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2015年7月

2015年7月28日 (火)

Dual I.S. の性能予測

y先日のデジカメinfoにちょっと気になる記事が掲載されていた。

パナソニックGX8は旧機種(GX7)から大幅に進化している
デジカメinfo

元記事はePHOTOzineなのであるが、そこにGX8のDual I.S.とE-M5 MarkIIの手ぶれ補正を比較した事が記載されていた。
GX8はDual I.S.をOffに出来ないようなので、代替にGX7を使用したとある。
(レンズはLumix GX Vario12-35mm/2.8OIS.の70mm域を使用したようだ)

・GX7手ブレ補正全てOFF: 最低のシャッター速度は1/25秒
・GX7レンズ補正のみ: 最低のシャッター速度は1/20秒
・GX8ボディ補正のみ: 大部分がシャープな最低のシャッター速度は1/20秒
・GX8レンズ+ボディ補正: 最低のシャッター速度は1/15秒
・E-M5 Mark II : 最低のシャッター速度は1/8秒

これはまたえらく微妙な結果である。

E-M5 Mark IIのCIPA規格準拠による補正効果は5段分とオリンパスサイトに記載されている。
単純に見れば、E-M5 MarkIIは1/8秒、GX8のDual I.S.は1/15秒なので一段低い4段分と言うことになる。

だが、レンズの換算焦点距離が70mmなので、普通ならば補正効果がなくても1/60秒強くらいでブレは止まる。
それから考えるとDual I.S.の1/15秒の補正能は2段強くらいということも考えられる。

また、GX7のレンズ補正のみとGX8のボディ補正のみが同じ1/20秒ということから、Dual I.S.単体の補正効果はGX12-35mm/2.8OIS.と同程度ということだろうか。
(因みにGX12-35mm/2.8OIS.は3段分の補正効果を持つと言われている)

いずれにしても、このデータだけでは正確なDual I.S.の補正能はわからない。

20150728a

まあ、ハイブリッドなDual I.S.であったとしても、いきなりオリンパスに匹敵させることは難しいようだ。
それにGX8では普段はレンズ側の補正をメインに、補正限界を超えたブレに対しセンサー側のシフトによる補正効果を組み合わせるようなので、まだまだこのDual I.S.も黎明期、発展途上と言うことなのだろう。

だが、大いに化ける可能性を秘めている。
オリンパスが初めてのボディ内手ぶれ補正E-510を発売して不満のないE-5が出るまで約3年。
強力な5軸補正の搭載された初代E-M5を出すまで約5年かかっている。

パナソニック初のボディ内手ぶれ補正を搭載したGX7が発売になったのは約2年前。
もう少しこのパナのDual I.S.に期待して待ってみたい。

2015年7月27日 (月)

電撃ラケット

最近、いくつか購入している防虫(防蚊)グッズで、「これは・・・・!」と感じたものがある。

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電撃ラケットと言われる殺虫アイテムだ。
虫を見つけたらテニスラケットの要領でヒットさせれば良い。
元軟式テニス部の血をたぎらせる。

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径5mmほどの金属メッシュがガットに相当する部分に張られている。
ボタンを押すことで金属メッシュに通電され、虫体が触れる事で感電するというわけだ。
この金属メッシュは微妙なデザインのスペーサーで空間が作られており、さらに前・後面の保護ネットで不測の感電を予防している。

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電源はわずか単三電池2本の直列。
おそらくはコンデンサが入っており、蓄電されていると思われる。

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ボタンを10秒ほども押しておけばコンデンサへそこそこ溜まっているだろう。
早速出撃である。

因みに電撃ラケットは攻めのアイテムである。
物理的にあるいは間接的に蚊を寄せ付けない類いのものではなく、己の体を餌に蚊をおびき寄せて仕留めるタイプのものだ。

なので無尽蔵に蚊が出てくる環境ではおすすめできない。
熱中症に注意である。

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ここが狩り場である。
本来はテントを張らせてもらっている場所なのであるが、スペースがあるのでラケットを振り回すのにもってこいだ。

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とりあえずジッとしていれば向こうから来てくれる。
見つけ次第、ボタンを押しながらラケットを振り抜くと「パチッ!」というショートした音とともに蚊が感電したことがわかる。

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とにかく振り抜く!

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振り抜く!

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時には盲目的に!

これが面白いほど良く取れる。
軒並み取り尽くしたら次の狩り場に移動する。

この話を先日の法事に他の兄弟へ話したところ、各自もマイ電撃ラケットを購入して実家庭でバチバチやるようになった。
その結果、母から蚊が出なくなったと絶賛されるほどの効果である。

ただ雨後は蚊の量はリセットされるようだ。
一体どこから沸いてくるのか。

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ラケットの掃除は竹製のピンセットがおすすめである。
ボタンに触れなくてもしばらくはコンデンサに電気が溜まっているため、感電のリスクがあるためだ。

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慣れてくると室内のハエもボレーショットで余裕だ。
室内では振り回しすぎてラケットをヒトやモノにぶつけないよう注意が必要である。

2015年7月26日 (日)

嫁さん帰宅

嫁さん達も無事に帰ってきた。
我が家のネコも元気である。

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Panasonic DMC-GH4+Leica DG Nocticron42.5mm/1.2OIS.

ただ、先日の縁日で買ってきた金魚が一匹逝去した。
ブクブクを入れていなかったのが原因だろう。
環境がしっかりしている次男坊の出雲ナンキンは無事だった。

娘がなかなか離れてくれなくてブログがギリギリまで書く時間がとれずに直前になってしまった。
今回は数分前に慌てて即行で書いたものなのだが内容はいつもと同じく薄っぺらだ。

まあ、こんな秒単位で焦る日もたまにはあったほうがいいだろう。
映画の爆弾解体シーンみたいで緊張した。

2015年7月25日 (土)

鍋日和り(EVERNEW EBY254)

こんな35℃もある猛暑日に鍋日和りなど本来はあり得ないのであるが、昨日そうしようと決めたので否応なしに鍋にした。
こんな日にスーパーで鍋具材を購入しているのは私くらいかも知れない。

まあ、屋外なんて熱中症と蚊の猛攻を喰らうのがオチなので、素直に涼やかな屋内で調理することにする。

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新しく購入したストーブだ。
エバニューのチタン製アルコールストーブ(EBY254)である。

今までのアルコールストーブはトランギアの真鍮製アルコールバーナーを使っていた。
火力の点で若干の不満はあるものの、燃費と蓋が付いていることで愛用させて貰っていたが、最近緑青の付着が激しくなったので、他社のチタン製ストーブに切り替えたわけである。

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五徳は二枚のチタン製プレート(EBY253)を交差させて固定するシンプル構造だ。
余計なスペースを作らないのが好ましい。

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燃料を入れて点火すると徐々に火力が強くなっていく。
トランギアのものよりもだいぶ強いようだが、燃料の消費時間は短い。

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とはいうものの火力が強い分、今までより鍋は早く出来上がるので時間的な節約は非常に大きい。
鍋の具材が赤いが、私は豆板醤を結構入れるのでこうなる。でも美味しい。
屋外でまったりと出来上がる時間を楽しみたい人には不向きであるが、個人的にそういうシチュエーションは経験上あまりなかったのでこのチタン製ストーブは有りだと思う。

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一度火を入れるといい感じにチタンが焼ける。
チタンは真鍮のように放っておくと発生する緑青が出ないので、削り落とす手間がかからないのがよろしい。
面倒くさがり屋の私にもってこいの素材である。

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取り敢えずコンパクトさ、軽量さからもアルコールストーブはチタンに決まりである。
しかし山に持って行くとなるとやっぱりガスかなあ。

まあ趣味の世界のことなので、低山辺りにアルコールストーブを持って行くのも面白いかも知れない。

2015年7月24日 (金)

寿司日和り

今日は昼休みに突然のゲリラ豪雨に見舞われた。

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Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED40-150mm/2.8PRO

昼休みに自宅に戻り色々と用事を済ませておこうと考えていたのであるが全て無に帰した。
嫁さんに頼もうにもここ数日自宅にはネコと金魚しかいない。
まあ、こんな日もあるだろう。

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Olympus O-MD(E-M1)+Leica DG Summilux25mm/1.4

不自由な午後の仕事を済ましたあと、夕飯くらいは予定通り一人寿司にした。
贔屓にしている馴染みの店だ。
時間を遅く設定したせいか他に客は殆どいない。
大将と魚談義に華を咲かせつつ、美味な寿司に舌鼓を打った。

明日の仕事後の昼と夕飯は何にしよう。
新しいキャンプ用ストーブを購入したので鍋にしようかな。

ナチュラルハイなのか、なんだか何気に楽しくなってきた。

2015年7月23日 (木)

独身生活

嫁さんが夏休みに入った子供達を連れて明日から二泊で出かけることになった。
数日間、久方ぶりの独身生活を送れるわけだ。

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Nikon Df+AiAf Nikkor35mm/2.0D

子供達の顔が見られないのはちょっとさみしいが、ゆっくりさせて頂こうと思う。
まあ、金曜日と土曜日には仕事が入っているので、結局はあまり普段と変わらないことになるのであるが。

夜は久しぶりの一人飯だ。
たまには寿司でも食べに行きたい。

2015年7月22日 (水)

DMC-GX8 予約

悩んだのであるがとうとう予約してしまった。
どうしてもDual I.S.の効果を確認してみたくなったのだ。

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Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED40-150mm/2.8PRO

こうなるともう止められない。

発売日に手に入るかはわからないが、いつものお店の人からは多分大丈夫なのではないかとお返事を貰った。少し心強い。
まあちょこっとだけ期待しながら来月の20日を待ちたい。

今日は連休明けだったので非常に忙しかった。
おまけにピーカンで35℃近くまで上がったので疲労感も倍増だ。

今日は雨音のみのCDを聞いて寝たい。
寝るときくらい、聴覚的に涼やかな気持ちで入眠したいものである。

2015年7月21日 (火)

山ナイフ

今日はちょっとだけ物騒なブツの話題を。
山で使うナイフのことだ。
日帰り低山にはあまり持ち出すことはないが、テント泊や釣りに持ち出すと便利なことこの上ない。

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Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

調理に使ったり、草を刈ったり、ちょっとした工作をしたり、薪を割ったりと何かと重宝する。
だが、頻繁に使うものではないため、状況に合わせて一本だけを選んで持って行く。

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ナイフは大きく分けて鞘にしまうシースナイフと、折りたたんでしまうフォールディングナイフからなる。
他にもいくつもの機能が備わった十徳ナイフともいえるツールナイフがある。

私の行くフィールドと山行スタイルから刃渡り10cmを超えるものは必要としない。
大きくて邪魔になるだけでなく、必要とするシチュエーションがまずなかったからだ。

【VICTORINOX ファーマーAL】
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ますは一般的なツールナイフからいってみたい。
昔から愛用しているビクトリノックスのファーマーだ。
先代は数年前に山で落としたきりそのままにしていたが先日新しいものに買い直した。
アルミ製の綺麗な新型だ。

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個人的な嗜好だが、ツールナイフはいろいろなものが付いてハンドルが太くなったものはあまり好きではない。
刃渡りも極端に長いものはいらない。
必要最低限のものがあればと思っている。

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このファーマーの特徴はナイフ以外にノコギリが付いていることだ。
太い枝の裁断にこれがあるないで雲泥の差がでる。
リーマーが付いているのもポイントが大きい。
これらツールにはロック機構が付いていないため、力を強く入れるときには注意が必要だ。

ブレード長は7cm、重量84g。
刃は丈夫とはいえず何度も使うとなまくらになるが、研げばすぐに復活するので使い勝手はまあまあ良い。
フォールディングタイプなので血の付いた肉や魚の捌きには不適。

【LEATHERMAN SQUIRT PS4】
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上の初代ファーマーをなくした後、しばらく使っていたレザーマンのSQUIRT PS4である。
数年前、アウトドア雑誌のBE-PALにプライヤーの付いた折りたたみ式マルチツールのおまけが付属していた。
それが非常に使えたので、よりコンパクトで丈夫なこのツールナイフをチョイスしてみた。

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SQUIRT PS4の特徴は使い勝手の良いスプリング付きプライヤーが付いていることだ。
調理中の熱くなったクッカーの取っ手や、熱された五徳に触れねばならない状況、魚の針外しの代用など意外に使えるツールナイフであった。

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申し訳程度であるが、はさみが付いているので糸切りが便利であった。
直に釣り専用に特化していく。
こちらも各々のツールにロック機構がないため注意されたい。

重量はわずか57g。
非常にコンパクトでザック内の吊り紐に結んで仕舞っていた。
ブレード長は4cm。
ハッキリ言ってナイフは殆ど使わないプライヤー専用ツールだ。

【LEATHERMAN SQUIRT S4】
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同じくレザーマンのSQUIRT S4である。
PS4を使っていたらハサミが結構使えたので、プライヤーの代わりにハサミがメインに付いたS4を購入した。

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このハサミが実に使える。
紙や糸を切るだけでなく、異様な切れ味は爪切りにも使えるのだ。
旅には欠かせぬツールとなっている。コレのおかげで助かったこと数知れず。
まあ軽犯罪法の縛りがあるのでポーチに入れて旅行鞄の底に仕舞うことになるが。

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重量56g。サイズはPS4と殆ど変わらない。
ブレード長は4cm。PS4と同じくナイフはおまけ程度でロック機構もない。ただ、ペーパーナイフのような文具の一部として考えれば実用性は高い。

定規、ピンセット、ドライバー、爪やすりなどメインを山で使うツールとはやや毛並みが異なる。ステーショナリー色が強い。
出張やちょっとした旅行にもってこいだ。

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とにかく最高使用頻度のツールナイフである。
S4は山に持ち出したことはまだないが、仮に持って行ってもそれなりに使えるアイテムであることは予測が付く。
日帰り家族山行には最強か?

【FALLKNIVEN TK3 cocobolo】
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折りたたみナイフ、いわゆるフォールディングナイフである。
一般的に山ナイフとも言われる。

これはスウェーデンのナイフメーカーであるファルクニーベンTK3。
トレクローナという3つの王冠マークが目印だ。

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とにかく刃が丈夫でしっかりした作りのフォールディングナイフを探していた。
ハンドル素材は木製のココボロ、刃は3Gスチール鋼。

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とにかく作りがスバラシイ。
ブレードを開けばカチリとした硬質な音によるロック音。
ガタツキの微塵も感じられない高い工作精度。
しっとりと吸い付く磨き上げられたココボロハンドル。

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ブレード長7cm、重量100g。
刃渡りが6cmを超えているので、不当な理由で持ち出し所持していると銃刀法違反で捕まる対象だ。
山に持って行くときには必要時までポーチに入れてザックの奥にしまうなど神経を使う。

とにかく切れ味が素晴らしい。
現地ではまず研ぎ直す必要がないのでストレスが溜まりにくい。
ナイフ以外のツールはない。シンプルなフォールディングナイフだ。

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欠点は法的に気軽に持ち出せないこと。
また魚をさばいたりした場合、刃を仕舞うポケット部分に異物が入ったり、血液が可動部分に入ることだ。衛生的な問題もあるが、その後のメンテナンスが面倒くさい。

これを食べ物に扱う場合は研ぎから解放された代わりにメンテの代償を支払うことになる。
なので捌く系以外での使用法に限っている。

【FALLKNIVEN HK9 maroon micarta】
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上のフォールディングナイフの欠点を削除するとこういうナイフになる。
ハンドルと刃が一体化したナイフ、シースナイフである。
鞘(シース)によって刃をガードする。

同じファルクニーベン社製のHK9。
目印のトレクローナがはめ込んである。

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このナイフは硬質3Gスチール鋼の刃がコンベックスグラインド(ハマグリ刃)なのでやたら丈夫である。
先端部は若干フラットグラインドに研ぎ直したので、比較的魚を捌く釣りに特化させている。

切れ味はTK3に勝るとも劣らない。

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ブレード長は9cm、重量は174g。
全長は20cmなので、ちょうど手首から指先くらいの長さである。
こちらも当然銃刀法違反の対象になるので持ち出しには細心の注意を払っている。

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ハンドルは丈夫で濡れても平気なマルーンマイカルタ。
形状からハンドリングはすこぶるよろしい。
またフルタングといってハンドルの芯が刃と一体化されているので非常に頑丈だ。
ヒルト(つば)が付いているので指を怪我する可能性が非常に少ない。

極端な話、握りしめながらナイフのおしりでペグ打ちなんかも可能であるが、ハンドル素材が大変なことになるので私はやらない。
まあシースナイフは丈夫であるが故に場所を選ばずに様々な用途に使える。

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欠点は所持ナイフの中では174gと重いことと、サイズがあるのでシースを腰にぶら下げるため第三者への視覚的圧迫感を与える可能性があることだ。

なので現地でもザックにしまい込んだままにしていることが多い。
捌くときや調理時に持ち出すようにしている。

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Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

結局、山ナイフは何が一番よいかと言うことになるが、ナイフに主観をおいた状態で選択するならば個人的に使っていて楽しいのはファルクニーベンのTK3かな。
ビバークする事になってどうしようなんて時は、ビクトリノックスのファーマーがあると心強いかも。
日帰り登山の昼飯はレザーマンのスクォートPS4で十分だろうし、人目に触れず山奥深くに釣りで籠もるならファルクニーベンのHK9ということか。
旅ならレザーマンのスクォートS4一択であろう。

山ナイフは複数あると混乱するなあ。
冒頭でも述べたが何本も持ち出すものではないので、その時のコンセプトを決めて一本チョイスするスタイルが一番いい。
レンズと少し似ているかもしれない。

2015年7月20日 (月)

初セミ & 梅雨明け 2015

とうとう蝉が鳴き出した。
これを聞かないとどうも夏というイメージがわかない。

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Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

まだ途切れ途切れの前座な感じだが、直に凄まじくなっていくだろう。
今のうちに静かな暑い日を味わっておきたい。

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Olympus OM-D(E-M5)+M.ZD ED75mm/1.8

おまけに関東もついに梅雨明け宣言だ。
これから本格的に暑い日が続くのであろう。

蚊も本格的に活動を始めている。
いくつか対蚊グッズを購入しその効果を試しているので、時間があったら結果をまとめて伝えたい。

2015年7月19日 (日)

LEICA DG 100-400mm F4-6.3 OIS. 開発発表

とんでもない一本が開発発表された。
パナソニックからマイクロフォーサーズ用超望遠ズームであるLEICA DG 100-400mm F4-6.3である。

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ライカ銘柄が付いているため、光学性能はかなり期待できそうだ。
35mm換算で200-800mmというマイクロフォーサーズならではの超望遠ズームである。

防塵防滴仕様になる可能性が高いようだ。
コレがあれば子供達の運動会から月・太陽撮影まで幅広い被写体に対応できる。

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明るさがF4-6.3という事からバリオエルマーと呼ばれるのだろう。
テレ端がF6.3と少し暗いことから800mmとはいえ小型化の期待が高い。
三脚座は取り外しが可能なようだが、今のところ回転させることはできないようだ。

それでも重量は1kgを軽く超えるだろう。
レンズ内にPOWER OIS.が付いていることから、手持ち望遠時でも効果の高い手ぶれ補正が期待できる。
Dual I.S.と組み合わせることでより強力な補正も可能と思われる。

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これ一本あればもう超望遠レンズはいらないかも知れない。
気になるのは直に発表されるであろうオリンパスの単焦点300mmF4超望遠レンズだ。
300mmF4はテレコンをつければ420mmF5.6になるので、換算840mmF5.6と何気にパナライカズームを凌駕する。
しかし、テレコンを介するからなあ。画像劣化のレベルを確認しないことには。

まあ何はともあれ、パナソニックからスゴい望遠ズームレンズが開発発表されたので満を持して待ちたい。
是非ともGH5にDual I.S.の搭載を願いたい。

2015年7月18日 (土)

み魂祭り 2015

毎年恒例である近所のお寺のお祭りだ。
今回で81回目ということらしい。
家族みんなで雨の合間に繰り出した。

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Nikon Df+AiAf Nikkor35mm/2.0D

例の如く櫓も組まれている。
40数年前、私もここで踊ったのだ。法然上人を愛でる歌だったかなあ。

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Nikon Df+AiAf Nikkor35mm/2.0D

娘は2回目の"み魂祭り"デビューとなる。
今日は先日購入した"新"甚兵衛の黄色バージョンをチョイスした。
顔が赤いのは赤マジックで自ら悪戯したからだ。
化粧をしたつもりらしい。洗っても取れません・・・・。

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Nikon Df+AiAf Nikkor35mm/2.0D

早めに赴いたが相変わらず人出はすごい。
去年は雨の中訪れたが、そのときもごった返していたほどだ。
ベビーカーでの移動は困難を極めるので、預かり所に置かせてもらうといいだろう。

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Nikon Df+AiAf Nikkor35mm/2.0D

この時期、本堂では十尊像と絵図が開示される。
有名な閻魔様を含む十王が物騒な地獄絵図とともに展示されているのだ。
小さい子供には刺激が強すぎる。
園児だった頃の私は仁王門の金剛力士像だけでも卒倒しそうであった。

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Nikon Df+AiAf Nikkor35mm/2.0D

本堂内の雰囲気と、うって変わる境内の黄色い声あふれる喧騒を聞いていると、ある意味この世の哀れというか世界の縮図的なものを表しているのではと勘ぐりたくなるようだ。

しかし祭りは祭りだ。
とりあえずは目の前の物欲あふれる品々をたっぷりと皆で堪能しようではないか。

が、ポケットを探っても財布が見つからない。
・・・・あ、出かける前に履き替えたズボンの中に入れっぱなしである事を思い出した。
これは・・・・、精進せよとでもいうことなのだろうか。

2015年7月17日 (金)

Dual I.S.

とうとう密かに待っていたものが発表された。
パナソニックのレンズ内とボディ内を組み合わせた世界初のハイブリッド手ぶれ補正、Dual I.S.である。

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パナソニックはレンズ内手ぶれ補正が得意なので、レンズ内を4軸、ボディ内を2軸に持ってくるのかと思っていたが実際はその逆だった。
まあ、この方が様々なレンズに対する汎用性は高いので結果的に良かった。

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現時点ではGX8にのみ搭載されるという。

GX7の2軸手ぶれ補正はお世辞にも褒められたものではなかった。
効果は微妙で、オリンパス機を使った後では機能していないのではと思うこともあった。

あれから約2年、パナソニックの開発部でどれほどの改良があったのかは知るよしもないが、新型ボディ内4軸補正の効果を是非確認してみたいものである。

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そのDual I.S.が搭載されたGX8は8月20日に発売されるという。
是非、購入に踏み切りたいところであるが、やはり心配なのは補正効果のレベルだ。
GX7の例があるので4軸とは言え納得できる効果が出なかったらと考えると・・・・。

Dual I.S.の評価が出てきて少し値段がこなれるまで待つか、
はたまた搭載されるであろうと予想できるGH5まで待つか、
それとも待たずに発売日に買ってしまうかどうか。
うーん、嬉しい悩みであるなあ。

パナさんには是非ともこのDual I.S.を極めて頂きたいものである。
オリンパスも300mmF4の望遠レンズでレンズ内補正の噂が出ていたので、時代はこのハイブリッド手ぶれ補正に各ミラーレスメーカーが動き出しているのかも知れない。

2015年7月16日 (木)

送り火 2015

ご先祖様をお送りしてようやく今年のお盆も終了した。

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Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD.ED12-40mm/2.8PRO

気のせいかもしれないが、お盆の間は仏間の空気が一変する。
お線香も心なし甘い香りに感じる。

まあ、こうして写真を撮っても何も写らないので実際には何もないのであろう。
しかし亡くなった祖父母を身近に感じることのできる数少ない機会なので、お盆は何気に重宝している。

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Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD.ED12-40mm/2.8PRO

先祖を敬うこのような風習は世界各地にいくつも見られる。
宗教は違えど感じることは大方同じなのだろう。

個人的にあの世は信じていないが、お盆は真剣にやってしまう。
不思議だ。

2015年7月15日 (水)

冥王星

非常に印象深い準惑星である。
私が学生だった頃はまだ外縁端にある第9番惑星としてのポジションに君臨していた。
SF系テレビアニメでもたびたび登場するかなりメジャーな星だ。

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宇宙戦艦ヤマト2199

冥王(プルート)というネーミングもさることながら、最も遠いところにあるこの謎の惑星は子供の好奇心を向けさせるカリスマ的な存在でもあった。
ただ、この冥王星は少し肩すかしなところもある。

まず小さい。何しろ月よりも小さいのだ。
また何故か歪んだ楕円軌道を呈し、冥王星が太陽に最も近づく近日点では、第8番惑星である海王星の軌道よりも内側に入ってしまうと言う最外縁の冥王らしからぬ一面も持つ。

そんなお茶目な冥王星であるが、惑星探査を行ったパイオニアやボイジャー、カッシーニなどの探査機はメジャーな木星や土星、天王星や海王星と言った巨大で見栄えのいいガス惑星を中心に調査を行い、遠くて地味で地球の1/5もないちっぽけな岩石惑星は放置プレイされていたのだ。
子供心の好奇心レベルはMAXであっても。

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ところが2006年1月にとうとう米国が最外縁の第9番惑星冥王星への探査機ニューホライズンズを打ち上げた。
9年の歳月をかけて冥王星を調査しようと言うことになったのだ。
スバラシイ、長年の夢が叶うときが来たのだ。

が、その打ち上げの僅か半年後、国際天文学連合で惑星の定義が再確認され、哀れ冥王星は格下の準惑星に分類された。
最も外縁部にあった謎の惑星という大義名分は失われたのだ。
大名から豪族にされたようなものであろうか。

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そんなテンション落ち気味の冥王星に本日とうとうニューホライズンズが撮影しながら接近するという。
子供の頃に興奮した謎の(準)惑星冥王星の正体がいよいよわかるのだ。
プルートの名に恥じない内容であって欲しい。
何気に楽しみで仕方がない。

2015年7月14日 (火)

山テーブル

最近はちょっとご無沙汰であるが、趣味で山に登ったりテン場に幕営したりする。
そんな時、テーブルが一つあると休息時やテント内でのQOLが劇的に改善するのだ。

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当然、オートキャンプとは異なるのでザックに入れねばならない。
今まではキャプテンスタッグのアルミロールテーブルコンパクト(M-3713)を愛用していた。
コンパクトに折りたためるので普段使いでも何かと重宝する一品である。

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だが、問題ははやり重量だ。
700g弱ほどの重さは、ザックに入れるにはかなり躊躇する重量である。

改造して天板のすだれ部分を2枚ほど間引きしようかなんて考えていたところ、実に魅力的な商品が発売されていることを知った。

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SOTOのミニテーブルフィールドホッパー(ST-630)とスノーピークのozen(SLV-170)だ。
共にテーブルサイズはA4ノートほど。
キャプテンスタッグのアルミロールテーブルはA3サイズなので約半分の大きさとなる。
双方とも重量が400gを切るのが素晴らしい。
どちらも魅力的なので両方購入してみた。

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まずはSOTOのフィールドホッパーから。
テーブルが長軸方向へ半分に折られた状態で収納されている。

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広げるとホッパーの名の如く、中から折りたたまれた足が飛び出してくる。
テーブルを開くだけなので完成まで一秒ほどだ。

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耐荷重3kg。アルミロールに比べると1/10ほどしかない。
まあ、幕営時や調理中に載せる重さなどたかが知れているのでこれだけあれば十分であろう。
アルミロールの方が過剰スペックなくらいだ。

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欠点はテーブル天板の一枚だけを持つとロック機構がないため折れてしまうことだ。
テント内などでテーブルに飲み物などが入った状態のときに足で押してしまうなどして折り曲げると悲惨である。
是非とも固定具が欲しいところだ。

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重量は本体のみで394g。400gを僅かに切る程度だ。
これにロック機能をつけたら間違いなく400gオーバーであろう。
うーん、実に悩ましい。

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もう一つはスノーピークのozen。
こちらはバラされたテーブル天板2枚と脚2本から成る。

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組み立てには若干コツが必要であるが、数回やれば直ぐに慣れる。
薄いアルミ製なため、両手による丁寧な作業が必要だ。
完成まで何回か試してみたが、10秒から20秒ほど。
最初のテーブルを合わせる向きに戸惑うと時間がかかる。
正しい位置にシールでも貼ってマーキングしておくといいかもしれない。

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サイズはフィールドホッパーとほぼ同じ。
ただ、二枚のアルミ天板を脚で一枚に固定するため、片手で持っても折れ曲がることはない。

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重量は本体のみで314gと非常に軽量。フィールドホッパーより80gも軽い。
携帯時は脚の部分だけ収納袋が膨らむが、あまり気にはならない。

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さて、どちらの方がいいのかというと、個人的には軽量のozenをチョイスしたい。
組み立てに若干の時間はかかるが、軽量なのと中折れしないのが良い。

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一応、アルミロールテーブルと比較してみる。
フィールドホッパーの簡便さも捨てがたいが、やはり重いよりは軽い方がいい。
でも近場の低山ならコレも有りかな。

まあ、まずは庭鍋で確認してみたい。
とは言うものの、今は蚊のシーズンなので涼しくなってからであろう。
その前に実戦使用もあり得る。
早く使ってみたいなあ。

2015年7月13日 (月)

迎え火 2015

先日に法事を行ったばかりであるが、今日はお盆の迎え火である。
ご先祖様も忙しい。

20150713a
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

今年は平日なので夕方の迎え火には立ち会えなかった。
仕事終了後に実家に向かうと、すでにオガラの燃えかすが残っているだけである。

20150713b
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

お盆に対して尊ぶようになったのは、以前書いたこともあるが気配を感じてからだ。
実際にはそのような非科学的なことを信じてはいない。
だが、その一件以来、ご先祖様を尊ぶ気持ちはお盆の風習と共に守り続けるべきであろうと考えるようになった。

20150713c
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

まあそんな堅苦しいことは別にして、やはりお盆は独特の雰囲気を持っている。
気にしていないと書いてはいるものの、やはり深夜に一人で仏間をのぞき込む度胸は持ち合わせてはいない。

心なしか仏間の空気が濃く感じるのは私だけであろうか。

2015年7月12日 (日)

二十三回忌

今日は父方祖父の二十三回忌なので檀家寺にて法事を行った。
私の名前は祖父から一文字頂いたこともあるため思い入れもひとしおである。

20150712a
Nikon Df+AF-S NIKKOR58mm/1.4G

いい具合に晴れたのであるが、ピーカン過ぎのせいか非常に疲れた。
先日は体調を崩していたこともあるかも知れないが、法事が終わった後に二度寝してしまった。
日焼けは体力を奪われる。

20150712b_2
Nikon Df+AF-S NIKKOR58mm/1.4G

色白の娘も膝から下が日焼けしていた。
病み上がりのため、体調の悪化が心配だったが大丈夫なようだ。
まだ顔に発疹の後が残っている。

次は4年後の二十七回忌だ。

2015年7月10日 (金)

パナソニックの新製品

正しい確率が8割以上(FT5)の噂だという。
7月中旬にパナソニックからマイクロの新レンズや何かが発表されるらしい。

パナソニックが7月15~16日に大物の新製品を発表?
デジカメinfo

やはり気になるのは新レンズだ。
いくら何でももう標準ズームはないだろう。
いや・・・・、でも・・・・・、やっぱりわからないなあ。

20150710a
Panasonic DMC-GH4+EF100mm/2.8L Macro IS USM

個人的には広角・標準・望遠のズームが揃っているので単焦点が来てくれると嬉しい。
願わくば、シフトぶれ補正の付いた虫望遠マクロがあれば・・・・。
まあ、無理だろうなあ。

このところ、DSLRやミラーレスもかなり所持レンズが揃ってきてしまったので、是非とも唯一無二で独創的なレンズを発表して貰いたいものである。

ああ・・・・、今日はもう眠いのでここまでにしたい。
明日も仕事なので早めに入眠しよう。

2015年7月 9日 (木)

MAKA

マカをご存じだろうか。
新聞下段の広告などで精力増強をうたっているサプリのことだ。

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今、我が家ではこの"マカ"が問題になっている。

最近の娘のマイブームは「肩車」だ。
私の目の前にやってきて後ろ向きに体を密着させる。
"肩車"をやってくれと言うサインなのだ。

ヒョイと担ぎ上げて小走りで移動すれば娘は大喜び。
エンドレスな体力勝負の遊びである。

20150709b
Panasonic DMC-GH4+Leica DG Nocticron42.5mm/1.2OIS.

問題なのは娘が肩車のことを「マカ」と言うことだ。

・た・ぐ・る・

なんか""と""が付く呼び名らしい。

発語しやすい"マカ"でいいだろう。

と覚えてしまったのかも知れない。

室内ではまだしも、屋外でマカーっ!と叫ばれて要求されるとちょっと辛い。
ただでさえ声が大きくよく通るので注目度が洒落にならない。

まあ、実際は他人もさほど気にしていないと思われるが、連続して大声で要求されるとやはり恥ずかしい。
嫁さんと娘のお出かけ時も色々大変らしい。静かな銀行内で大声で要求されたとか・・・・。

せめて「カマ」にして貰いたいが、ここは根気よくキチンと「マタグル・・」いやもとい、「カタグルマ」と教えていきたい。

2015年7月 8日 (水)

毎日雨

このところ連日の雨である。
ずっと降り続けるのではない。降ったり止んだりを繰り返す。
しかも大半が霧雨状の雨だ。

20150708a
Olympus OM-D(E-M1)+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8OIS.

この霧雨が実に厄介だ。
まとまって降るときは傘をさしての撮影中でも蚊の攻撃を喰らいにくいが、この霧雨は蚊の行動を抑制できる効果はないようだ。
傘で防御がしにくいところを大群でこれ幸いにと刺してくる。

そう言えば、本降りの中を飛び回っている蚊を見たことがある。
水滴に打ちつけられて落下するのではと思いきや、ひたすら優雅に飛び回っていた。
実際に蚊のサイズから考えると雨に直撃する確率は少ないのであろう。
それに飛んでいる状態で当たったとしても大したダメージは受けないのかも知れない。

あと1、2週間もすれば梅雨が明けるだろう。
今後は撮影時の蚊攻撃に対しての対策を考えておいた方がいいだろう。
何がいいかな。

2015年7月 7日 (火)

七夕 2015

どうやら今年もダメらしい。
梅雨時ということもあるが、東京の七夕で晴れた年はあるのだろうか。

20150707a
Canon EOS M3+Carl Zeiss MakroPlanar T*50mm/2.0ZE.

今年は七夕イベントでもやろうかと考えていたら、娘が手足口病に罹患してしまった。
熱発が激しく夕方以降グッタリ気味なのでイベントは中止となる。

まあ仕方がないですね。
庭先の短冊には家族の健康祈願を書いておいた。

次男坊のには"wii u"とだけ書いてある。
なんかクリスマスみたいだなあ。
七夕ってこんな感じだったかな。

2015年7月 6日 (月)

スライドフィルムのデジタル化

いくつか方法のあるスライドフィルムのデジタル化であるが、結局選んだやり方はビューワーで透過させたフィルム情報をDSLRで読み取るものだ。
なるべく安く済ますためにレンズは中古をチョイスした。
D3を購入した頃に一度使ったことのある60mmマクロのGタイプを再購入だ。

20150706

基本ポジのみの対応しかできないが、残った機材は潰しが効くのでまあ良しとしたい。
何より素早く手軽に大量デュープ出来るのがありがたいのだ。

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原理は実に簡単で、DSLR本体にNikon AF-S Micro NIKKOR60mm/2.8Gとアダプターを介したスライドフィルムを固定するスペーサーを取り付けた状態で透かしながら撮影すると、カメラ本体のセンサーにスライド写真が映し出されるというわけだ。

20150706c

明るいところに向けてシャッターを切ればいいのであるが、透かす光源の明るさなど均一な方が良さそうなのでビューワーを使おうと思う。
イーゼルにでも載せておくと便利かも知れない。

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ボディにDfとレンズにAiAF Micro-Nikkor60mm/2.8Dを使うのならばケーブルレリーズもありかも知れないが、せっかくはめ込んだシャッターボタンを外すのも面倒であるしGタイプのレンズなので気分的にもリモートコードでやりますか。

20150706z_2
Canon EOS 1V+EF28-70mm/2.8L USM

懐かしい。長男が二歳になりたての頃であろう。
確かカメラはEOS 1V、標準のLズームだったと思う。
フィルムはベルビア。
当時はフィルムの途中換装ができないために、風景用のベルビアを人物用にも平気で使用していた。

上の写真は撮って出し(トリミング済み)であるが、RAWを使えるためにいつもの慣れた現像ソフトで画像編集できるのが強みだ。
就寝前に一日10枚ほどをルーチンといこう。
目標、年内終了である。
やれるかな?暇なときに枚数を稼ぎたい。

2015年7月 5日 (日)

RRSのE-M1カメラプレート

以前、廉価なE-M1専用カメラプレートをamazonで購入した。

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小指のホールディングが良くなるのでつけっぱなしにして使用していた。
だが、最近気になる部分が出てきたのだ。

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両手でE-M1をホールドするとき、左手掌にプレートエッジの圧迫感を強く感じるのだ。
一度気になると妙に意識してしまって非常に困っている。

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そんな訳で純正(?)のRRS製カメラプレートを購入した。
$65。円安の今は非常に割高である。
実にタイミングが悪いが、円高の時にかなり買い込んだのでまあ良しとしておきたい。

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シンプルにボディプレートのみ。
立て撮影用のプレートは除外した。邪魔だし重くなるだけだ。

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パルムへの圧迫も減少したし(無くなったわけではない)、重さは60gと廉価プレートの54gに対してさほど変わりは無い。
僅かに下駄が増えたため、ホールディングはより改善している。
質感もRRSの方がよろしい。
何より光軸状に三脚穴が開いていることが素晴らしい。
これだけでもRRSして良かったと思っている。

でも、円安の状況と米国からの郵送費を合わせた場合、国内のamazonで購入できるサードパーティーのEM-1プレートも有りなのではないかと思う。
私は複数買ってしまったが、基本はどちらかで良いと思う。
ボディを複数持つ者でなければ、両者のプレートを両方持つ意味は当たり前であるが全くない。

2015年7月 4日 (土)

雨降り

今日は結構な本降りだったので傘はマリアフランチェスコを持ち出した。

雨が傘生地を叩く音がなんとなく品良く聞こえるのは気のせいであろう。
まあ、憂鬱な雨日の外出も、いい傘を持つと気分が少し晴れやかになる。

20150704a

今のところタッセルは緑の平紐にナツメ型の木房が付いたものを取り付けている。
何通りかの色を組み合わせてみたが、緑の他にブリックカラーも似合うようだ。
だが、種類が少なすぎる。

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市販品はどうしても女性用が多く、男性向けのものは種類が圧倒的に少ない。
特に色の種類が絶望的だ。
どうにもよろしくない。

20150704c

ならば自分で平紐と木房で作りますか。
伸びない綾竹を選んでいくつか購入してみた。

試行錯誤の連続になりそうだ。
さて、どんなタイプから作りましょうかね。

2015年7月 3日 (金)

書斎埋没

毎月の月末から月頭は忙しい。
なるべくなら余計な仕事を増やすことなく、決められたことだけを淡々とこなしたいところである。

が、緊急事態が発生した。
自宅二階の和室・寝室・各子供部屋の大掃除が始まるのだという。
まずはそれらの床清掃のために多量の荷物が廊下や私の書斎に運び込まれていた。
一気に掃除するためにどうしても同階に荷物を置くスペースが必要だったのだという。

20150703a
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM

掃除をして綺麗になったばかりの書斎がなんと言うことでしょう。
入り口から卓上PCまでの歩行スペースが高レベルでコンテナや段ボール、キャスターで埋没している。
娘がモノ珍しそうに中をのぞき込んでいた。

いや、もうこうなるとグウの根も出ない。
嫁さんからは明日にでも直ぐに元に戻すからとちょっとだけ我慢してと笑顔で言われた。
息子達は学校の宿泊行事で週末までいない。その間にやってしまおうという事だった。
私の徹底的なる書斎掃除の断捨離道に影響を受けたらしい。

いや、一人でやるのは大変だろうから土日に一緒に手伝いますよ。
その代わり、その日で方をつけましょう。頼みますよ。
狭い書斎だが、自分の空間はやっぱり欲しい。

2015年7月 2日 (木)

スライドフィルム

先月に大掃除をしたとき、いくつかの捨てられない古いものが出てきた。
その中の一つがスライドフィルムだ。

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スライドフィルムのケースだけで10箱以上ある。
デジタル化された今ではすべてHDDやSSDの一部を占めるファイルとしてしか認識されないだろうが、この時代のものはそうはいかない。
部屋の一部を長期間占有するデッドスペースになりかねない。

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スライドフィルムをデジタル化するのがいいだろう。
いくつかある方法を調べてみると、最も手軽なのがフィルムをデジタル化するサービスを受けることだ。
全部渡して後日取りに行くだけでよい。実に便利なサービスだがデジタル化されたデータは全てJPEGらしい。

他にも書斎にある未開封のNikon製Coolscan 5000EDを使う方法も考えた。
まだWindowsがXPの頃に購入して、早くスライドをデジタル化しないとと思ってそのままにしていたものだ。
だが、すでにこの製品シリーズはサービスも終了し、Windowsも8.1となった今の時点できちんと稼働するかどうかは分からないし、トラブったときの処置のしようも無い。
ズボラな性格が金品を無駄にした悪しき典型例である。

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出来ればJPEGでなく、TIFFなどの編集に適したそれなりのファイル容量でデュープできるものがいい。
素早く、連続して、大量に作業できるものはないか。
いくつかの方法を検討したい。

2015年7月 1日 (水)

GH4とマクロ(EF-MFT AF)

雨に濡れた被写体はマクロ撮影をしたくなる。
こんな時こそお気に入りの色を出してくれるGH4を持ち出してみたい。

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Olympus OM-D(E-M1)+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8OIS.

ボディ内に5軸補正を持ったE-M1ならば接写も問題ない。
マクロ接写時のシフトぶれに対応するため、手ぶれの少ない撮影が可能なのだ。

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だが、パナソニックのGH4ボディには手ぶれ補正が搭載されていない。
レンズ内の補正能に頼るしかないのだ。
マイクロフォーサーズのマクロレンズには通常の手ぶれ補正は搭載されているタイプはあるものの、接写時に効果を出すシフトぶれに対応する補正機構はまだ存在しない。
近接撮影を行うと手ぶれ効果は著しく低下する。

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現時点でレンズ内補正でシフトぶれに対応する手ぶれ機構を有するレンズはキヤノンのEF100mm/2.8L Macro IS USMしかないのだ。
このレンズは近接撮影に強力で、これがあるからこそキヤノンマウントを選んでいると言っても過言ではない。

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ではGH4とEF100mm/2.8L Macro ISを組み合わせれば良いのであるが、残念ながらマウントが異なるためにそれは物理的に不可能である。
各々の口径を合わせたマウントアダプターを使えばボディとレンズを繋ぐことは出来るが、AF・絞り・ISなどに関しては電気的な接点がないため作動させたり変更することが無理なのだ。
ところが、それを可能にするアイテムが最近発売になった。

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焦点工房が販売するEF-MFT AF。
キヤノンのEFレンズとマイクロフォーサーズのボディをAFや絞り及びISの効果を効かせた状態で組み合わせることが可能なマウントアダプターだ。

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なればコレを組み合わせて撮影すれば、お気に入りのGH4でシフトぶれ対応のレンズで近接撮影が可能となる。
お気に入り同士の組み合わせで双方の長所を引っ張り出せるアイテムなのだ。

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Panasonic DMC-GH4+EF100mm/2.8L Macro IS USM

まあ、欠点というか宿命なのがEF100mmマクロは換算200mmマクロになってしまうということか。
結構な望遠マクロとなる。
ただ最大撮影倍率も2倍になるので、それなりの付加価値は高い。

20150701c
Panasonic DMC-GH4+EF100mm/2.8L Macro IS USM

気になる欠点はAFの食い付きが若干悪いと言うことだ。
EOS 5DやGH4の感覚でフォーカスすると、「うん?」と感じる。

ただ、細かい微調整はEFレンズならではのフルタイムマニュアルフォーカスが可能なので、ストレスのないピーキング機能が出来る。

EF-MFT AFはそれなりに実用性はあるとは言え、まだまだ若干未完な感じが残っている。
絞り込むとたまに露出が変化したりするそれである。
レンズ毎に相性があるようだ。
今後のファームアップに期待したい。
或いはEF-MFT AF"2"かな?

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