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2015年12月 6日 (日)

エネモービルな日々2(登坂責め)

購入して一週間になる。
ほぼ毎日乗っているとなんとなくエネモービルがどんな自転車か分かってくる。

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Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM

高校生の頃は当時で言うサイクリング車のロードマンを通学に使っていた。
あのときに感じたガッチリとした剛性と走行中の安定感とは無縁の自転車のようだ。

ロードマンは高速走行に入ってからの安定性が洒落になっていなかったが、エネモービルはそこまでスピードが出ない。
タイヤが20インチの小径車だからだ。

20151206b
Panasonic DMC-GX8+Leica DG Summilux15mm/1.7

では小径車は低速での安定性が良いかというとそうでもない。
が、車輪が小さい分、レスポンスの素早いクイックなハンドル操作がしやすいため僅かな動作でのバランスは取りやすい。
徐行時でも余裕で安定した運転が出来る。

だがそれは小径車故のレスポンスの良さと言うことだけなので、片手運転や立ち漕ぎでの過速度運転はリスキーだ。
ハンドルを取られて転倒の可能性がある。

路上の段差も注意が必要だ。
一般的な自転車で簡単に乗り越えられる高さの段差でも、大きなタイヤと異なって小径車では衝撃のエネルギーを上方に逃がすことが出来ずにダイレクトにフレームへ伝えてしまう場合がある。

縦横無尽に路上で操れるチャリではなく、時速15~20kmあたりでまったりと走る御自転車と言ったところであろうか。

20151206c
Panasonic DMC-GX8+Leica DG Summilux15mm/1.7

さて、そんなエネモービルであるが、せっかくの電動アシスト自転車なので登坂テストをしみようと思う。

本当は雪の降った日にはテレビクルーがよくやって来る強烈な行人坂が良かったのであるが、時間的な都合から近くの馬喰(ばくろ)坂をチョイスした。

20151206d
Panasonic DMC-GX8+Leica DG Summilux15mm/1.7

子供時代からヤバい坂として敬遠してきた。
立ち漕ぎは必須で、途中から手押しが必要になるからだ。

ポイントは立ち漕ぎに移行してしまうかという点と、息が切れるかという二点に重きを置いてみた。
立ち漕ぎしてしまったらこの自転車のシリーズはもうやめるつもりだ。
電動アシストは記事にするほどのチャリではないということになる。

さて、写真ばかりを撮っていると変なおじさんとして通報されるリスクがあるので、そろそろ登り始めましょうか。

20151206e_2
Panasonic DMC-GX8+Leica DG Summilux15mm/1.7

おっ、結構登るじゃないですか。
モーターの音がちょっと変わった気がするがペダルは余裕で漕げる。
ペダル自体に負荷がないわけではないが、座りながらでも全然回せる。
立ち漕ぎに移行する要素はまるでない。

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Panasonic DMC-GX8+Leica DG Summilux15mm/1.7

3回ほど登ったり下ったりを繰り返した。
さすがにそこまでやると心拍数も若干上がるが、決して息が切れるという状態ではない。
エネモービルは登坂でも問題なく使える。

20151206g
Panasonic DMC-GX8+Leica DG Summilux15mm/1.7

帰り際に隣のなべころ坂も試してみた。
この程度だと全然余裕だ。
坂が嫌いじゃなくなった。

自宅に戻ったらフル充電して3つ点灯していたLEDの一つが消えていた。
うーむ、通勤で3、4日して消費する電力と、きつい坂の登坂3~4回分が同じくらいか。

1職場往復=1急坂ということかな?

馬喰坂の由来は、馬の鑑定や売買を行う馬喰(博労・伯楽)と関連させる説と、風雨にさらされて地面に穴のあいた状態をこの地方の古い方言で「ばくろ」といったという説があるという。

なべころ坂の由来は読んで字の如しである。鍋が転がるほどの急坂という。
他にも道路から粘土が露出した状態のことを方言で「なべころ」という説もあるそうだ。

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コメント

う~~ん、楽しいそう様子ですね。それにこの記事はとっても読んでて清海がわく話題でした。エネモービルの使い勝手のよさそうだし~馬喰坂の由来も知識になりました。(笑)  うちの田舎には同じ名前の町があります。
やっぱり~同じように馬に関する商売のあった町のようです。
土日は暖かくて本当に外出日和でした。もっとも私の場合は、休日、平日、そして天気も関係ないですけどね。。(笑)

この自転車を購入した理由に、このエリアの坂に対処する目的もありました。
中目黒界隈は春は桜祭り、秋はサンマ祭り、冬はイルミネーションと季節に応じたイベントがあります。

私の家は武蔵野台地側にありますので、中目黒との境界部にあたるこれらの坂を克服出来ると行動範囲が一気に広まるのです。

激混みするエリアに車で行くのも大変ですから、これからはこのチャリが活躍してくれることを期待しています。

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