月とトーストプロ
今日は二月ぶりに月の撮影をしてみることにした。
外は寒いがいい感じで月が出ていたからだ。
今日はポータブル赤道儀にトーストPROを使用してみた。
ナノトラッカーに比べ耐荷重に余裕があるため重量級の望遠でも安定しやすいからだ。
だが一世代前のタイプなので、"月追尾モード"が搭載されていない。
しかし恒星の速度に比べて94~5%程度だったと思うので、シャッター速度の速い月撮影では追尾が短時間ならばまるで問題はないであろう。
今回はいくつかの試験的なものを導入した。
その一つがレンズヒーターだ。
レンズヒーターといえばかっこいいが、これはただの安いペットボトル保温器である。
これでレンズの結露を防ぐのであるが、今日の気温くらいでは結露予防のテストにはならないであろう。
本当に試し付けのみだけであったが。
レンズはキヤノンのEF400mm/5.6L。
ボディはパナソニックのGX8にキーポンのMFT-EFアダプターを装着した。
望遠レンズを使用する月撮影にダットサイトは結構重要だ。
Panasonic DMC-GX8+EF400mm/5.6L USM
やはりナノトラに比べると安定性は抜群だ。
歩く振動すら拾わない。
月追尾モードを持たないトーストプロであるが、月食を数時間インターバル撮影などで追いかけるといったような使い方をしなければ全然問題ない。
これならば月・太陽追尾モードを持つ新TP2に切り替える必要はなさそうだ。
欲しいけど。
Panasonic DMC-GX8+EF400mm/5.6L USM(トリミング)
7枚のコンポジットも施行した。
トリミングでも結構解像している。
2000万画素オーバーであるGX8の恩恵であろう。
今回は、来春に発表されるであろう超望遠レンズを考慮して行ったテスト撮影だ。
結露予防のレンズヒーターの感覚も分かった。
超望遠レンズをトーストプロで使うなら、マンフロットの改造2軸微動雲台を間に挟んだ方が調整がしやすそうだ。
総重量を考慮しながらまた挑戦したい。
« 一休み | トップページ | パパチャリことエネモービルがやってきた »
マイクロで撮影すると400×2倍になるんでしょうか?
パナのカメラはipadでも遠隔操作でモニターリングできるんですよね。
よって、その具合を観ながら撮影できる。。。。妄想してしまいました。(笑)
昨晩の月は大きくて綺麗でした。いつかは~~撮影することを夢に見ながらちぇりたさんの記事を読んで勉強をしておきたいです。
追伸 カメラ注文しました。NIKONのD610にしました。
最後まで、D6と迷いましたがニコンレンズのバリエーションが選択の理由です。明日、職場に到着するのでパピたちを早速、撮影したいと思います。
投稿: SAKURA | 2015年11月29日 (日) 22時14分
はい、まさに仰るとおり400mmのレンズをマイクロに用いると換算800mmレンズに化けます。
センサーの小さいマイクロでの長所の一つですね。
おー、NikonD610ですか。
性能から見るとコスパの高い機種ですよね。
対抗機種がD6ですか~。
確かにワンコを撮るときには連写性能優れたD6・・・・、あれ?
ひょっとするとキヤノンの6Dですか?
確かにちょっと紛らわしいですよね~。
キヤノンとNikonは、デジタル黎明期前にこの"D"を数字の前に付ける登録商標でちょっと揉めたとか・・・・。
Nikonのレンズいいですよ~。
可能であればG/Eタイプのもので揃えることをおすすめします。
開放からガンガン使えます。
Dタイプですと少し懐かしい雰囲気で撮れますので、お安いDレンズを1、2本入れておくと良いかもしれませんね。
投稿: ちぇりた | 2015年11月29日 (日) 23時19分