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2016年1月17日 (日)

FIAT 140 な日々10(ボトムブラケット交換の巻)

ボトムブラケット・・・・、「なんでしょう?これは?」となる人も多いと思う。
私もそうだ。

20160108a
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

自転車の心臓部ともいえるもので、ペダルを漕ぐクランク基部にあるユニットだ。
円筒形カートリッジ状のユニットがクランク基部の中に内包されており、これの善し悪しで自転車の走行にかなり影響が出るという。
ボトムブラケットを略して、"BB"とその道では呼ばれているようだ。

20160108b
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM

さて、超コンパクト軽量折りたたみ廉価チャリのFDB-140は、安いだけあってこのボトムブラケット(BB)も値段なりのものだという。

実際に素人の私が漕いだところで何の優劣は分からないが、チェーンのあたりにギコギコと負荷がかかっていることは何となく感じている。
だが、このBB交換によって、結果的にそれらを解決できるのだという。
ならば、BB交換に挑戦してみましょうというのが今日のお題である。

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Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

まず、オリジナルのBBを取り除くにはクランク(ペダルの棒)を外す必要がある。
六角レンチで外しましょう。
ここは正ねじである。

20160108d
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

チェーンがついていると邪魔なので、ここでチェーンを切ってしまいましょう。
どうせ新しいものに付け替える予定なのだ。
チェーンカッターなるものを、例の道具箱の中から取りだした。

20160108e
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

はい、うまく切れました。
真っ直ぐチェーンをカッターにはめ込めば失敗はない。
このあたりで弟が邪魔しに来たので写真撮影をかなり忘れる。

20160108f
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

次は右側のチェーンを回すチェーンリングという円盤状のブツを取り外すことだ。
専用器具で自転車本体とリングを引き離すようにねじ込むと簡単に取れる。
反対側の左はクランクだけなので、そちらも同様に外す。

20160108g
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

これがオリジナルの"BB"だ。
ふーん、初めて見た。

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Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

まずは左側からいきたい。
専用工具があると便利だ。S形ヘッドまわしというらしい。

20160108i
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

こちらは簡単に外せる。
正ネジなので反時計回りに回せばよいのだ。

20160108j
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

問題はこの右側だ。
このコネクタが外せなくて苦労しているレビューやブログがたくさんある。
ここは鬼門なのだ。

20160108k
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

このやっかいなコネクタ(右ワンというらしい)をいとも簡単に外す工具があるという。
36mmメガネ×ピンスパナというらしい。
この穴の開いたシャモジのような道具が魔法の工具なのだとか。

20160108l
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

重要なのがこの右ワンは逆ネジと言うことだ。
工具を右ワンにはめて力を時計方向に入れるとクルリと回った。
スバらしい。

でも、本当は最初に正ねじと思って反時計回りに無理矢理回して、右ワンを傷だらけにしてしまった。(20160108j参照)
1/4回転ほど回したので、戻すのにえらく苦労した。(笑)

20160108m
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

工具を購入した意味があまりなかったような気がしなくもないが、取りあえず外せたので良しとしたい。
前もって調べていたのに、メモを忘れたばかりにこの体たらくだ。

20160108n
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

これがオリジナルBBである。
廉価版なのかユニット化されていない。
でも内部構造は参考になるなあ。

20160108o
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

これが新しく入れる購入した"BB"だ。
因みに新BBの写真はこれしか撮っていない。
多分、"右ワン逆回し事件"の動揺でテンパっていたんだと思う。

20160108p
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

BBをねじ込むにはこのような工具を使う。
本当にあの工具セット買って於いて大正解だ。

20160108q
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

BBの挿入には向きがあり、間違えないようにねじ込む必要がある。
右ワン側から入れるのであるが、当然逆ネジなので反時計回りにねじ込んでいく。
ねじ山をつぶすと入らなくなるだけでなく、自転車そのものもお釈迦になるので注意しながら回していく。
結構、力がいる。

20160108r
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

最後に左のカバーを被せて終了だ。
左は正ねじなので時計回りに力強くねじ込んでいく。

20160108s
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM

Oh!、デキタ~。
普通のことなのだろうけど、ちょっと感動。

ボトムブラケット(BB):308g→246g

8.948-0.062=8.886kg

ついに壁だった8.9kgを突破した。
さて、こっから一気に稼ぎたいところだ。

次回はチェーンを回すチェーンリングの交換をやってみたい。

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コメント

参考になります!

コメントありがとうございます(^ ^)

以前、参考になりますとコメントしたものです!ちぇりたさんのブログを拝見し、FIAT140 買いました!早速カスタムしようと思い、BBの交換をしようと思っておるのですが、ちぇりたさんはどちらのBBを付けたのでしょうか?教えていただきたいのですがよろしいでしょうか?^^;

こんばんは。

私のBBはスギノのチェーンリングに付属していたモノで、型番はCBB-AL-103mmですね。
FDB140ユーザーは、同じスギノの"CBB-F-103"が多いみたいです。

後者の方がコスパに優れてますから、拘りがなければFタイプでも良さそうです。
BB交換はオリジナルの頑固な右ワンに気をつけてください。
専用工具がない場合は、工夫して外しているサイトがいくつかありますので参考にされるといいと思います。

ご返信ありがとうございます!
参考になります!
ど素人なので、どこまで一人でできるか心配ですが^^;
ちぇりたさんのブログのおかげて色々とカスタムできそうです!ありがとうございます!
今後も拝見しますので、よろしくお願いします。

私も素人なので大丈夫です。
初めて自転車に触れたちぇりたがここまでカスタム出来るのですから、このFDB140は純粋に楽しめるカスタムチャリだと思います。

greenのFIAT待ちさんのようにコメントをいただけると、コレが明日へのブログの気力となりますので、ちぇりたとしてもとってもありがたいです。
ありがとうございます。

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