まあ、子供がいると基本的には自分の思ったとおりの旅行はできないわけで、その場の流れによる子供の意見に振り回されることが少なくない。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED7-14mm/2.8PRO
幼児から高校生までが全て満足させられるイベントは少ないので、とりあえず数をこなす必要がある。
子供の活動性に対処できるカメラとなると重いDSLRは自ずと却下となった。
当初はマイクロフォーサーズのGH4を考えていたが、ゆっくりフレーミングを考えて撮影するようなシチュエーションはまずないと思うので、手ぶれ補正のあるE-M1をチョイスした。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED40-150mm/2.8PRO
とりあえずは無難なプールであろう。
物心がつき始めた娘は大きなプールに興奮気味だ。
浮き輪を歩行練習機のように使って子供用プールを縦横無尽に歩き回っている。
Nikon AW1+1NIKKOR AW11-27.5/3.5-5.6
娘には嫁さんが付いてくれたが、小学生・高校生の兄弟には父が付くまでもないだろう。
防水カメラのAW1を渡して適当に撮っていなさいと伝えておいたが、子供ならではの写真のオンパレードだ。ある意味スゴイ。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED7-14mm/2.8PRO
続いて天体観測となる。
夏休みの課題である夏の大三角形を次男坊に教えた後、E-M1と7-14mm/2.8PROで確認用に撮影しておいたら、間違えて焦点域14mm(換算28mm)でやってしまった。
恐る恐る確認すると、上端ギリギリで大三角形が入っていたのでほっと一安心だ。
やはりやっつけ仕事で芝の上に適当に置いた星景写真はヤバい。
以後、精進したい。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO
翌日は恒例の登山であるが、2歳にも満たない娘でも可能な場所となると、もう殆ど丘と呼ぶようなところになる。
標高わずか60m、ベビーカーでも登れるのがよろしい。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO
猛烈な暑さのため、ベビーカーは各自のザック置き場となり、私が押しながらみんなの後ろを付いていく。
カメラも吊せるので非常に楽であった。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO
そばに水族館があれば当然赴くことになる。
きれいで人気のある魚はお盆休みでギュウギュウなために、ヒトの少ない地味な魚を鑑賞する。
お、ネンブツダイじゃないですか。これ、伊豆釣りの外道によく釣れるんだよね。
息子達はチラ見してからスルーしていった。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED40-150mm/2.8PRO
あとはお決まりのイルカショーであるが、娘はイルカを見ないで天井ばかり見ているために熱中症予防も兼ねて早々に退散することにした。
土産物屋で何故か見てきたものとは関係のないペンギンのリアルフィギュアが欲しいとねだられる。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO
夜は当然花火である。
さすがに娘は持たせられないので、見るだけに徹して頂く。
最近、花火の火種は固形燃料にアルミ台が最強ではないかと感じている。
燃料の表面にススが付くと火力が落ちると思われるので、ちょっと着火にコツが必要であるが。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED7-14mm/2.8PRO
最終日は少し近場の散策に子供達に付き合ってもらった。
本当のところは、娘がトトロに会いたいというので神社に散策に出かけただけなのだが。
因みに娘はここをアニメ同様に肩車(マカ)で登れと指図したが、一応断った。
落ちたらマジでやばい。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED7-14mm/2.8PRO
トトロいないねえと不満を訴える娘であるが、「いつでも会えるとは限らないんだよ」と定型文で返しながらご神木の根っこを指さしておいた。
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO
今回の旅のカメラシステムはコンパクトにしたつもりであるが、やはり少し重く感じる。
まあマイクロとはいえ大三元の広角・標準・望遠ズームを持ち出したので仕方ないだろう。
だが、子供を連れても可能な重さだ。
実際にベビーカーでの丘登りでも、水族館で子供を追いかけることでも、近場の散策でも苦痛ではない。
旅はこのシステムで決まりのようだ。
大口径標準ズームに簡易マクロが付いているのが大きい。
余裕があればプラス"ノクチクロン"かな。
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