中秋の名月 2015
今日は中秋の名月である。
まあ月見にちょうど良いシーズンの十五夜ということらしいのだが、詳しいことは私もよく分からない。
何故か毎年、仏滅だという。
と言うわけで、早速例のポタ赤を持ち出して月撮影に臨んだ。
今日は雲が多く、月も若干フォギーな感じだ。
Olympus OM-D(E-M1)+EF400mm/5.6L USM
だが、この超コンパクト・ポタ赤ことナノトラッカーであるが、なんと月追尾モードが付いているのだ。
絶えず移動する月を画面中央に固定出来るポタ赤の機能は大きい。
フォギーな月をコンポジットしてハッキリクッキリしやすくなる。
本来は広角レンズ用の軽量システムで作成中であったが、今日は月撮影なので重量級とはなるもののキヤノンのEF400mm/5.6LをマスターレンズにEF-MFT AFアダプターを介して、マイクロ高画素番長のGX8を装着した。
が、本番でレリーズ(他社製)が働かないことが発覚し、急遽安定のE-M1に切り替えることで難を逃れた。
だが、E-M1のレリーズ(純正)でもシャッタータイミングの不安定さが発覚し、恐らくはEF-MFT AFが原因と思われるが、重要なところで意外な駄目さを露呈した。
こんなところで仏滅が影響しているのか。
本当に大丈夫か?EF MFT AF。
Olympus OM-D(E-M1)+EF400mm/5.6L USM
写真は中秋の名月を4枚コンポジットしたもの。
若干トリミングして画面中央部に月を持ってきた。
さすがにナノトラに換算800mmの超望遠レンズでは僅かな振動をやや長く拾いやすい。
恐らくはアルミ製アングルプレートの屈曲部が、この目立つ振動に悪さを起こしていると考えられる。
太陽や月撮影の時は再考する必要がありそうだ。
そんなこんなでもナノトラの性能には結構満足している。
30分間、追尾モードで月を画面に維持できていた。
上の写真はノートリミングの撮って出し。
30分で多少上方へ移動したが、まあこんなモノだろう。
撮影場所では北極星が見えないため、今回は山コンパスで極軸合わせを行っている。
しかも、撮影途中に蚊の猛攻から逃げるため三脚の足を思い切り蹴飛ばしてしまった。
そんな仏滅でもあり、ビハインドな状況で有りながらこれだけ月をホールディング出来たのであるから良しとしたい。
まあ、蹴飛ばして極軸が合った可能性も否定は出来ないが。
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コメント
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昨晩、私も中秋の満月を撮影していて、きっとトライ~しているだろうな~と楽しみにしていました。
追跡はさすが~機能していますね。実は同じマンションに高校の先生がいて趣味で天体撮影をされている人、誘われて見学に行ったことがありました。やはり追尾をしている装置があったのを思い出します。
月のアップ写真、すごく綺麗ですね~~ キャノンの天体カメラ用を使ったばかり~思いました。
投稿: SAKURA | 2015年9月28日 (月) 09時53分
追尾をする赤道儀があるないで、後処理するときの手間が省けますのでどうしても使ってしまいますね。
コンポジットするともう一枚だけの月写真には戻れなくなってしまいます。
(^ ^)
投稿: ちぇりた | 2015年9月28日 (月) 23時43分