AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR(スペック)
本来、DSLRのNikonマウントは自分の中で趣味の領域に抑えておくつもりだった。
キヤノンのEFマウントがDSLRのメインとして位置づけていたからだ。
だが、今回Nikonから位相フレネルレンズ(キヤノンで言うDO相当)の、しかも単焦点300mmF4のレンズが発売になるという。
焦点域300mmの望遠レンズでありながら、単焦点なのでF4の明るさが可能。
しかもフレネルレンズ使用なので小型・軽量化が実現できた。
この購買欲をそそらせるレンズの登場で、Nikonマウントは再びメインマウントに並びつつあるポジションに入り込んできた。
はぁ~、何やってんだオレ・・・・。
まあ買ってしまったものは仕方がない。
これで愛娘を撮りまくる所存である。
では、早速スペックの方を・・・・。
サイズはφ89x147.5mm、重量は755gと300mmの焦点域からするとかなり軽量である。
ぱっと見、0.35Lの水筒ほどの大きさだ。
製造は中国とある。
レンズ構成は10群16枚。
EDレンズ1枚に、噂のPF(位相フレネル)レンズを含む。
3群目にあたるレンズがそれだ。
これがこのレンズの売りでもあるのだ。
構成枚数を少なく収差の補正が可能なPFレンズは小型化に優れている。
懸案の光源フレアに関しては後日検証してみたい。
フィルターはφ77mm。
絞り羽根は9枚の円形絞り。
最短撮影距離は1.4m、最大撮影倍率は0.24倍。
300mm単焦点としてはまあまあのスペックだ。
手振れ補正は4.5段を持つという。
かなり強力な補正効果だ。
流し撮りに向くスポーツモードも搭載され、走る子供にも転用できそうだ。
このレンズは電磁絞りをもつEタイプだ。
キヤノンのEFマウントのように、Nikonもこれからはこのタイプの絞りに変わっていくのであろう。
フードは円筒形。
内部は起毛加工はなく、Nikonらしいつや消し加工で反射を防いでいる。
逆さまに取り付けて収納する事も可能だ。
三脚座は付属していない。が、取り付ける溝はある。
まあ、手持ち用望遠レンズとして購入したので必要はなかったのだが、撮影時にボディを三脚に固定するとミラーショックを拾いやすくなる。
必要な人は別途購入が必要であろう。
コンパクトになったとは言え、持てばそれなりに大柄に感じる。
マイクロフォーサーズに慣れた故の贅沢な不満であろう。
所持しているニッコールレンズの中では最新型のものだ。
色乗り、解像感など圧倒的な感じがする。
他も最新型のGタイプに切り替えようかな・・・・。
どうするか。
ああ、またやってしまいそうな気がする。
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
スペック
テスト撮影
実写と感想
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