ZD ED40-150mm/2.8PROのテスト撮影時にテレコンの性能もチェックしてみたい。
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