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2016年2月 9日 (火)

ミラーレス機のレンズサイズ

デジカメinfoさんにちょっと驚かされた記事が載っていた。

ソニーGMシリーズとニコン・キヤノンの同スペックのレンズとの大きさの比較画像

デジカメinfo

個人的に望遠以上のレンズを除けば、ミラーレスレンズはコンパクト化が可能だと思っていたからだ。

20160209a

ここで目を引いたのは24-70mm/F2.8という大口径標準ズームのサイズだ。
今まではフルフレームミラーレスとはいえ、広角域の混じる標準ズームならばコンパクト化が可能ではないかと思っていたのだ。

だが、先日ソニーのEマウントからFE24-70mm/2.8GMが発表された。
発表された重量に、その時は「ん?」という疑問が一瞬沸いたが、ソニーのことだから密度を高くしてコンパクト化に成功したのかな程度に考えていた。

だが、写真からはキヤノンのEF24-70mm/2.8L II USMとたいして変わらない、いやそれよりもフランジバック分大きなサイズになっていた。

20160209b
Olympus OM-D(E-M1)+Leica DG MacroElmarit45mm/2.8OIS.

これはいったいどうしたことか。
ミラーレスはコンパクト化が可能だったのではないのか?

当然、ソニーもこれだけのサイズに持ってきたからには相当な光学性能を有するレンズなのであろう。
だが、キヤノンやNikonをぶっちぎりという訳でもなさそうである。
ミラーレスレンズだからといって、決してレンズサイズが小型化になるという訳ではないのだ。

まあ、この記事からメインであるマイクロフォーサーズマウントを手放したり縮小する気はさらさらないが、センサーサイズに因っては小型化の恩恵が少ないのではないかと考えるようになった。

20160209c

そうするとキヤノンがフルフレームミラーレスを発表した時も、移行を少し考えねばならないかもしれない。
サイズに恩恵が少ないとなるとDSLRのままでも問題ないからだ。

キヤノンやNikonならば、もう少しレンズの小型化も可能かもしれない。
だが、飛びつくほどの必要性はどうなのだろう。
移行時期にも因るであろうが、レンズ資産が充実するまでDSLRでまったり過ごすのもありのような気がしてきた。

その時、ミラーレスに画期的なレンズコンパクト化の技術が実現していたりしたら、またそれはそれで話が変わってくるのであるが。

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コメント

昨日は懇切丁寧な説明をありがとうございます。
少し三脚の方向性が決められそうです。

この記事、私も読みました。私自身、先だってニコンにしぼのにいろいろ考えました。ソニーもキャノンも検討しましたが安定度を最優先にしました。
今は迷った分、いい決定ができたと思っていますが・・・・・
ミラーレスの一番のメリットって小型化ですよね。ソニーはマイクロとはまた
違った路線を歩いていますよね。あとは好みの問題だと思いますが~ミラーあり、、、の良さも最近は結構、気に入っています。
ただ~キャノンのEFもいいな~なんて。(笑)

三脚は重いヤツを持って歩くと、持ち出す頻度が激減します。
でも軽いカーボンは高価ですから悩むところですよねえ。

ミラーレスはやはりマイクロフォーサーズが一番バランスが良いのかもしれません。
これにフルフレーム機の明るい単焦点レンズのあるシステムを持つのが現時点では隙のないシステム構成ですかねえ。

Nikonもキヤノンも"隣の芝生は~"ですから、どっちを持っても悩むと思います。
いっそのことSAKURAさんも私のように両マウントを・・・・。

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