ネジトラブル(前編)
今回、ポタ赤のためにレベラーとクランプを繋げることにした。
ダイレクトに繋げることで軽量化とコンパクト化を同時に実現できるためだ。
ところがこのレベラーのオスネジは1/4インチ、クランプのメスネジは3/8インチ。
このままではねじ込めない。
そこで1/4→3/8ネジに変換する被せ型のアダプターネジを付けることにした。
これでレベラーの1/4インチねじが3/8インチ変貌するのである。
はめ込むと、しっかりと、そしてガッチリと固定されたようだ。
ビクともしないクランプ付きレベラーは、その上に載せたポタ赤付きアングルプレートを強固に止めてくれていた。
内心、ホクホクである。
ところがその数日後、ちょっと厄介なことが起こった。
いくつかのパターンを試すためにレベラーとクランプを外そうとしたところ、どんなに力強く捻って外そうとしても頑なに動かなくなっていたのだ。
これが本当に何をしても動かない。
現在、右親指を痛めているのであるが、少しならと無理して渾身の力で回しても全く駄目である。
ゴムシートでくるんでも同じ事だった。
ここはつかんで捻り外すことを諦めて、ドライバーを使って開けましょう。
ネジ穴を壊さぬように大型マイナスドライバーを用意した。
が、ネジを緩めようとするも、この方法も全くネジは動かない。
アルミ製のネジで形状が特殊なために、無理に力を込めると少しずつではあるがネジ頭がなめられていく。
何度か本体を捻ったり、ドライバーで外そうとするも、状況に改善する傾向はまるで見られない。
直にネジアダプターのねじ頭がかなりなめられて崩れてきた。
これはヤバい!
実はここまで結構余裕だった。
今まで外せなくなったネジは、だいたい"ラスペネ"を使うと余裕で外せることが大半だったからだ。
要はネジを外すための専用潤滑剤である。
と言うわけでラスペネ登場である。
一吹きかけたら、しばらく待ってからドライバーで回すと、あら不思議、クルクル簡単に外せるようになっている。
そんな過去のイメージを反芻しながらしばらく待っていた。
結論から言うと、それでもネジは外せなかった。
ガッチリと食い込んで接着されたようにネジは動かない。
満身の力を込めてドライバーをギリギリ回すも頭を潰すだけで一向に緩む気配は無かったのだ。
こうなるとレベラー側を分解して、1/4インチねじを後ろから外してみようと考えた。
トルクスネジを緩めて1/4インチねじの裏側を見てみたところ、何か強固に接着されている巨大ネジが出てきた。
これは外せないだろうなあと思って回したところ案の定動かない。(笑)
もうダメ元で本体に傷が付くことを覚悟でハンマーを使ってみる。
ガンガン叩くがビクともしない。
なんだこのネジは?
通常のネジと異なる形状なので、ドリルでねじ頭に穴を開けるわけにも行かない。
このクランプ付きレベラーは一体どうなってしまうのか?
以下次号。
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