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2015年9月

2015年9月30日 (水)

ヨルガオ

先日、スーパームーンを撮影していたら、足下に手のひらもある巨大な一輪の花が咲いていた。

20150930c
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

ヨルガオだという。
明るいうちに見たときは、朝顔みたいな葉を持つ植物だなと思っていたが、その時はヨルガオだとは知らなかった。

20150930b
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

暗い夜更けに大きく異様な白さで咲く花は、否応なしにそこに目を引かせる。
3輪咲いたヨルガオは、そこだけ妙な雰囲気を持っているようだ。
だが、この花も朝には全て萎んでしまう。

20150930a
Canon EOS 5D MarkIII+EF Macro100mm/2.8L IS USM

夜の花は艶やかだ。
独特の雰囲気を持っている。

そういえば月下美人はどうなったのだろう。
今年はまだ見ていない。
あれは父が管理していたが、最近は腰を痛めてからはあまり世話をしていないようだ。

たまに実家に寄った時に月下美人の面倒を見ておこう。

2015年9月29日 (火)

SP 45mm f1.8 VCの入荷連絡

本日、いつものカメラ屋さんから連絡が来た。
実は何気にこのレンズを楽しみに待っていたのだ。

20150929aPVより

ところが今回の発売は火曜日だ。
今までのレンズ発売は印象からすると水・木・金曜日に集中していた様な気がするが、個人的には初めてではないかと思う。

20150929bPVより

何故にこの記事を取り上げたかというと、仕事が休みの木曜日まで購入できないからなのだ。
密かに待っていたのに二日間お預け状態となる。
このフラストレーションをどうしよう。

20150929cPVより

まあ、それでもひたすら木曜日を待つしかないんですけどね。
当日はDfを持って行って、購入直後から写しまくろう。

2015年9月28日 (月)

十六夜のスーパームーン

今日の月は今年最大級のサイズになるスーパームーンだ。
面積的に15%ほど、直径的に7%ほど大きくなるという。

20150928f

先日は中秋の名月で、今日はスーパームーンと二日連続して月写真になって申し訳ない。
同じ機種ではつまらないので、先日のリベンジも兼ねて今日はGX8で撮影を行った。
先日の失敗から今回はサードパーティーのものでなく、純正のレリーズケーブルを自宅から持ってきた。試写では問題ない。

ところが実写時に再びレリーズが反応しなくなった。
理由はEF-MFT AFアダプターの接触不良だったのであるが、意外と先日の原因もそんなモノだったのかも知れない。

20150928g

また、レリーズコネクターを付けている時にはバリアングル液晶が思った方向に回せないことがある。
端子部が邪魔して回せないのだ。
後継機はこの辺りを改善してくれるとありがたい。

20150928d
Panasonic DMC-GX8+EF400mm/5.6L USM

そんな軽いトラブルに見舞われながらも、デカいスーパームーンをマイクロフォーサーズの画素番長であるGX8で撮影した。
今回は6枚のコンポジット。
さすがに解像感溢れている。

20150928c_2
Panasonic DMC-GX8+EF400mm/5.6L USM

トリミングしてみた。
まだまだ余裕だ。
さすが2000万画素オーバーである。

なかなかGX8は扱いやすいのであるが、液晶パネルの展開が欠点だった。
また、今回はナノトラッカーに偏角補正をかけたところ、約20分の月撮影に於いて液晶上の月の位置は殆ど変わらなかった。

ナノトラとアングルプレートの組み合わせは使える。
重量級の超望遠をくっつけると振動が目立つが。

2015年9月27日 (日)

中秋の名月 2015

今日は中秋の名月である。
まあ月見にちょうど良いシーズンの十五夜ということらしいのだが、詳しいことは私もよく分からない。
何故か毎年、仏滅だという。

20150927d

と言うわけで、早速例のポタ赤を持ち出して月撮影に臨んだ。
今日は雲が多く、月も若干フォギーな感じだ。

20150927i_2
Olympus OM-D(E-M1)+EF400mm/5.6L USM

だが、この超コンパクト・ポタ赤ことナノトラッカーであるが、なんと月追尾モードが付いているのだ。
絶えず移動する月を画面中央に固定出来るポタ赤の機能は大きい。
フォギーな月をコンポジットしてハッキリクッキリしやすくなる。

20150927f

本来は広角レンズ用の軽量システムで作成中であったが、今日は月撮影なので重量級とはなるもののキヤノンのEF400mm/5.6LをマスターレンズにEF-MFT AFアダプターを介して、マイクロ高画素番長のGX8を装着した。

20150927g

が、本番でレリーズ(他社製)が働かないことが発覚し、急遽安定のE-M1に切り替えることで難を逃れた。
だが、E-M1のレリーズ(純正)でもシャッタータイミングの不安定さが発覚し、恐らくはEF-MFT AFが原因と思われるが、重要なところで意外な駄目さを露呈した。
こんなところで仏滅が影響しているのか。
本当に大丈夫か?EF MFT AF。

20150927h1
Olympus OM-D(E-M1)+EF400mm/5.6L USM

写真は中秋の名月を4枚コンポジットしたもの。
若干トリミングして画面中央部に月を持ってきた。

さすがにナノトラに換算800mmの超望遠レンズでは僅かな振動をやや長く拾いやすい。
恐らくはアルミ製アングルプレートの屈曲部が、この目立つ振動に悪さを起こしていると考えられる。
太陽や月撮影の時は再考する必要がありそうだ。

20150927e1

そんなこんなでもナノトラの性能には結構満足している。
30分間、追尾モードで月を画面に維持できていた。

上の写真はノートリミングの撮って出し。
30分で多少上方へ移動したが、まあこんなモノだろう。
撮影場所では北極星が見えないため、今回は山コンパスで極軸合わせを行っている。
しかも、撮影途中に蚊の猛攻から逃げるため三脚の足を思い切り蹴飛ばしてしまった。

そんな仏滅でもあり、ビハインドな状況で有りながらこれだけ月をホールディング出来たのであるから良しとしたい。
まあ、蹴飛ばして極軸が合った可能性も否定は出来ないが。

2015年9月26日 (土)

関節痛

最近、右手の親指が痛む。
第一関節を両脇から圧迫すると痛みが増強する。

20150926a
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

仕事柄、ボールペンを使う時間が多い。
だいたい週一で替え芯を使い切る程度だ。
どうやらこのペンの連続使用が良くないようだと最近気づいた。

この痛みは8月半ばの夏休みの頃から現れた。
いつかは治るだろうと思っていたが、先日気づいたら右親指が一回り大きく腫れていた。

あー、ヤバそうだ。数日中に整形外科へ行こう。
これも年齢かな?

2015年9月25日 (金)

ポタ赤を再考する5(レベラー編)

さて、ポタ赤シリーズもかなり終盤に入ってきた。
今回はポタ赤であるナノトラッカーを固定する部分について書いていきたい。

20150925a

要は雲台に相当する部分だ。
だが、今回はアングルプレートを購入したので雲台はすでに必要ない。
揃えるモノは以下の3点だ。
これらを可能な限り軽量にまとめたい。

1.水平面に回転可能なパンニング台
2.アルカスイス規格のプレートを挟み込むクランプ
3.水平を出すことが出来るレベラー

ここで1.2.がまとめられているクランプがあったのでそれを使うことにした。

20150925b

SUNWAYFOTOのDDH-02だ。
TOAST-Proのアクセサリ品として購入したモノだが、なかなか軽量で使いやすい。
全高は僅か17mm、これでクランプとパンニングが付いているので便利である。

20150925c

次に3.のレベラーであるが、これが軽量のモノとなるとなかなか見つからない。
この夏に新発売になったSLIKのレベリングユニット2が200gと検索したところでは最軽量のようだ。
新規で購入した。

20150925d

と言うわけで、1~3.まで共に合わせて265g。
水平を出した後でもパン可能なクランプ付きレベラーとしても軽いのではないだろうか。

20150925e

重ねた全高は50mmほど。
比較的コンパクトにまとまったと思う。

20150925f

使い方はまずレベラーで水平を出す。
この場合、レベリングユニット2とクランプ付きパン台のどちらの水準器を参考にするかということであるが、デジタル角度計で測ったところパン台の方が水平が正確だった。

因みに中央部のネジがナメてしまっているのは、どうしても外れなくなったからだ。(笑)
現在進行形でまだ外れていない。
しばらくはこのままで使う予定であるが、いつかはラスペネのご厄介になる予定である。

20150925g

次にナノトラが取り付けられたアングルプレートを今の外れなくなっているパン付きレベラークランプ(勝手に命名)に設置し、コンパスの磁針が北を向くようにパンさせればいい訳である。

20150925h

その時に"偏角補正"といって、真北と磁針の指す北は僅かにずれているため磁針の針を補正する必要がある。
ここ東京では西方に7度ほど。

20150925i

山コンパスで精度を確認したところ問題ない感じだ。
ただ、ポーラガイダーのコンパスはオイルフロートで、しかも印字してある円盤プレートそのものを動かすため磁北に向くまでの時間が非常にかかる。
山コンパスと組み合わせながら使うといいかもしれない。

20150925j

カメラ用の雲台を取り付けて、これで一応できあがりである。
ナノトラにはマイクロフォーサーズのボディを付ける予定なので、コンパクトな自由雲台で大丈夫だろう。

20150925k

さて、今度はカメラを目的の星に向けやすくするアクセサリをチョイスする。
ところが、再びここで問題が生じた。
次回はこの問題に取り組みたい。

終盤とはいえ、どこまで続くか分からないシリーズ。
それがポタ赤。

以下次号。



ポタ赤を再考する1(導入編)
ポタ赤を再考する2(極軸アクセサリ編)
ポタ赤を再考する3(アングルプレート編)
ポタ赤を再考する4(ポーラメーター設置編)
ポタ赤を再考する5(レベラー編)
番外編:中秋の名月 2015
番外編:十六夜のスーパームーン
ポタ赤を再考する6(ドットサイト編)
ポタ赤を再考する7(ポーラメーター改造編)
番外編:ネジトラブル(前編)
番外編:ネジトラブル(後編)
ポタ赤を再考する8(三脚チョイス編)
ポタ赤を再考する9(角度計・前編)
ポタ赤を再考する10(角度計・後編)
ポタ赤を再考する11(GX8とEE-1の相性)
ポタ赤を再考する12(ゼロ・イン編)

2015年9月24日 (木)

Leica DG 100-400mm/4-6.3OIS.のお値段

デジカメinfoさんで気になる噂が掲載されていた。

パナソニック100-400mm F4-6.3の新しい画像と発売時期などに関する噂
デジカメinfo

発売時期は来春、お値段は1200ドル前後になるという・・・・。

20150924aデジカメinfoさんより

すでにモックが出来上がっていることから来春発売はインパクトの少ない噂と思うのだが、確信したと言われているお値段に驚かされた。

1200ドル、本日の日本円での為替レートならば15万円弱程度になる。
パナライカとはいえ、一応ライカ銘柄が付いているので20万は下らないと思っていたからだ。

発売後、時間が経てば20万切るくらいと考えていたのでコレは嬉しい誤算である。
でも、噂なので鵜呑みにしすぎると現実が異なっていた場合は落胆の度合いが大きくなるので、噂は噂としてチラ見程度の参考にしておくつもりだ。
デモキニナル。

来年の春かあ。
桜に間に合うといいなあ。

そういえばオリンパスの300mm/F4はどうなるのだろう。
こちらはレンズ内に手ぶれ補正機能を入れる云々のがあったので、こちらもそれなりに楽しみにしている。
先に発売できた方が有利だろうなあ。

2015年9月23日 (水)

ポタ赤を再考する4(ポーラメーター設置編)

前回購入したナノトラッカーの続きである。

20150923a

素早い極軸合わせにアングルプレートを使用することに決めたのであるが、方位磁針と傾斜計が付いているビクセンのポーラメーターが取り付けられると実に便利なので、コレが設置できる方向で話を進める。

20150923b

前回も少しかじったが、要はシューアダプターをナノトラ本体に直接取り付けるか、アングルプレートに外付けするかということだ。

20150923c

まず最初の第一案
本体に直接付ける場合は、その精度が問題になりそうだ。
ナノトラ本体の外装は僅かな傾斜が付いており、円盤軸に対して決して平行ではないということだ。

20150923d

それともう一つ。
ポーラガイダーはアクセサリシューに差し込む"足"しか付いておらず、ストロボに見られる上から圧迫固定するリングがない。

20150923e

つまり「ガタ」があるわけで、アクセサリシューに差し込んだ場合に「遊び」が若干感じられる。固定出来ないために生じるのだ。
アクセサリーシューのボトムに対して、ポーラガイダーの足は決して密着しているわけではない。

20150923f

仮に足が密着している場合でポーラガイダーが調整されているならば、ナノトラ外装の傾きとアクセサリシューの隙間から発生するポーラガイダーの傾きは相殺されるので意外と誤差は小さくなりそうである。仮定だが。

20150923g

お次の第二案
外付けする場合は構造上、直角に曲がったL型プレートが必要となる。
以外とこれが見つからない。
家具を固定するプレートなどもあるが、結構大きく、且つ直角の精度が微妙なので見送った。

20150923h

そんな中、見つけたのがベルボンのアングルアダプター4だ。
1/4インチねじが取り付けられているため汎用性は高い。

20150923i

水平を出しやすくさせる回転可能なノブも付いている。
だが、やはりサイズが問題だ。
この本体だけで90g。さらにアングルプレートに取り付けるには1/4インチオスオスねじアダプタを装着しなくてはならないので、これだけでトータルするとプレート重量を超える126gと大幅に超過してしまうため現実的でない。

もっと小型でシンプルなL型プレートはないものか。

20150923j

ならば作ってしまいましょう。
サイズは幅が20mm、長辺が30mm、短辺が25mm、板厚が5mmのブラックアルマイト処理したA6063アルミ製 L型ブラケットを注文した。

20150923k

重量は僅か13g。
直角度の交差等級はK(精・中・粗では中)、アングルプレートとアクセサリーシューを付けるためのボルト通し穴を開けてもらった。

20150923l

ベルボンのように回転させることが出来ると垂直出しに便利なので、スプリングワッシャをかませた回しやすいノブねじを取り付ける。
左のM6ネジ穴に装着すれば、右の極軸穴の導線も確保できる。

20150923m

また、アクセサリシューは、先ほどの「遊び」の件があると気分的に嫌なので、クランプ式のアクセサリシューに変えた。
コレならばガイドの「足」部分に遊びが出来ない。ガイド底面が全体に密着できる。

20150923n

と言うわけでガイド部分も完成である。
シューのつまみも回しやすい同型のノブねじに変えた。
強度抜群、ぶつけたところで剥がれるような代物ではない。

さて直付けと外付けどちらが良いかということになるが、強度的な安心感から外付けでいこうと思う。
この精度の高いアクセサリシューは別物にも使えそうだからだ。

20150923o

因みに重量は43g。
ブラケット以外の重さは30g。
ネジとかに拘らなければもっと軽く出来そうだ。

20150923p

まあ、自宅のように緯度が35度であればポーラガイダーすら使わずに、スントやシルバといった山コンパスでもいけるかな。
これならもっと軽量になる。
精度はどうであろう。今度開けたところで試してみたい。

次回はいよいよ終盤。
土台となるべく、水平をより簡単に出すための「軽量な機材」についてを予定。

以下次号。



ポタ赤を再考する1(導入編)
ポタ赤を再考する2(極軸アクセサリ編)
ポタ赤を再考する3(アングルプレート編)
ポタ赤を再考する4(ポーラメーター設置編)
ポタ赤を再考する5(レベラー編)
番外編:中秋の名月 2015
番外編:十六夜のスーパームーン
ポタ赤を再考する6(ドットサイト編)
ポタ赤を再考する7(ポーラメーター改造編)
番外編:ネジトラブル(前編)
番外編:ネジトラブル(後編)
ポタ赤を再考する8(三脚チョイス編)
ポタ赤を再考する9(角度計・前編)
ポタ赤を再考する10(角度計・後編)
ポタ赤を再考する11(GX8とEE-1の相性)
ポタ赤を再考する12(ゼロ・イン編)

2015年9月22日 (火)

秋のお彼岸 2015

今日はお墓参りに行ってきた。

20150922a
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

実はこの直後に娘が火の付いているお線香を握ってやけどするのだ。

「アタチにもその煙の出る面白そうなものを持たせなさいよ」的な不明言語で騒いでいたのであるが、我々がよそ見をしている間にパッと握ってしまった。

アチチ・・・・と呟いた事で気づいたのであるが、バケツの水がすぐ横にあったので大した状況にはならなかった。
水疱すら出来ない紅斑のみの一度熱傷だ。よかった。

ご先祖様のお陰かも知れない?

20150922b
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

例によってまたまた35mm/1.4L IIを持ち出したのであるが、すっかりこのレンズの虜である。
重いのに持ち出してしまう。
まあしばらくはこればかりだろうなあ。

2015年9月21日 (月)

New 35mm F1.4L II と ネコ撮りヒト撮り

まだ使い始めたばかりなので、"実写と感想"はもう少し後になると思う。
だが、持ち出すたびにただ者ではないと感じるようになった。

20150921d
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

やはり28cmまで寄れるというレンズは使いやすい。
今度出るタムロンのSP単焦点もそうだが、開発部で寄れる標準単焦点に苦労したというコメントを残している。

20150921a
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

加えてボケがいい。
Nikonの手放せないレンズにNIKKOR58mm/F1.4Gというボケ重視のレンズがあるが、これを彷彿させる印象を持つ。
コンパクトなNikon Dfと軽い58mmとの組合せは娘撮りなどの強力なシステムだ。
ただ焦点域が異なるので単純な比較は出来ないが、人物やネコを捕るときでも一歩下がった撮影が必要なのだが、この35mmにはそれがない。

20150921b_2
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

このレンズもNikon同様にボケを重視した設計がなされているのであろうか。
それなりには考慮されているであろうが、58mmのようにボケに特化した作りではないだろう。
バランスを重視し、様々な設定を軽くクリアするよう作られたと思われる。
35mmという焦点域からも離れずに撮影できるというのがありがたい。
パースが58mmよりつきやすい注意は必要だが。

20150921c
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

しかしキヤノンのレンズ技術には驚かされた。
惜しむらくはそのレンズのサイズと重量だ。
デイパックの専用気室に詰め込むと5D3とレンズでパツンパツンになる。

個人的にはNikonのシステムを崩しても軽量なEOS 6Dが欲しくなってきた。
このレンズにはそう思わせるだけの破壊力がある。
軽量でボケは抜群だが、寄りにくいNikon58mmの優位性を揺るがすものを持っている。

2015年9月20日 (日)

EF 35mm F1.4L II USM(テスト撮影)

このレンズは洒落になっていない(いい意味で)のではないかと思わせる新型35mm/F1.4であるが、早々に早速テスト撮影を行ってみたいと思う。

20150920a

このところ気温もぐっと落ち着き始め、装いもそろそろ夏から秋へと切り替わることを考える日が増えている。
ところが蚊どもはなるべくたくさんの子孫を残すべく、栄養価の高い人様の血液をチューチュー吸いまくって立派な卵でも大量に産んでやろうなどと考えている可能性が高いので、最近の撮影は非常に危険なのだ。

20150920b

そんなビハインドの条件でありながらテスト撮影を行った。
電撃ラケットは必須である。
カメラにはぶつけないように細心の注意が必要であるが。

被写体はいつものポン様。
被写体までの距離は2m。
ボディはEOS 5D MarkIII、ISOは100に固定、ホワイトバランスはオート、例のレンズを取り付けAモードで各絞り値にて撮影を行った。

【テスト撮影】

写真は撮って出しとトリミング。

・開放(F1.4)
20150920c1_2

まずは全体像であるが、開放からシャープな写りをするレンズであることが分かる。
シェーディングは結構ハッキリしている。
ボケはかなりキレイだ。

20150920g1

トリミング画像を見てみる。まずは中央部から。
犬のすう壁や咥えた看板の木目などしっかりと解像している。
開放から十分使える画質だ。
また隅角部に於いてはやや二線ボケ傾向が見られるが、収差は目立たずBRレンズの効果が十分に出ていることが分かる。
隅角までよく解像している。

20150920h

因みに過去画像の旧35mm開放での隅角部トリミングだ。
トリミング箇所も撮影条件も異なるが、収差に関しては明らかな差が新旧で出ていると捉えていいと思う。

・F2.8
20150920c2

2段絞った全体像だ。
シェーディングはかなり消失している。
解像感もぐっとアップした。
抜けの良さが際立っており、今までの35mmとは一線を画するレンズであることが分かる。

20150920g2

まずは中央部トリミングから。
解像感が開放値のときよりも改善している。
すう壁、木目の細かさがより解像されている。
隅角部ではシェーディングが改善した分、非常に見やすくなった。
二線ボケ傾向は若干残るが、収差は開放同様まるで気にならない。

・F5.6
20150920c3

全体像は非常に解像された感がある。
シェーディングもほぼ消失している。
まあ、ピーク辺りの画像であろう。

20150920g3

中央部トリミングから。
ほぼ解像感はMAX辺りとみていいだろう。
隅角部もより解像されている。

・F11
20150920c4

全体像であるが、本当によく写るレンズだ。
ここではF5.6との差はさほど気にならないが・・・・。

20150920g4

中央部トリミングで見ると、解像のピークは越えた事が分かる。
木目文様や犬のすう壁など、若干の解像度の低下が見られる。
隅角部は隅々まで解像されている。

【最短距離撮影】

最短撮影距離の28cmで犬の右目にピントを合わせて各絞り値にて撮影を行った。
もう一枚は点光源のトリミング。

・開放(F1.4)
20150920f1 20150920f3

開放で近接撮影を行ってもさほどコントラストの低下は気にならない。
ボケは自然でキレイだ。
点光源にもアスフェリカルな同心円文様は見られず、精度の高い非球面が使われていることが分かる。

・F8
20150920f2 20150920f4

F8まで絞り込んで撮影してみる。
ボケ量も少なくなるがお品がいい。
点光源も僅かに角か出てくるが、気にならないレベルだ。

【サムネイル】

ここで各画像をまとめてサムネイルにしておく。
クリックで拡大となる。

・全体像
20150920i

・中央部トリミング
20150920j

・隅角部トリミング
20150920k

【まとめ】

購入以来、何枚か試写してみたのであるが、これはいいレンズだと直ぐに分かった。
私如きが分かるので、それなりの人が使えば相当な写真が撮れるのではないだろうか。
今までの35mmに比べると、解放の解像感、抜けが別格、ボケは別物だ。

これまで見てきたレンズ全てに言えるわけではないが、解像感が高いレンズではボケが固く感じる傾向があった。

だが、このレンズではそれが当てはまらない。
今までの個人的な概念を打ち消すレンズなのだ。

20150920l
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

開放から十分に使えるが、恐らくは解像のピークはF4辺りにあると思う。
F5.6との差は殆ど無いので、この辺りを使えばこのレンズの解像値ピークを引き出せるであろう。
だが、せっかくのハイスピードレンズなので、このキレイなボケを生かした撮影法も捨てがたい。

開放で良し、絞って良しの超ハイアベレージ万能レンズ。
そのレベルはいずれも極上で、さすがにでかいだけはある。
さらにそれなりに寄れるので高い・でかい以外の欠点が見つけにくい。

今後、より高画素化が進むと、光学技術のブレイクスルーがない限りこの bigger and heavier に更なる拍車がかかるであろうから、もうほどほどでお願いしたい気がする。

EF 35mm/F1.4L II USM

スペック
テスト撮影
実写と感想

2015年9月19日 (土)

EF 35mm F1.4L II USM(スペック)

初めて購入したL単が35mm/F1.4Lだったのはいつの日の思い出か。
以来、幾度となく手放しては何度も再購入した思い入れのある単焦点レンズだ。

20150919a

時代はフィルムからデジタルに変わって、そのお気に入りのレンズも最新の光学技術と新光学素子、研磨精度のアップにより新しく生まれ変わった。
是非とも手にしてみたいと思わせた拘りの一本である。

20150919b

重量はI型の580gからいきなり200g近い増量の760gへアップ、サイズも79x88mmから80.4x105.5mmと全長が2cm近く伸びた。

手に持つとズシリとくるが、ボディに装着すると違和感は感じない。
鏡胴が大きくならなかったのも理由の一つだろう。

20150919c

レンズ構成は11群14枚。
非球面レンズを2枚にUDレンズを1枚。
そして噂のBR光学素子を一つレンズ構成に組み込んでいる。

20150919d

BR光学素子は色収差を高レベルで抑制できる特徴を持っているという。
上記のレンズ構成群から枚数を確認するとBR素子はレンズではないようだ。
2枚のレンズでBR光学素子を挟み込み、コレを一体としてBRレンズと呼ぶようだ。

いずれにしても新しもの好きなちぇり小屋主は、このNewレンズを是非とも手にしてみたい衝動に駆られたわけである。
写真技術はまるでないが。

20150919e

フィルター径は旧レンズと同じ72mm、絞り羽根枚数は1枚増えて9枚。
過去の保護フィルターがそのまま使えて嬉しい。

20150919f

最短撮影距離は2cm短くなって28cm。
最大撮影倍率も若干上がって0.21倍。

20150919g

フードは最近のEFシリーズらしいロック機構の付いた花形フード。
もちろん逆向きにも装着可能である。

果たしてこのちょっとお高いレンズのポテンシャルは如何ほどのモノか。
次回は、テスト撮影にてその片鱗に触れてみようと思う。
何枚かの試し撮りでも、かなりの性能が期待できそうである。

EF 35mm/F1.4L II USM

スペック
テスト撮影
実写と感想

2015年9月18日 (金)

EF 35mm F1.4L II USM がやってきた

今日は先週同様に雨日であったが、いつものカメラ屋さんに35mm以外にもいくつかのブツを引き取ってきた。

20150918c_2

キヤノンの外箱も変わったようだ。
EF-Mの外箱はこのカラーだったが、EFレンズもこのシリーズでいくのか。
あれ?そういえば16-35mm/4LISもコレだったかな?

20150918d

結構ズシリとくる重量だ。
鏡胴が若干細いので、持った感じとしてはヘビー級とは感じにくい。
ちょっと5D3にくっつけて撮影してみましょうかね。

20150918a
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

あ、いいじゃないですか。
非球面の精度か高いので点光源にも同心円文様は見られない。
収差フリーなので非常にスッキリ感がある。
下に収差が出やすい金属を一緒に撮影した。

20150918b
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

お金かけてるレンズですねえ。コレは。
BRはヤバい。
厳密に言うと収差は完全にゼロではないが、無視していいレベルだと思う。
他社も開発中だとは思うが、フルフレーム対応のレンズで収差フリーを揃えた場合は強力な売りになることは間違いないだろう。

2015年9月17日 (木)

彼岸花 2015

9月も半ばを超えると毎年恒例の彼岸花撮影である。

20150917b
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4-5.6L IS USM

今年の実家の彼岸花はまだピークに達していないようだ。
これから下旬が見頃になるであろう。

20150917a
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4-5.6L IS USM

彼岸花は幽霊花や地獄花と言った物騒な別称が多いが、個人的にはかなり好きな花である。
花が咲くときには葉がまだ無く、茎の上に大きな花序が一輪ポツンと咲いている独特のスタイルを持つ。

20150917c
Canon EOS 5D MarkIII+EF-24-70mm/4L IS USM

特に赤がスバラシイ。
この強烈な外見を持つ花が群生している様はこの世の花とは思えず、見事としか言いようがない。
まさに彼岸に咲き乱れる華と捉えられても仕方の無いところだろう。

20150917d
Canon EOS 5D MarkIII+EF70-300mm/4-5.6L IS USM

10月に入り、この花も枯れてくると、周囲の環境はガラリと一変する。
力強く緑溢れる木々の葉達は黄色や茶色といった落ち着いた色調への変色をし始め、生の勢いというモノに衰えが見えてくる頃合いになる。
ある樹木は最後の総決算とばかりに実をなして果実を与えてくれる。あれほどの活動を見せてくれた昆虫たちは日を追う毎に数を減らしていく。

これは彼岸への扉を開く華でもあるのだ。
彼岸花とはよく言ったものだ。

2015年9月16日 (水)

EF35mm/F1.4L II USMの発売日

いつの間にか早まっていた。
EF35mm/F1.4L II USMの発売日が10月中旬発売だったところが9月17日に、つまりは明日発売に前倒しになったのだ。

20150916a

何故に早まったのか?
予約が思ったより少なかったのか、はたまた連休に間に合わせてくれるキヤノンの仏心なのか。
いずれにしても資金繰りを急がねばならない。

まあ、10日の映画へ行った帰りに、いつものカメラ屋さんで現行35mm/1.4Lを下取りに出してきたため、ある程度の資金繰り目安は付いてきた。

今週の木曜日はNew35mmを含めた買い出しである。
いくつか注文している小物も揃っていると思われる。

因みに月末にはタムロンのSP45mm/1.8VCも発売になるので、月後半は再び資金繰りに悩むことになるのだ。

嬉しいが困る。
困るが嬉しい。
こっそり購入しようと思っていたパナソニックの電動チャリは来月に延期だな。

2015年9月15日 (火)

夏の終わり

もう9月も半ばだ。
恐らくは30度を超える真夏日はもう来ないであろう。

20150915a
Nikon Df+AiAF Nikkor35mm/2D

ようやく過ごしやすくなってきた。
気温の低い雨日が9月初旬から続いたので、8月の終焉とともに夏が終わってしまったようだ。
若干、消化不良を感じる。

そろそろ彼岸花のシーズンである。実家の庭に咲き始めた頃だろう。
明日、久しぶりにカメラを持ち出そう。

2015年9月14日 (月)

ポタ赤を再考する3(アングルプレート編)

より軽く、より早く、より簡単に

このコンセプトを元に2代目ポタ赤の選定作業中なのである。
今回は第3回目。
本体を重量400gのナノトラッカーに決めた後、その設定をより簡便にするためのアクセサリの導入に戸惑っている。

20150914a

やはり難なのは極軸合わせだ。
二軸や自由雲台だけで、この見にくいのぞき穴からの調整は困難を極める。
そこでこれらアクセサリの導入を容易くさせてくれるのアングルプレートである。
北極星の仰角である35°角を有しているため、三脚が水平を出せていれば余計な調整はあまりかからない。

20150914b

数あるアングルプレートの中でチョイスしたのはボーグのアングルプレート35III(3335)である。
重量は見た目よりもずっと軽いなんと100g。裏面の肉抜きのおかげであろう。
アルカスイス規格のクランプに装着出来るV溝があるため汎用性は高い。
また、ナノトラッカーの極軸合わせに対応した穴も開けてあるために使い勝手は非常によろしい。
特に1/4インチねじ穴が1つ、M6ねじ穴が2つ付いている事が決め手となった。

20150914c

天体系を含む一般的にはMねじが使われることが多いが、このプレートにはカメラ系に多く使われる1/4のインチねじ穴が付いている。
この2種類があると非常に助かる。
ガイドなどのアクセサリだけでなくカメラアクセサリも装着出来るからだ。

20150914d

見た感じは同じようであるが、ピッチと言ってねじ山の間隔が微妙に異なる。
異なったねじを使うとプレートのねじ山を潰すだけでなく、ねじそのものが抜けなくなることがあるので注意が必要だ。

20150914e

ナノトラッカーの極軸合わせに対応した穴もプレートに開いていると前述したが、その精度は決して高くなくまっすぐにナノトラを取り付けると微妙に穴がかぶっている。
まあ、若干傾けて装着すれば問題ないのであるが、潔癖な方はちょっと精神衛生上よろしくないかも知れない。

20150914f

また、プレートの内曲げの部分にパンチ痕があることから、製法はプレスのヤゲン工法(V曲げ)と思われる。
背面部にも横筋が見られていた。
ヤゲンはソリが出やすいらしく精度が甘くなると言われるようだがどうであろう。
デジタル角度計で見てみたい。

20150914g

34.9°・・・・と、あぁ、これなら全然御の字である。
望遠レンズで長時間撮影を続けるわけではないためこの精度が出ていればOKだ。

20150914h

因みにナノトラは上下逆にも取り付けられるが、その場合に電源コネクターがアングルプレートに干渉するので使い勝手は非常によろしくない。
円盤プレートが下に来るように設置するのが吉である。

と言うわけでガイド使用前提ということで、このアングルプレートも選定決定となったのであるが、いよいよ次は難問題のアクセサリであるガイド装着となる。
これが実に厄介だ。

精度は低いがナノトラ本体に直接シューを装着するか、はたまた重量増しになるがプレートを組み合わせて精度の高い確度でシューを装着するか。
この辺りを比較しながら・・・・

以下次号。



ポタ赤を再考する1(導入編)
ポタ赤を再考する2(極軸アクセサリ編)
ポタ赤を再考する3(アングルプレート編)
ポタ赤を再考する4(ポーラメーター設置編)
ポタ赤を再考する5(レベラー編)
番外編:中秋の名月 2015
番外編:十六夜のスーパームーン
ポタ赤を再考する6(ドットサイト編)
ポタ赤を再考する7(ポーラメーター改造編)
番外編:ネジトラブル(前編)
番外編:ネジトラブル(後編)
ポタ赤を再考する8(三脚チョイス編)
ポタ赤を再考する9(角度計・前編)
ポタ赤を再考する10(角度計・後編)
ポタ赤を再考する11(GX8とEE-1の相性)
ポタ赤を再考する12(ゼロ・イン編)

2015年9月13日 (日)

察知

12日の早朝に下から突き上げるような比較的大きな揺れがあった。
東京湾直下で生じたM5.3の地震だ。

地震の来る10秒ほど前に自然と目が覚めた。
大きめの地震が来るときは直前に覚醒することが極めて多い。

今回のケースでも職場の女性スタッフら数人は直前に目覚めたという。
因みに嫁さんや息子達は爆睡中だった。

20150913a

これは一体何だろう。
今まではS波の本震より先に到達する周波数の高いP波を感じ取って覚醒するのだろうと思っていたが、今回のM5.3の地震はタイムラグの少ない直下である。
まあ、震源が70kmと深いのでそれなりの遅延はあったと思われるが。

この感覚は仕事中に気づくことは少ない。
机に向かっているときにガタガタと来て「あ、地震・・・・」とようやく気づくのだ。
だが入浴中のときはこの感覚が非常に研ぎ澄まされるようだ。
かなり小さい地震でもほぼ100%事前にわかる。
両足を浴槽にかけて肩まで湯船につかっている状態を良くとるのであるが、このスタイルでいるときが極めてセンシティブだ。

入浴時に気づく感覚としては小型で低い周波数で回転しているモーターが湯船に沈んでいるようなもののような気がする。
その後に揺れがやってくる。
入眠時でもこれと同じようなものを感じて覚醒するのであろう。

不思議なのが、緊張時のような交感神経優位の時にはまず気づいたことがなく、副交感神経優位時の方が察知するケースは圧倒的に多かったということだ。
これは神経を研ぎ澄ませて察知するものとは異なるものなのかもしれない。

20150914b
Panasonic DMC-GX8+Leica DG Nocticron42.5mm/1.2OIS.

因みに大きな揺れで嫁さんが起きたとき、娘はすでに覚醒して四つん這いになっていたという。
初めての本格的な地震で、何だ何だとキョロキョロしていたらしい。

娘もこれを持っているのか。

そういえばこの子は東日本大震災も福島原発事故も知らない。
生まれたときに、すでにそれは存在していたのだ。
何か世代に大きな壁を感じる。

2015年9月12日 (土)

DMC-GX8の高感度

そう言えば、GX8を購入した直後に高感度テストをやったまま記事にせず放置していた。
いつの間にかシルキーピックスも対応されていたので、早速アップデートして高感度テストの結果を記事にしてみたい。

20150912f

GX8はマイクロフォーサーズで初の2000万画素超えをしたセンサーを持つ。
このセンサーの実力は如何ほどのモノを持つのか。
今回は高感度に対してのみチェックしてみたい。

Pon5

被写体はいつもの如く犬の置物のポン様である。
被写体までの距離は2mに設定。
レンズはLeica DF Summilux25mm/1.4を使用し、F5.6に固定してホワイトバランスはオート、各ISO値でレリーズ撮影を行った。

20150912d01

今回は高感度テストなので、被写体の中央部分をトリミングした写真のみを上げていきたい。

【高感度テスト】

・ISO 100

20150912b01

今回のテストのコントロールとなる画像だ。
さすが高精細の2000万画素越である。

・ISO 200

20150912b02

この辺ではまだ問題ない。

・ISO 400

20150912b03

この辺でもまだまだ問題ない。

・ISO 800

20150912b04

さすがにISO 800になると若干の差が出てくる。
額のすう壁の減退や咥えた看板の点状木目の僅かな消失が見られる。
ノイズはまだ殆どわからない。

・ISO 1600

20150912b05

額のすう壁、看板の木目の消失が若干亢進している。
背景にある万年塀のグレーエリアに若干のノイズが出始める。
が、まだまだ余裕だ。

・ISO 3200

20150912b06

ここまで来ると、ちょっと目立ち始める。

額すう壁や看板木目はもちろん、首輪の凹凸感が減少し少しのっぺり感が現れ始める。
目の周囲もかなりヌルリとした感じになりつつある。

が、いずれもベタッとした感じでは無く、僅かな粒状感を残している。

・ISO 6400

20150912b07

やはり6400を超えるとこうなるのであろう。

精細感はかなり失われている。
コントラストも若干低下し、背景のグレー部分にもそれなりにノイズが乗っている。

だが、決して破綻しているわけではない。
粒状感を残して色調のベタッとした塗り絵感を防いでいる。
GX7とはかなり処理法が異なっているように感じる。GX1に近い処理であろうか。

いいですね、好みの処理法です。

・ISO 12800

20150912b08

さすがに12800は非常用であろう。
カラーノイズも出始めているし、精細感はすでにない。

だが、驚くべき事に撮って出しの全体像ではISO 6400と「ぱっと見」で差は分かりづらいまでの処理がなされている。
さすがに拡大鑑賞すると直ぐにバレるが。

・ISO 25600

20150912b09

ノイズも偽色が出まくりで、画像としては破綻した状態だ。
だが、被写体・背景境界部では毛羽だったような破綻した所見は殆ど見られない。

撮って出しでもわかる状況だが、マイクロフォーサーズとしてはかなり善戦している機種とみていいと思う。

【サムネイル】

20150912e10

一応、トリミングのサムネイルと作っておいた。
参考に。

20150912d10

トリミングがあったら全体像のサムネイルも欲しくなる。
参考程度に。

【まとめ】

GX8は高感度処理に関してはかなりいいと思う。
GX7やオリンパスの処理法があまり好みでは無かったので、GX1ライク調なこの回帰は私にとって非常に嬉しい誤算である。

20150912c
Panasonic DMC-GX8+Lumix GX12-35mm/2.8OIS.

本来はGH4との比較も見てみたかったのであるが、GH4の高感度テストは購入した後もやり忘れてなされていなかったようだ。
なので現時点ではその比較は出来ない。

このGX8はいい意味でヤバい。
デザインは個人的に好みではないが、色調とノイズ処理が気に入ったので愛用していこうと思う。

2015年9月11日 (金)

ジュラシックワールド

今日は土砂降りの中、せっかくの仕事休みなので映画を見に行ってきた。

家を出るときには凄まじき本降りである。
ゴア製スラックスにゴア製ジャケット、ゴア製ブーツという対雨降り用重装備ウェアで対処した。
完璧だった。次回も雨降り外出はこれにしよう。

20150910a

恐竜のパニック映画であるジュラシックワールドだ。
本当は息子を連れて行こうと思っていたのだが、塾やら宿題やらで忙しい彼を誘うと嫁さんが不機嫌になるので寂しく一人で行くことにした。

20150910b

ストーリーは恐竜テーマパークの中で、もっと集客できる大型肉食恐竜が欲しいという要求から遺伝子操作にて創作恐竜を作りあげたことから始まる。

コイツがまたタチが悪いのだ。
デカくて、頭が良くて、擬態も出来て、凶暴ときた。
様々な特性を持つDNAを組み込んで戦闘性に特化させた恐竜だ。
これが管理棟から逃げ出して大騒ぎになるのだが・・・・。

パニック映画はあまり見に行くことがないが、このシリーズだけは別だ。
処女作からIIIまで全て映画館に見に行っている。
まあ、ここまで見たのだからという勢いもあるのだろう。

20150910c
Olympus O-MD(E-M1)+M.ZD ED12-40mm/2.8PRO

毎回この映画を見た後はちょっとした問題が生じる。
深層心理に強く働くためか、実家の庭で恐竜に追いかけ回される夢を見る。

慌てて家に飛び込んで押し入れの中で息を殺していると隙間からラプトルの影が見えたり、二階に逃げて何処に隠れようかと思案しているとベランダの窓からこちらをジッとのぞき込む凶暴な面構えのティラノサウルスに固まったりと禄な夢を見ない。

それでも毎回見に行ってしまう。
いい年こいたオヤジが今回はどんな夢を見るのか自分でも興味津々だ。

夢ではまだ食べられたことはないが、夢を見たあとは異様な疲労感に包まれるので、その辺りを覚悟して床に入りたい。

2015年9月10日 (木)

雨日

このところ毎日雨降りである。

雨降り時のカメラネタにNew赤道儀を持ってきたが、あまり毎日雨が続くとネタが尽きてくる。
何しろ今はいくつかのパーツを取り寄せ中なので話が進まない。
雨日が集中しすぎたのだ。

写真も撮りに行けないし。

20150910z
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L USM

今日はEF35mm/1.4Lを持ち出した。
多分、最後の撮影になるかなあ。

それにしてもよく降る。
毎回まとまった雨が降ると出入り口は5cmほど冠水してしまって、足を置く場所を考えて外に出ないとずぶ濡れになる。

今後のことを考えてスノコでも購入しましょうかね。
でもスノコで滑るとさらに悲惨になるしなあ。

うーむ・・・・。

2015年9月 9日 (水)

ポタ赤を再考する2(極軸アクセサリ編)

不定期であると言っておきながらいきなり前回の続きである。

もっと手軽なポタ赤(ポータブル赤道儀)をと言うことで、サイトロンのナノトラッカーを購入したわけであるが、思わぬところでつまずいている。

極軸合わせの方位磁石付きガイダーが取り付けられないのだ。

20150909b

別のものにすべきなのであろうが、100gを切るほどの重量しかないこのガイダーは、都心部のような北極星が遮蔽物に覆われて見にくい場所でもある程度の精度で極軸を合わせられる優れものなのだ。是が非とも取り付けたい。

20150909c

方法は二つある。
一つはダイレクトにナノトラッカー本体にシューを固定することだ。

20150909d

取り付ける場所は電源コネクターのあるフラットな面。
ここに極軸方向に対して高精度で平行になるように固定すれば良い。

20150909e

しかし、どうやらこの面は極軸方向に対して平行ではないようだ。
横から見ると僅かではあるが若干傾斜が見られる。
シューにガイダーを取り付けたら、示される仰角に対してその誤差を読み取らねばならない。
まあ、このポタ赤に精度を求め始めると収集が付かなくなるのでこの辺で。

20150909f

お次はアルカスイス規格の汎用プレートを組み合わせてシューアクセサリを取り付ける方法である。
この場合はちょっと厄介だ。

極軸の向きに三脚穴が開いているので、アクセサリシューをそちらに向くように取り付けるにはL字型の直角に曲がったプレートが必要となる。
これがなかなか見つからない。

20150909g_2

家具固定用のL字金具でも使おうかと考えていたら、ベルボンからちょっとサイズが大きいが近い用途のL字プレートを見つけた。
正確な直角を維持でき、しかも重量90gとなかなか実用的。

20150909h

ただ、このL字プレートを付けるとなるとナノトラッカーを固定するアングルプレートを別に用意しないと上手く取り付けられない。
ああ・・・・、何か徐々に総重量が増えていく・・・・。

20150909i

取り敢えず、今回のポタ赤のコンセプトは"より軽く、より早く、より簡単に"なので、仮ではあるが本体にシューを取り付ける方向で話を進めようと思ったのだが、アングルプレートがあれば雲台を二つから一つに減らせるので、各々のトータル重量と使い勝手から選択した方がいいのかも知れない。

そのあたりを考慮しながら以下次号。



ポタ赤を再考する1(導入編)
ポタ赤を再考する2(極軸アクセサリ編)
ポタ赤を再考する3(アングルプレート編)
ポタ赤を再考する4(ポーラメーター設置編)
ポタ赤を再考する5(レベラー編)
番外編:中秋の名月 2015
番外編:十六夜のスーパームーン
ポタ赤を再考する6(ドットサイト編)
ポタ赤を再考する7(ポーラメーター改造編)
番外編:ネジトラブル(前編)
番外編:ネジトラブル(後編)
ポタ赤を再考する8(三脚チョイス編)
ポタ赤を再考する9(角度計・前編)
ポタ赤を再考する10(角度計・後編)
ポタ赤を再考する11(GX8とEE-1の相性)
ポタ赤を再考する12(ゼロ・イン編)

2015年9月 8日 (火)

ポタ赤を再考する1(導入編)

以前、星景写真を撮るためにToast PROというポタ赤(ポータブル赤道儀)を購入した。
赤道儀とは天空の星の動きと一致した速度でカメラをのせた円盤プレートが回転することで、長時間露出しても星が軌跡とならず光輝点として撮影できる優れものだ。

20150908a

携帯可能で出来ることなら望遠レンズでの星雲撮影可能なポタ赤をと考えてのことだった。
だが、実際には小さな子供がいる状態では郊外での星雲撮影する時間などは無いと言っていい。
要は現時点ではオーバースペックで重いだけなのだ。
いざ、旅行中に持ち出そうとしても、星撮影のためだけに数kgの機材を子供がいる状態で持ち運ぶのはかなり厳しい。

となると、星雲撮影は除外した方向で星景写真のみに特化した超軽量なポタ赤があると非常に便利という結論に達した。

・通常のカメラシステムに僅かな重量で携帯できる
・極軸合わせ(北極星への固定)が簡単

この2点に絞り込んだ。
今回のポタ赤の精度はあきらめている。
広角で10数分程も追跡できれば御の字と割り切っている。
となると、二つの製品が浮上した。

ビクセンから販売されているポラリエと、サイトロンから販売されているナノトラッカーだ。

20150908e

まずはポラリエから。
重量は800gとやや重いが、アクセサリーで極軸合わせが簡単にできるようになっている。サイズはAPS-CのDSLRほど。

特に本体に付属しているホットシューが光る。
方位磁石の付いたガイドや、ドットサイトの取り付けが可能だからだ。

20150908f

次にナノトラッカー。
重量は驚くことに400g、その分余計なモノは一切排除。
極軸合わせも本体に開いてある北極星への覗き穴のみ。
サイズは自販機に売られている小さいコーヒー缶ほど。

20150908b

結局、チョイスはナノトラッカーにした。
ポラリエより精度は若干低いようだが、ある程度の精度を持ったポタ赤はすでに所持しているので、今回は小型軽量化を最優先とした。
月・太陽追尾モードも付いていたこともポイントが高い。

20150908c

さて、コンパクトなポタ赤を手に入れたモノの、やはりのぞき穴からの極軸合わせ(北極星合わせ)は調整に困難を極めるので、極軸ガイドをサポートさせるアクセサリーは必要だろう。
ここは他社製の簡単軽量なガイダーを選択したい。

20150908g

ビクセンのポーラーメーター。
シューに固定できる簡単な仰角計の付いた方位磁石付きガイダーだ。
磁針付きなので、都心のような建物が乱立して北極星の見にくい環境でもガイド可能だ。
コレをアクセサリーシューに取り付けて、35°角に合わせればすぐさま北極星の方向が・・・・。

20150908djpg

あれ?ナノトラッカーにはアクセサリシューが付いていない・・・・。
本体の三脚穴も極軸方向なので、RRSプレートを組み合わせてシューを極軸に向けることも出来ない。

ヤバいよヤバいよ・・・・。

不定期シリーズであるが、以下次号



ポタ赤を再考する1(導入編)
ポタ赤を再考する2(極軸アクセサリ編)
ポタ赤を再考する3(アングルプレート編)
ポタ赤を再考する4(ポーラメーター設置編)
ポタ赤を再考する5(レベラー編)
番外編:中秋の名月 2015
番外編:十六夜のスーパームーン
ポタ赤を再考する6(ドットサイト編)
ポタ赤を再考する7(ポーラメーター改造編)
番外編:ネジトラブル(前編)
番外編:ネジトラブル(後編)
ポタ赤を再考する8(三脚チョイス編)
ポタ赤を再考する9(角度計・前編)
ポタ赤を再考する10(角度計・後編)
ポタ赤を再考する11(GX8とEE-1の相性)
ポタ赤を再考する12(ゼロ・イン編)

2015年9月 7日 (月)

EF-MFT AFのファームアップ Ver.2.5

先週、記事にしたばかりの"EF-MFT AFのファームアップ Ver.2.4"であるが、時期も早々にファームVer.2.5が発表された。

20150907d

前回もVer2.0よりは最新の方がいいだろうと思いVer.2.4へアップデートを行ったが、若干精度は改善したとは思うのだがどうも効果がハッキリしない。

今回のファームVer.2.5は以下の項目が発表されている。

・AF速度と精度を大幅向上
・一部レンズの相性問題を修正
・JVC 4KカメラのAF機能に対応
・一部レンズのAF/MF切替時に不具合現象を改善

20150907e

取り敢えずは新ファームにアップデートしてみて、その効果の変化を見てみたい。
とは言うものの、その修正に対応されたレンズが何なのかわからないため数少ない所持レンズで本当にわかるのだろうか。
当たり外れのあるブラインドテストみたいなものだ。

20150906b

さて、Ver2.5に変わったEF-MFT AFマウントアダプターはどうでしょう。
手持ちのレンズ群で早速確認してみたい。

20150907c

うーん、今回のバージョンアップで明らかな改善が見られたという傾向ははっきりとはわからなかったが、全体にAF精度が少し良くなった気がする。
どうせならVer.2.4の時に比較をとっておけば良かった。

気になったのがF4ズームでのAFの鳴きだ。
モーターに負担がかかっているのではと不安になる。

また、相変わらず24-70mm/4Lではマクロモードでブラックアウトを生じるが、たまに稼働するときもある。そんな時はISも問題なく作動している。露出は出鱈目だが。
通常モードではIS以外は問題なく作動する。

20150907f_2

このアダプターを購入した理由はEF400mm/5.6L USMのAFと絞りコントロールが出来ることが大きかった。
しかし、先日の記事にあったLeica DG Vario Elmar10-400mm/4-6.3OIS.やM.ZD ED300mm/4PROが発売されたら、このマウントアダプターの個人的存在意義は殆ど無くなる。

だがもし、ハイブリッドISが搭載されたEF Macro100mm/2.8L IS USMの完全なる対応が実現できれば、換算200mm望遠マクロとしてのその存在価値を見いだすことも出来る。

しかし、次々に発表される新マイクロレンズ群や新機能を取り込んだ新型ボディが、そのニッチなエリアを次々と埋めていくだろう。
EFレンズはクセの少ない優等生レンズが多い。
EFのオールドレンズを楽しむには余程なマニアか特殊なレンズしかないのではないだろうか。

時が経つにつれて、EF-MFT AFはその存在価値が弱くなっていく。
この商品の存在価値を楽しむためにも、なるべく早い時点でのIS動作を含めたレンズ群の完動するファームアップを期待したい。

2015年9月 6日 (日)

ニコンマウントなSP45mm/F1.8 Di VC USD

結局、ニコンマウントの45mmに決めた。
F1.8の520gレンズを860gある5D3で使う意義に疑問を感じたからだ。
710gのDfならば、総重量が少し相殺されるかなと。

20150907a_2デジカメWatchより

今回の45mmでボディ本体の重量を考えるようになった。

因みに5D3の廉価機である6Dだと680gしかない。
サイズもDfとあまり変わらず僅かではあるが6Dの方が軽いのだ。

20150907b

でも5D3はバランスの取れたいい機種だからなあ。
うーん・・・・、どうしようかな・・・・。

これは・・・・、タムロン45mmでパンドラの箱が開いたかな?

2015年9月 5日 (土)

Leica DG 100-400mm/F4-6.3OIS.の噂

非常に気になっているレンズの噂が出た。

パナソニック100-400mm F4-6.3 は2016年の春に登場?
デジカメinfo

これは本当だろうか。
もし、そうならば実にうれしい噂である。
発表されたのが7月の半ば頃なのでいくら何でも早すぎる気もするが、モックが出来ているとなるとあながち信憑性が高いのではないかと勘ぐってしまう。

20150905a

100mmから400mmまでのライカ銘柄の超望遠4倍ズームだ。
換算で200-800mmにもなる夢のレンズなのだ。
マイクロボディに合わせるためにテレ端開放値を6.3まで落として口径の小型化と光学性能を上げてきたものと思われる。

恐らくは今までのマイクロフォーサーズの望遠ズームに比べ、テレ端解像度がかなり改善すると読んでいる。

ライカ銘柄がなければお値段も10万円台に落ち着いたであろうが、これが付いたとなると倍とはいかないまでも20万円前後は覚悟した方がいいのかもしれない。

20150905b

それでも購入意欲が上がるレンズだ。
発売されたら是非手に入れたいレンズである。

問題はオリンパスの300m/F4だが、比較的Elmar100-400mmよりも軽量であれば追加購入になるだろう。
だがF4という開放値からその可能性は低いだろう。

どちらが先に発売されるかで、売り上げは大きく変わると思う。
パナソニックもオリンパスも開発に注力しているはずだ。

まあ、どちらに対しても早い発売にこちら側は"金策"以外ではありがたいことなのであるが。

2015年9月 4日 (金)

タムロン Newレンズ

光学メーカーのタムロンからちょっと気になるレンズが発表された。
開放値F1.8単焦点レンズの35mmと45mmであるが、気になるのは45mmの方だ。
敢えてF1.8のレンズを発表したことに好感を持つ。

20150904a

サイズは80.4×91.7mm、重量は540g(キヤノンマウント)というから結構大きく重い。
まあ手ぶれ補正が搭載されているのである程度の重量アップは仕方ないだろう。

だがキヤノン、ニコンの純正50mm/F1.4が300gを切る重量を考えると、このF1.8の開放値で500gオーバーというのはかなりのポテンシャルを秘めているのではないだろうか。

20150904c

これは欲しい。
何と言っても最短撮影距離が29cm、最大撮影倍率が0.3倍弱というのがスバラシイ。

フルサイズ対応の単焦点標準域レンズで、マクロを除いてこれだけ寄れるものはあったであろうか。
40mm好きの自分としては、45mmの焦点域は十分ストライクゾーンだ。

20150904d

問題は希望小売価格が9万円であるということだ。
実売価格はもう少し安くなるであろうが、重量とサイズがなあ。
しかし寄れて手ぶれ補正も付いてくるから十分にメリットはある。

あと、もう一つの懸案はキヤノンマウントにするかニコンマウントにするかと言うことだ。
キヤノンでは来月にスーパー35mm/F1.4を手にする予定なので焦点が若干被るのだ。
ニコンマウントだとクラシカルな写り路線でレンズを購入しているため、この新型45mmは写りが良すぎてレンズ内で浮く可能性がある。
まあ、それもアリかなあ。

でもメインマウントであるキヤノンマウントにこそ欲しい気もするしなあ。
うーん・・・・。

2015年9月 3日 (木)

Windowsゲーム使用不可

それは突然やってきた。
8月の下旬、急にWindowsのゲームができなくなってしまったのだ。

20150903b

私は数独が大好きだ。
Windows8.1にはアプリからダウンロードすることで、Microsoft謹製の数独が無料で楽しめる。
まあ無料な分、ソフトを立ち上げるときに30秒ほど広告を見させられるのであるが。

20150903c

年末にPCを新しくした際、このアプリをインストールして時々楽しんでいた。
実績も残すところあと一つとなり、全部埋まったらお次はジグソーパズルのアプリでもやろうかねなんて考えていたところ、突然数独アプリにサインインできなくなった。

20150903a

なんか同意して更新しろというメッセージが出るが、パスワードを入力してもはじかれて進めない。
どうやっても無理だった。

0xc00d11cd (0x80004005)

ヒントはこのエラーメッセージだ。
ググって調べたところ、英文サイトばかりが検索される。
そこに書いてある通り、リスクを冒してレジストリの書き換えを行ってみたものの、全くサインインの改善は見られなかった。
まあゲームなのでできなくても問題はなかったのだが、まさか個人データが抜かれたのではないかとちょっと心配していた。

20150903d

先日、何気に解決策はないかなと検索したところ、Microsoftコミュニティにダイレクトな回答が掲載されているのを見つけた。

要はデスクトップからブラウザを立ち上げてxboxサイトにアクセスし、そこからサインインすれば大丈夫であるとのことだった。

ああ、そういうことでありましたか。
アプリからの更新ではエラーが出てしまったと。
だからブラウザからサインインしてくれということだったのだ。

20150903e

というわけで、サインインできたら懲りもせずに数独の続きをやることになったのであるが、最後の実績が取れるのは最短でも12月辺りなので、まあマッタリやっていこうと思うのである。

2015年9月 2日 (水)

溶岩石

実家庭の隅に山積みされている溶岩の石くれである。
祖父が存命だった40年数年ほど前に静岡から購入してきたものだ。
造園に使うと言うことだったが、結局使わず終いでここに鎮座している。

20150902a
Olympus OM-D(E-M1)+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8OIS.

祖父は石が大好きだった。
旅先で売られている大きな石を祖父がジッと見つめ始めると叔父達は大騒ぎだ。
担いで持って帰らされるからである。

今でも庭にいくつかの大きな石が残っている。
一度これらの石の処分をお願いしたが、結構な費用がかかることを知って今でもそのまま放置されている。

20150902b
Olympus OM-D(E-M1)+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8OIS.

この溶岩石は比較的コンパクトなので、庭の大掃除などでは人海戦術で移動させることが数年に一度ある。
冬はカエルの寝床になっているので、知らずに母がつかんで大騒ぎになるのも恒例だ。

当然、この石も邪魔なので何度も処分の話が出る。
だが、決まって弟が祖父の残してくれた大切な遺品だと猛反対する。

ただの石くれに大切な遺品も無いと思うのだが。
防空壕の件でもそうだが、同じ兄弟でもモノの価値観に大きな差がある。
不思議だ。

まさかとは思うが・・・・、ひょっとして弟には・・・・

2015年9月 1日 (火)

昨日から残業モードに入っている。
月末から月頭は毎回こうである。

20150901a
Nikon Df+AiAF Nikkor35mm/2D

少し気合いを入れ直してブログを毎日書こうと思っていたら、昨日の分が抜けていることに気づいた。
私はてっきり書いたつもりになっていたのだが忘れていたらしい。

結構ショックである。
もうボケ始めたのであろうか。
知らないうちにゆっくり進行していたらと考えると怖い。

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