840mmの世界
今日はオリンパスの300mm/F4に1.4倍のテレコンをつけた一本のみを持ってウロウロしてみた。
公道上だと少し目を引く長玉なので、まずは実家敷地内での撮影に限定する。
35mm換算だと840mmの長玉レンズだ。
フードさえ伸ばさなければ、第三者への圧迫感はかなり低いのではないだろうか。
パナの新望遠ズームはよりコンパクトだが、テレ端時の全長はやはりそれ相応に伸張するだろう。
でも通常時はコンパクトなのでちょっとうらやましい。
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14
このレンズを使うときは、やはりE-M1を使ってしまう。
GX8でも使えるのだが、やはり明らかに手振れ補正能に差が出る。
シンクロ5軸は凄まじい。
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14
昼間の月撮影でも手持ちで可能だ。
クレーターまでがはっきり写せる手持ち望遠レンズは私は今まで知らない。
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14
厄介なのは素早く動く被写体だ。
飛行機などは側面を撮ろうとしていたが合焦が上手くいかず、時間だけが経過して後ろ姿しか撮れないという体たらくだ。
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14
ところがフォーカスリミットの切り替えを行うことで、かなりの速度アップが実感出来るようになった。
全域・近・遠と3種類ある中から、素早い合焦を求めるならば4m辺りを境に近距離用か遠距離用に切り替えるとストレスない撮影が出来る。
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14
近距離撮影も手振れ補正がよく効く。
補正機構にクセがないという訳ではないが、初めてのレンズ内手振れ補正機構でよくここまでのコントロールが出来たものだと感心する。
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14
ただ、パナソニックボディだとこの恩恵は半減する。
やはりオリンパスのボディ内5軸手振れ補正があってこそのシンクロ補正なのだ。
それでもレンズ内で4段分程ある補正機構はパナユーザーにも840mmの福音を与えてくれる。
ある程度慣れが必要なレンズではあるが、使い込めばそれなりに答えてくれる。
EVF特有の短時間ブラックアウトが気になるが、これはおそらくファームや設定で対処可能となるだろう。
追従性がこれからの課題だと思うが、娘の運動会には間に合って欲しい。
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私だったら嬉しくで外に撮影に行きますよ~(笑)
そこがベテランのごいところです・・・・
さて、私はサクラ対策は広角ズームで私らしい写真を目指したいと
思います。昨年はちぇりたさんは目黒川でしたよね。
やはり川辺って魅力があるスチュエーションです。三脚を持ち出して
いいショットを目指しましょう。
投稿: SAKURA | 2016年3月19日 (土) 21時47分
今年も目黒川に行こうと思います。
ただ、最近は観光ルートに組み込まれているので、日中はまず撮影できませんので、また明け方にでもチャリ漕いでの撮影を考えています。
広角も迫力ある写真が撮れますからねえ。
私も三脚持ち出しです。
お互いにベストショットが撮れるように頑張りましょう。
投稿: ちぇりた | 2016年3月19日 (土) 23時55分