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ana

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2016年4月22日 (金)

300mmで散歩

オリンパスの新300mmは、ハーフマクロ程の撮影倍率を誇るほどに近接撮影が得意なレンズである。

20160422a

このレンズを1本のみを持って散歩に出かけてみましょうというのが今回の趣旨だ。
デイパックにこの300mm一本放り込んで、エネモービルに乗り込み出発である。

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Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4 IS PRO

E-M1ボディと合わせて約1.7kgの換算600mmカメラシステムだ。
F4という明るさを誇るが、近接撮影が得意な故に最短場合の被写界深度は極めて浅い。
この特性が換算600mmというレンズの場合、かなり厄介なものになる。

20160422c
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4 IS PRO

中望遠マクロの場合は、カメラから被写体までの距離が近いので自分のカメラ固定ポジションを周囲を見ながら客観的に把握しやすいのであるが、この300mmは被写体と1.4m以上離れているために、EVFだけを見てフレーミングに集中していると無意識に生じる前後ブレの把握がわかりにくく、絶えずユラユラしている可能性があるのだ。

20160422d
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4 IS PRO

まあ、これは自分の技術が足りないだけなのであるが、ただでさえ近接では手振れ補正能が低下する最短距離撮影のフレーミングに集中しているときに、この前後ブレが思ったよりも大きく出てしまうのだ。

20160422e
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4 IS PRO

対処としては高速連写かフォーカスブラケットが良いのかも知れない。
個人的にはフィルム時代の名残りで、無駄に連写すると残量がもったいなく感じてしまう。
無意識のうちに単写モードをチョイスして、当たるまで繰り返し撮影している自分がいた。

20160422f
Olympus OM-D(E-M1)+M.ZD ED300mm/4 IS PRO

結局300mmを持ち出して分かったことは、自分はSDカード残量に対して思った以上にケチだったことなのか。
かと言って、惜しみなく連写すれば劇的に上手くなると言う訳でもないので、ストレスのない自分スタイルの"そのまま単写"で、少しでもピンに当たりやすいよう精進していきたい。

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コメント

マイクロの場合は、35mm換算だと倍になるだけに想像に難しいです。
ただ~写真を見ている限り柔らかいボケはマクロに似たような雰囲気は
望遠とは思えない良さがあると思います。
E-M1もいいですね~ オリの本体もやっぱり1台は欲しくなるのも分かり
ます。あ~これではダメだ!ちぇりたさん病が写りそうです。(笑)

三脚を使う方や望遠マクロの得意な方は問題ないのかも知れませんが、この前後のブレが厄介でして私は歩留まりが思ったより悪かったのです。
でも写りはさすがといった感じでした。
苦労して購入した甲斐があったというものです。

オリンパスの手ぶれ補正はスゴいですよ。
パナの絵柄は好きですが、所持すると手放せません。

イヤーいいですねー。
これでトンボを撮りたい。
特に、ハッチョウトンボ。

距離がとれるし良いもんみせていただきました^^

私もこのレンズは虫撮りに最強だと思いました。

花鳥風月の彩りを切り取るのに持ってこいなレンズではないかと

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