エネモービルな日々14(キックスタンド)
電動アシスト自転車は重い。
嫁さんのギュットミニDXで30kg強、軽量と言われる私のエネモービルですら20kgある。
エネモービルにはママチャリとは異なり、片足用のキックスタンドが付いている。
両立スタンドの方が安定性は高いのであるが、チャリの形状から片足形の方がスタイリッシュだ。
実は、今この片足タイプのスタンドでトラブルが生じている。
路上ではそれほど問題にならないのであるが、実家に持ち込むとよくコケるのだ。
実家の地面は土と石畳で作られている。
スタンドを土の上、もしくはスタンドの足が石畳の隙間に入ると、自転車の車重にスタンド先端部が負けて地面にめり込む。
つまりバランスが崩れてひっくり返るのだ。
問題なのはエネモービルの重量だ。
20kgある自転車が倒れるので倒れた衝撃で金属製の前カゴがひしゃげてしまう。
今までに何度も修復したが、徐々に歪みが大きくなってきている気がする。
しかもそれだけではない。
石畳に挟まれて倒れた場合、スタンド脚柱に負荷が何度もかかり、スタンドそのものがひん曲がってきてしまったのだ。
ただでさえ不安定な実家の庭であったが、このスタンドの状況では屋外の路上駐輪でも不安定さが増して年中ひっくり返り始めた。
要は交換である。
ここで選択肢に両立スタンドを選ぶかどうかと言うことだ。
両立タイプはスタンドを地面に下ろした後、チャリ本体を後ろ側にスライドさせて固定する。
20kgのスライドか・・・・。
まあ、嫁さんは一人で30kg強のギュットミニの両立スタンドを事もなく操作しているので問題ないか・・・・。
心配なのはエネモービルのデザインに合うかどうかである。
まあ、既に前カゴ付けてママチャリ化しているため今更感はあるのだが、取り敢えず冒険を避けて同じような片足スタンドで行こうと思う。
ギザプロダクツのアジャスタブル サイドスタンド。
20から28インチまでのタイヤサイズに適応されている。
ナットを外し、荷台の固定脚を車軸から抜いてからオリジナルの片足スタンドを取り外す。
結構、荷台の足が固いですな・・・・。
ニュースタンドを逆の手順ではめ込んで組み立てていく。
おお、サイズはピッタリ。
せっかくなので軽量な64チタン製のナットにしてみましょう。
これで、取り付け完了である。
さて、しっかりと自立してくれるでしょうか。
あれ?
スタンドの足を一番短くしているが、結構長めだなあ。
ギリギリで自立している。
いや、今まで傾きすぎていたのかな?慣れか?
まあ、これでしばらくは安定した駐輪が出来るのであるが、再び不安定になってきたら両立も考えてみるかなあ。
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現在、いまだに妻がエネモービルを利用しているのですが
64チタン製のナットのサイズをご教授できますんでしょうか?
投稿: とし | 2023年2月 4日 (土) 19時34分
としさん、こんにちは。
私はエネモービルをもう手放してしまい直接車軸を計ることは出来ないのですが、手元に残っているナットを調べてみると64チタンの「多分それらしきナット」は残っていました。
なので下記情報は自己責任でご利用ください。
【M10ナットのようです。おそらくピッチは1.25。】
繰り返しになってしまいますが、正しい情報の自信はありませんので、確実なのはやはりパナソニックに問い合わせてみるのが一番だと思います。
なにぶんにも実物がございませんので、こんな返答で申し訳ありません。(^_^;
投稿: ちぇりた | 2023年2月 6日 (月) 16時05分