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ana

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2016年3月 3日 (木)

Olympus M.ZD ED300mm/4IS PROと月撮影

このレンズを購入してから、実は3回ほど日を変えての月撮影をしている。
だが、いずれも失敗しているのだ。

20160303c

最初の2回は画素数の多いパナのGX8で。
初回は月齢18の時に撮影した。

20160303b
Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED300mm/4IS PRO+TC-14

あ・・・・、なんかピンぼけだ。

このときは職場のセキュリティー時間が迫っている中、慌てて組み立てたのが仇になった。
月にレンズを向けたときにMFクラッチ機構が入ってしまい、微妙なピントずれに気づかぬまま撮影を続けていた。
自宅でPCを開いたときにようやく気づいたのだ。

20160303g
Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED300mm/4IS PRO+TC-14

2回目は翌日の月齢19。
今度はMFクラッチに気をつけながら丁寧に撮影した。
ところが、自宅のPCで確認すると撮影データは全てぶれている。

最初はレンズのAF動作による振動で生じたのかと思っていたが違ったようだ。
後日のE-M1での同条件では振れが生じていないからである。

20160303f

となるとGX8のボディ内手振れ補正によるものなのだろうか。
GX8にM.ZD ED300mm/4ISを取り付けると、GX8のボディ内手振れ補正のON/OFFスイッチがグレーアウトして操作が受け付けられなくなる。
レンズ内補正をOFFにすると自動的にボディ内がONになるとか?
・・・・まさかね?
まあ後日にもう一度再検証してみたい。

20160303d

前回の失敗から、この日は全てのブレ補正をOFFに出来るE-M1での撮影である。
いずれにしても、週末から週明けにかけて天気が崩れたために、月齢が一気に進んでしまって既に月は下弦に突入している。
よりによって、この時期の下弦の高度は非常に低くなっているので木の枝を縫っての撮影になった。

20160303a
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4IS PRO+TC-14

高度が低いため大気の風の影響をモロに受けて月面像は揺らいでいた。
月の色もやや暖色系だ。
そんなビハインドの状況でも、それなりに写ってくれるものだ。
画素数の若干低いE-M1なので精細感は微妙だが、1.4倍テレコンを挟んでも充分実用性は高い。

20160303e
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4IS PRO+TC-14(トリミング)

さらに月齢が進んで新月になった9日に、ここ東京では部分日食が見られる。
GX8間に合うかな?
それまでに検証しておかないと。

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コメント

実は私もパナの本体とオリのレンズで不具合を何度か経験しています。
とくにピーキングはオリでは色が反応しないみたいです。
もっともメーカーが違うから? ただ、パナとオリの共通マウントは本当にチョイスが広くてすごくいいことだと思っているので、ここいらは両メーカーで調整をしてほしいな~と思ったりしています。

やはり細かいトラブルはあるみたいですね。
せっかくメーカーの垣根を超えた共通規格のマウントですので、後日のファームでもいいですから解消して欲しいところです。

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