FIAT 140 な日々10(ボトムブラケット交換の巻)
ボトムブラケット・・・・、「なんでしょう?これは?」となる人も多いと思う。
私もそうだ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
自転車の心臓部ともいえるもので、ペダルを漕ぐクランク基部にあるユニットだ。
円筒形カートリッジ状のユニットがクランク基部の中に内包されており、これの善し悪しで自転車の走行にかなり影響が出るという。
ボトムブラケットを略して、"BB"とその道では呼ばれているようだ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM
さて、超コンパクト軽量折りたたみ廉価チャリのFDB-140は、安いだけあってこのボトムブラケット(BB)も値段なりのものだという。
実際に素人の私が漕いだところで何の優劣は分からないが、チェーンのあたりにギコギコと負荷がかかっていることは何となく感じている。
だが、このBB交換によって、結果的にそれらを解決できるのだという。
ならば、BB交換に挑戦してみましょうというのが今日のお題である。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
まず、オリジナルのBBを取り除くにはクランク(ペダルの棒)を外す必要がある。
六角レンチで外しましょう。
ここは正ねじである。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
チェーンがついていると邪魔なので、ここでチェーンを切ってしまいましょう。
どうせ新しいものに付け替える予定なのだ。
チェーンカッターなるものを、例の道具箱の中から取りだした。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
はい、うまく切れました。
真っ直ぐチェーンをカッターにはめ込めば失敗はない。
このあたりで弟が邪魔しに来たので写真撮影をかなり忘れる。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
次は右側のチェーンを回すチェーンリングという円盤状のブツを取り外すことだ。
専用器具で自転車本体とリングを引き離すようにねじ込むと簡単に取れる。
反対側の左はクランクだけなので、そちらも同様に外す。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
これがオリジナルの"BB"だ。
ふーん、初めて見た。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
まずは左側からいきたい。
専用工具があると便利だ。S形ヘッドまわしというらしい。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
こちらは簡単に外せる。
正ネジなので反時計回りに回せばよいのだ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
問題はこの右側だ。
このコネクタが外せなくて苦労しているレビューやブログがたくさんある。
ここは鬼門なのだ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
このやっかいなコネクタ(右ワンというらしい)をいとも簡単に外す工具があるという。
36mmメガネ×ピンスパナというらしい。
この穴の開いたシャモジのような道具が魔法の工具なのだとか。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
重要なのがこの右ワンは逆ネジと言うことだ。
工具を右ワンにはめて力を時計方向に入れるとクルリと回った。
スバらしい。
でも、本当は最初に正ねじと思って反時計回りに無理矢理回して、右ワンを傷だらけにしてしまった。(20160108j参照)
1/4回転ほど回したので、戻すのにえらく苦労した。(笑)
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
工具を購入した意味があまりなかったような気がしなくもないが、取りあえず外せたので良しとしたい。
前もって調べていたのに、メモを忘れたばかりにこの体たらくだ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
これがオリジナルBBである。
廉価版なのかユニット化されていない。
でも内部構造は参考になるなあ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
これが新しく入れる購入した"BB"だ。
因みに新BBの写真はこれしか撮っていない。
多分、"右ワン逆回し事件"の動揺でテンパっていたんだと思う。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
BBをねじ込むにはこのような工具を使う。
本当にあの工具セット買って於いて大正解だ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
BBの挿入には向きがあり、間違えないようにねじ込む必要がある。
右ワン側から入れるのであるが、当然逆ネジなので反時計回りにねじ込んでいく。
ねじ山をつぶすと入らなくなるだけでなく、自転車そのものもお釈迦になるので注意しながら回していく。
結構、力がいる。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
最後に左のカバーを被せて終了だ。
左は正ねじなので時計回りに力強くねじ込んでいく。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
Oh!、デキタ~。
普通のことなのだろうけど、ちょっと感動。
ボトムブラケット(BB):308g→246g
8.948-0.062=8.886kg
ついに壁だった8.9kgを突破した。
さて、こっから一気に稼ぎたいところだ。
次回はチェーンを回すチェーンリングの交換をやってみたい。
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参考になります!
投稿: | 2016年4月 4日 (月) 10時59分
コメントありがとうございます(^ ^)
投稿: ちぇりた | 2016年4月 4日 (月) 23時25分
以前、参考になりますとコメントしたものです!ちぇりたさんのブログを拝見し、FIAT140 買いました!早速カスタムしようと思い、BBの交換をしようと思っておるのですが、ちぇりたさんはどちらのBBを付けたのでしょうか?教えていただきたいのですがよろしいでしょうか?^^;
投稿: greenのFIAT持ち | 2016年4月15日 (金) 21時39分
こんばんは。
私のBBはスギノのチェーンリングに付属していたモノで、型番はCBB-AL-103mmですね。
FDB140ユーザーは、同じスギノの"CBB-F-103"が多いみたいです。
後者の方がコスパに優れてますから、拘りがなければFタイプでも良さそうです。
BB交換はオリジナルの頑固な右ワンに気をつけてください。
専用工具がない場合は、工夫して外しているサイトがいくつかありますので参考にされるといいと思います。
投稿: ちぇりた | 2016年4月15日 (金) 22時39分
ご返信ありがとうございます!
参考になります!
ど素人なので、どこまで一人でできるか心配ですが^^;
ちぇりたさんのブログのおかげて色々とカスタムできそうです!ありがとうございます!
今後も拝見しますので、よろしくお願いします。
投稿: greenのFIAT持ち | 2016年4月16日 (土) 16時43分
私も素人なので大丈夫です。
初めて自転車に触れたちぇりたがここまでカスタム出来るのですから、このFDB140は純粋に楽しめるカスタムチャリだと思います。
greenのFIAT待ちさんのようにコメントをいただけると、コレが明日へのブログの気力となりますので、ちぇりたとしてもとってもありがたいです。
ありがとうございます。
投稿: ちぇりた | 2016年4月17日 (日) 00時07分