ポタ赤を再考する12(ゼロ・イン編)
さて、ダットサイトの改良も済んで、いよいよ本格使用に対処するためにまずは為ねばならないことがある。
ゼロ・インだ。
要はダットサイトのレティクルとレンズの方向が一致していないと構図がズレるので、前もって調整しておく必要がある。
本来はライフルなどの小銃とスコープの標準・弾道合わせの意味から来るらしい。
改良されたこのEE-1は、レティクルの輝度が星景写真用に合わせてあるので非常に微弱だ。
なので夜間に調整することにする。
被写体は電信柱の"がいし"にしよう。
結構な距離があるので十分であろう。
まずは電柱のがいしが背面液晶の真ん中に来るようにカメラを固定する。
次にダットサイトを覗きながらレティクルが"がいし"に重なるようにダイヤルを調整する。
はい、こんなもんですかね。
前にもやっていたのであるが非常に楽しい。
問題はこのダイヤルの位置がズレた場合、元の位置が分からないことだ。
非常に軽いダイヤルなので、回ったことに気づかない場合は尚更だ。
なのでマーキングしておくことにする。
まあ、多少のズレならば対処できるであろう。
これでいい。
特に月・太陽撮影にはダットサイトがあるないでかなり使い勝手が異なる。
そろそろ本気でようやく終わりの見えてきたポタ赤シリーズ。
あと何回だろう。2回くらい?
以下次号。
ポタ赤を再考する1(導入編)
ポタ赤を再考する2(極軸アクセサリ編)
ポタ赤を再考する3(アングルプレート編)
ポタ赤を再考する4(ポーラメーター設置編)
ポタ赤を再考する5(レベラー編)
番外編:中秋の名月 2015
番外編:十六夜のスーパームーン
ポタ赤を再考する6(ドットサイト編)
ポタ赤を再考する7(ポーラメーター改造編)
番外編:ネジトラブル(前編)
番外編:ネジトラブル(後編)
ポタ赤を再考する8(三脚チョイス編)
ポタ赤を再考する9(角度計・前編)
ポタ赤を再考する10(角度計・後編)
ポタ赤を再考する11(GX8とEE-1の相性)
ポタ赤を再考する12(ゼロ・イン編)
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これはシリーズで連載しているんですね・・・・
私には難しくて、わからない内容でしたが、いつか理解できるようになりたいです。それにしても、シリーズ、、、、すごいですね。今更ながら~その知識力には驚きました。
投稿: SAKURA | 2015年11月18日 (水) 10時34分
実はこのシリーズは、見慣れぬ単語に誤魔化されているだけで大したことはやっていないのです。
この回もただの的合わせですので、実質中身はゼロに近いかと・・・・。
このシリーズはアップするとアクセス数が激減しますので、不思議シリーズと併せて当ブログの鬼門となっています。笑
投稿: ちぇりた | 2015年11月18日 (水) 11時14分