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2016年1月 4日 (月)

FIAT 140 な日々5(バルブの巻)

自転車のタイヤには空気を入れるバルブが付いている。
学生時代によく洗濯ばさみような形をしたノズルを自転車の空気入れ口にくっつけてシュコシュコやったアレである。

20160102a_2

今回、自転車を購入して初めて知ったのだが大きく分けて3種類のバルブがあるという。
それぞれに英型、米型、仏型と各国の当て字が振られている。

通勤用のエネモービルも、今回のFIAT 140にもママチャリや小型自転車によく使われる英型バルブが付いている。
最もコンパクトで一般的な形であろう。

20160102i

さて、FIAT 140を乗り回していると、徐々にではあるが空気が、特に後輪の空気が抜ける傾向を強く感じる。

そんな時には俗に言う"空気入れ"でシュコシュコ入れるのであるが、何処まで空気を入れて良いかよく分からない。

なので空気圧が分かるゲージ(計器)の付いている空気入れを購入したのであるが、何か様子が変だ。

写真

不良品かなと思い調べてみると、英式バルブでは空気圧は計測出来ないという。
米式か仏式バルブの付いたタイヤでないと出来ないのだ。

20160102d

まあ、ママチャリに準じた自転車なので仕方がないと思いつつ、空気漏れには対処せねばなということで、店舗で見つけたしっかりと栓の出来る英式スペシャルバルブを取り付けることにした。

20160102e

が、その時に驚くべき商品を目の当たりにした。
英式バルブを米式に替えられるアダプターだという。
同時に購入し、自宅で調べてみるとその道では有名なアダプターらしい。

取り敢えず、FIAT 140にこれをつけてみましょう。
上手くいかなければスペシャルバルブに変更すれば良い。

20160102f

取り付けは簡単だ。
英式バルブのナットと内部に入っている虫ゴムという部品を取り外して、このアダプターに入れ替えれば良い。
あっという間に終了する。

20160102g

おー、空気圧が測定出来るようになった。
ただ、バルブの全高が増えたので空気入れポンプを選ぶ嫌いが出てきた。

で、どのくらい空気を入れればいいんでしょうか?

よく分からないが、取り敢えず60PSI(4.2bar)くらい入れておきましょう。

20160102b_3

スゴーい。
漏れもなくパツンパツンだ。

ま、問題はこの2週間後ですな。
後日、またこのシリーズ内で結果をお伝えしたい。

20160102h

全高も増えて存在感・圧迫感のあるバルブになってしまったため、カラーキャップをつけて和ませてみた。

付属英式バルブ:8g(前後)
米式アダプター+カラーキャップ:30g(前後)

8.964-0.008+0.030=8.986kg

アブナーい。9kg台に戻るところだった。
意外と先は長いなあ。
状況に応じては英式スペシャルバルブに変更する可能性もある。

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コメント

空気圧は奥深いですからね。あんまりたくさん入れるとすぐに劣化しますが、入れないとパンクしたりもします。
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/tire_air_pressure.html
計算もできますが、感覚的にタイヤが凹んで地面と接している部分を空気圧を変えて何通りか試してみて、サイトに書かれているとおり15%になったときが最適でしょうか。10cmくらい接していれば良いような気がしますが、タイヤ径にもよるので特に小径車は難しいですね。小径車はすぐに空気が抜けますし。
チューブも薄いほど乗り心地がよく転がり抵抗も少ないですが、劣化が早くまたパンクにも弱くなります。空気抜けに対応するには分厚いチューブが良いですよ。ただし乗り心地が悪くなり重くなります。

なるほど~。小径車はタイヤやチューブに関しては通常の自転車よりデメリットが多いんですね。
軽量化を目指している小径車にとっては避けられない宿命ということですか。

非常にためになるコメントとサイトをお教え頂きありがとうございます。
今後の向かうべき方向性の参考とさせて頂きます。

私は天然ゴムのチューブ(ラテックスチューブ)の乗り心地と安全性が好きで、もっぱらそれだけなのですが、トレードオフで空気抜けが激しいです。ただ、性能の良い空気入れを買って乗る前に毎回入れれば済むので、それほど不便さは感じません。

タイアの幅は改造が難しいですが、タイアの系は要するにチューブを規定サイズに短くすれば良いので、単に市販のものだけを選択肢に入れなくても良いような気がします。
ロード用のチューブなどは性能が良いものがたくさんありますから。
短くするには、切って貼れば大丈夫です。実際に私も良くやってました。

チューブを切って貼る・・・・。これは驚きました。

さすがに達人の領域に思えますのでちょっと私には敷居が高すぎますねえ。(^_^;
何しろまだパンク修理もしたことがないのですよ。

今まで全て自転車屋さんに頼んでいましたからノウハウがまるでありません。
経験したくはないけれど、経験せねば身につかない事なので、パンク修理キットだけは購入していつか来るであろうその日まで戦々恐々と身構えている毎日です。

出来れば遠出の輪行の日までに経験しておきたいなあ。

↑専門的なことがたくさんあるんですね。
これ記憶が深い。。(笑)  それが魅力でもあるんですね。

なんでも知ることはとても大事だと思います。これも一つのカテゴリー
として中味ができてきましたね。

素人が自転車を弄るとどうなるのかというコンセプトで始めたのですが、このFiatの折りたたみ自転車は現在結構凄いことになってしまっています。

素人だとこうなるんだと言うのを是非公開したいところです。
まあ、それはいずれ・・・・。

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