EF-MFT AFのファームアップ Ver.2.6
今日は久し振りのカメラ記事である。
EF-MFT AFのファームが4ヶ月ぶりに更新されたらしい。
EF-MFT AFマウントアダプターは、マイクロフォーサーズ機にキヤノンのEFマウント対応レンズを取り付けることが出来る。
しかも電子接点にも対応しているため、AFだけでなくIS(EFレンズ手ぶれ補正)機能も可能なのだ。
そんな便利なマウントアダプターであるが、実は宣伝とは異なりIS機能は一部レンズを除いて殆ど働かない。
AFもたまに外すことがある。
昨年にVer.2.5へファームアップを行ったが、充分満足のいくマウントアダプターという訳ではなかった。
Panasonic DMC-GX8+EF400mm/5.6L USM(トリミング)
と言うわけで、EF-MFT AFはEF400mm/5.6Lといった超望遠レンズのAF対応マウントアダプターとして活躍して貰っていた訳なのだ。
しかし、今度オリンパスやパナソニックから超望遠レンズが発売されるので、このアダプターも役割を終えそうだなと考えていたときにファームアップが来たことを知った。
せめてIS機能がフォローできれば、それなりに使い道もあると思う。
取り敢えず早速Ver.2.6へとファームアップを開始する。
さて、これで大丈夫であろうが、果たして効果はどんなものでありましょうか・・・・。
取り敢えず自分の所持しているIS搭載レンズ全部で試してみたい。
もちろん、E-M1とGX8の両方で確認する。
以下はISの対応表である。
おっと、コレはスゴいじゃないですか。
ほぼ完璧にVer.2.6はISに対応している。
ただ、以前の問題でもあった24-70mm/4L ISのマクロモードでは、やはり前回と同様に露出が出鱈目なのとIS機能が働いている様子は見られない。
それでもMacro100mm/2.8L ISが使える様になったのはありがたい。
パナ機で200mmのハイブリッドISが付いた望遠マクロとして使えるからだ。
Panasonic DMC-GX8+EF Macro100mm/2.8L IS USM
ただ、それ専用として使うにはコスパは悪く、またAF対応の超望遠レンズアダプターとして使うには今度発売になるマイクロ専用超望遠レンズでその代替役はなくなる。
Panasonic DMC-GX8+EF Macro100mm/2.8L IS USM
まあ、Ver.2.6でIS対応レンズの適応が拡大してその利用価値は大きく広がったわけではあるが、個人的に超望遠レンズのAF使用としての役割が大きかったこのアダプターは、時期から見ても魅力溢れるアクセサリーと言うにはかなり厳しい。
Panasonic DMC-GX8+EF Macro100mm/2.8L IS USM
しばらくはパナ機でIS対応レンズを取り付けて楽しむつもりではあるが、使用頻度の高いものになるとは考えにくい。
もっと早い段階でこのファームが発表されていたらと思う。
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確認ありがとうございました。
望遠は孫の運動会くらいしか使わないので
自分の手持ちのレンズから考えてもコスパはとっても悪いですね。
100と180マクロを良く使うのですが、三脚でしか使わないので
絞り可変用途だけになるし。
もうちょっとだけ考えてみます。
ありがとうございました。
投稿: OM4-tk | 2016年1月31日 (日) 09時11分
キヤノンのISは、特にハイブリッドISは非常に強力な印象がありましたので100mmマクロは手放せない一本でしたね。
ところがM4/3での換算200mmマクロとして使用すると、やはりISの切れに若干の甘さを感じます。
まあ、中央部を拡大しているようなものですから仕方がないとは思います。
このVer.2.6が昨年の登場時に搭載されていれば、また違った評価だったのではないでしょうか。
それでもパナ機に接写時でも効果のあるレンズ内手ぶれ補正機構を付けられる唯一の選択になりますので、そこに価値を見いだせれば非常に価値の高いものになりそうです。
投稿: ちぇりた | 2016年1月31日 (日) 18時24分