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ana

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2016年5月16日 (月)

エネモービルな日々11(鳴き修理)

今日は坂道を下るときに強めのブレーキをかけて以来、鳴くようになってしまったブレーキの修理についてである。

20160516a

とにかくキーキーうるさい。
左ブレーキであるローラーブレーキは静かで良いのであるが、右のリムブレーキに比べると若干効きがイマイチである。
なので左右兼用で使用していた。

ところがリムブレーキが摩耗で鳴くようになってから、気になって今までのように兼用での使用頻度が減ってしまっている。
コレでは咄嗟の時のブレーキが貧弱だ。

20160516b

と言うわけでの調整・修理である。
以前にトゥーインでのハの字調整器具がよろしいとコメントを頂いたので、さっそく千円程度のものを購入してみた。

要は、僅かな傾斜のついたプラスチック板をホイールのリムに当てながらブレーキシューで圧迫しつつ調整固定すれば簡単に出来上がるというモノだ。

20160516c

以前、FIAT 140でVブレーキパッドを調整したことがあるので、あの要領でやれば良いのであろう。
今回は調整具もあるので簡単そうだ。

うーん、エネモービルのリムブレーキは六角レンチが使えないのか。
なので10mmスパナを用意する。

20160516d

・・・・・。
あれ?なんか変だ。
微妙な傾きを調整するワッシャーがない。
ブレーキ機構を見ても、コレでは僅かな傾斜をかけての固定が出来ないではないか。

20160516e

シューそのものにも調整出来るようなものはついていない。
サイレントシューという文字に微妙な哀愁を感じる。

ならばパッド面を見てみましょう。
鳴きの原因が分かるかも知れない。

20160516f

パッド面に黒く固着したものが見て取れる。
恐らくはパッドゴムが擦過熱によって固着したと考えられる。
多分、コレが鳴きの原因ではないだろうか。

となると、この黒い部分を取り除けば良いのであるが、ヤスリなのでゴリゴリしていいものなのだろうか。

ネットで検索すると一応は大丈夫そうなことは書いてあるが、何しろ微調整のワッシャーがないので削りすぎの失敗をするともうどうにもならない。

20160516g

なので、取り敢えず僅かに削るだけのコンパウンドクロスで対処してみることにした。
効果が微妙だったら、粗めのヤスリで1~2回表面をならしておけばいいだろう。

20160516h

一方向に向けて何度か磨いてみる。
ゴシゴシ・・・・。

20160516i

ふむ、一応キレイになったようだ。
黒い部分もなくなって、表面に付着したカスもなくなっている。

20160516j

後はブレーキシューを元の位置に戻して固定すれば良い。
丁寧に位置決めをして、スパナでしっかりと締め直す。

20160516k
Panasonic DMC-GX8+Leica DG Summilux25mm/1.4

おぉ、キーキー鳴いたノイズが消えたじゃないですか。
心なしか今までよりもブレーキ効果が高くなったような気も。

右ブレーキの癖がつかないように気をつけないといけないなあ。

因みにトゥーインの調整器具は今回役に立たなかったが、FIAT 140や、直に来るスポーツチャリで活躍してくれるであろう。
備えあれば何とかである。

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コメント

なるほど、角度調整のワッシャーがなかったんですね。すみません、確かにママチャリなどには普通はついてないですね。。。

いや、でもつっきーさんのコメントにはいつも助けられていますので、気になさらずに色々教えてください。
このアイテムも、今度折りたたみチャリで使い勝手を確認してみようと思っています。

うーん、すごいです。自転車にはまったくのシロウトの私。
しかし、ちゃんと原因を取り除く、そして追求するあたりは~すばらしい。
仕事でもそこまで掘り下げることがないので反省しました。(笑)
ワッシャー1つにそこまで見識はおそれいれました。

これも折りたたみチャリであるフィアット号のおかげです。
あの自転車を弄くり回したことで、基礎的で表面的ではありますが、なんとなく自転車の構造が分かったような気がしました。

ところでこのブレーキパッドの写真をよく見ると毛虫が付いておりまして、撮影直後に気づいてギャーッ!となった次第であります。
大嫌いなモノが超至近距離にいましたので、腰を抜かさんばかりに驚きました。

カメラと違って、屋外に置いておくものなのでこういう事もあるんですねえ。
本気で驚きました。

ブログをよく拝見させていただいています、初コメント失礼します、ハンドルネームでなまものと名乗っています。

鳴きが治られてよかったですね。

今さらなのですが、ブレーキパッドの鳴き対策ですが、ブレーキパッドの面ではなく、角にあたる部分、特に進行方向に対して後ろのリムが入ってくる側の角を削ると良くなることが多いと思います。

当方、バイク・車を趣味にしてますが、その分野では新品パッドの角のヤスリでの面どりは、通常行うことが多い作業なのです。

詳しくは、ブレーキパッド 面取り などで調べてみてくださいm(__)m

今さらですが、今後のご参考までに。

なまものさん、コメントありがとうございます。

貴重なご意見を頂き感謝しております。
ブレーキは奥が深いですねえ。

今後もよろしくお願いします。

あら~、こんなに小さな毛虫一匹でもダメですか。。
それじゃあ、(私も苦手ですけど)、チャドクガの大群なんて身の毛がよだちとても正視できないのでは・・・・
これからのシーズン、木の多いところは何かしら居ますよね~

いや~、サイズに関係なく苦手ですねえ。
チャドクガは既に嫌悪感しか持ち合わせていないので、躊躇なく処分執行します。

以前、渓流釣りの時に山奥でテントを張ったことがありました。
大きな杉の木の下にベースキャンプを作り、渓流を遡りながら釣り行脚しようと、木の根元に置いておいたザックの取っ手を握りしめた時に違和感を感じたのです。

ゆっくりと手を開くと、そこには黒地に赤黄ラインの入った10cm以上ある大きな毛虫が潰れていました。
手掌と指腹には剛毛のような黒い毛が突き刺さっており、一瞬失神しそうになったことがあります。

未だにトラウマです。

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