レンズと水滴
先日は台風6号の影響で強風と大雨の洗礼を受けた。
夕方に職場の2Fからその光景をE-M1で撮影したのであるが、撮影後そのままカメラを放置していたのだ。
今日になってからカメラをしまおうとしたところ、微妙な違和感を感じてレンズをのぞき込んだ。
あー、しまった。
しばらく放置していたときに、窓の隙間から雨の水滴が入り込んでレンズに付着したらしい。
普段、ミラーレスには保護フィルターをつけないのであるが、このレンズにはオリンパス謹製のフィルターが取り付けてあったのだ。
良かった~。
まあフィルターならば貴重な使い捨てのものでなく、クロスタイプのもので大丈夫であろう。
が、取れない。
かなりフリクションをかけても全く取れる気配がない。
困った。
結構お値段の張るフィルターであったが、無駄にするのももったいないために徹底的に取ることを考えた。
コーティングはZEROコーティングなのだが、たぶん内反射の抑制なので裏面にコートされていると思われる。
なので表面は大丈夫と思うのであるが、保護コートくらいはされているだろう。
まあ、まずは無水エタノールかな。
ダメなら中性洗剤、それでもダメなら蛋白分解目的でオキシフルあたり使ってみますか。
拭く媒体はソフトタイプのスワブを使ってみましょう。
同心円状にひたすらひたすら軽く清拭してみた。
お、結構取れてきた。
さすがに縁の隙間は十分清拭できないので微妙に残ってしまったが、殆ど分からないレベルまできれいになった。
じっくりと眺めてしまうと水滴が数個残っているのが分かってしまうが、パッと見では今までと同様にきれいな状況まで戻すことができた。
まあ、これがベストというわけでは無いと思うので同じ作業はおすすめできない。
予想だが、雨の水滴は時間がたつとさらに取れなくなると思われるので、どのような方法を取るにしても早めの処置がいいであろう。
なにより前玉を守る保護フィルターのありがたみを実感できた。
やはりマイクロフォーサーズのレンズにも一通りつけておこう。
と言うわけで、マイクロのレンズにはノンフィルターで通すという今までのマイルールはご破算となったのである。
私もフィルターも装着はしていますが、先日、ゲットしたマクロレンズはその繊細な被写体の事を考えてフードのみにしています。
そうでしたか~、やっぱりすべてにフィルターのほうが安心できますね。
場合によっては、取り外しをして撮影をすればいいのかな~?と思ったりしています。
お子さんがいらっしゃるヒトは取り付けしたおいたほうが安心ですね。
投稿: SAKURA | 2015年5月14日 (木) 17時09分
フィルターの有無は以前から賛否両論が言われていますので、お好きな方でいいと思います。
注意さえしておけば、前玉が汚れることは殆どないでしょう。
ただ、偶発的に事故が起こる場合もありますので、自分としてはやはり保護フィルターはつけておこうかと。
http://cherrygoya2.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/100mm-aea9.html
私としてはフィルター有無での画質差はわかりませんし、前玉保険として割り切っております。
投稿: ちぇりた | 2015年5月14日 (木) 22時35分