スリック台
いつもレンズ撮影に使っていたマーブル製のテーブルがとうとう割れてしまった。
20年ほど前の独り者の時、今は亡き祖母から買って頂いたものだ。
実家で大事に使っていたが、ついに全てが砕け散った。
当初はこのような出で立ちだった。
実家を出てから野ざらしになっていた大理石の台を、レンズのテスト撮影の台として使うことに決めたのだ。
が、2年前に本体の柱が原因が分からぬまま砕けてしまった。
新しい台の購入を考えたが、せっかくなのでテーブルの部分だけでも使うことに決めたのだ。
柱の部分は大型三脚で代替することにして、再びこのマーブルテーブルは蘇った。
以来、いくつものレンズ撮影で働いてくれていたのだ。
が、そのテーブルが割れてしまっていた。
既に本体にヒビが入ってたので、いつかはこうなるだろうなあと思っていたのだが、気持ち的にはその時期は早すぎる。
普段は横にある大きな石の裏に立てかけて置いてあったのだが、踏み割られたような状況になっていた。
定期的に来て貰っている庭師のおじさんか、はたまた先月の倒木の処理に来て頂いた方々によるものか、経年劣化により朽ちたのか。
いずれにしても出しっ放しにしていた私が悪いので諦めることにした。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
今度は今までの三脚に取り付けられるテーブル台、スリック台にしよう。
いくつかあるようなので吟味したい。
今までお疲れ様でした。
« ハロウィン | トップページ | Leica DG Summilux15mm/1.7と星景写真 »
いつも見慣れたものでしたが、そんなに歴史があったんだ。。
すごくモノを大切にするちぇりたさんを見直しました?(笑)
いやいや~これは失言でしたね。でも、そんなにモノを大切に
するイメージではなかったもので・・・・・すみません。
年上の私のほうが大切にする気持ちが足りないのかな~と思
ったりしています。とくに祖父母や両親からもらったものって、
私は記憶がないので、もう少し気に留めていかないと。。(笑)
投稿: SAKURA | 2015年11月 1日 (日) 19時16分
いやー、でもSAKURAさんのイメージの指摘も当たっていると思います。
使わないものに関しては結構ドライですね。
防空壕とか古銭とか。
ただ現在使っているものは大切にする傾向があります。
私が大学へ合格したときに、母から革にバラの花を彫り込んだ手製のキーケースをプレゼントされたのですが、未だにそれも現役です。
オードトワレをこぼしたり、金属部分が腐食して鍵を落としたりとか色々ありましたが、既に2回大幅な修理をやりながらも耐えています。
長く使ったものは愛着が湧きますので簡単には手放せないですね。
SAKURAさんにもきっといくつかあると思います。
例えば英語辞書なんてどうですか?
私は高校で使用した英和中辞典のComprehensiveは未だに現役ですし(裂け始めていますが)、同じく高校で使用した英語参考書もそうです。
他にも大学時代のノートも。
たまにじっくり見ると、昔の落書きを見つけて当時をパッと思い出します。
いいものですよ。
投稿: ちぇりた | 2015年11月 1日 (日) 20時14分