EOS 5D3 撮り納めと伊豆下田(後編)
翌日は欲張りな娘の希望で、海と山の両方に出かけることにする。
天気もピーカンなので、こんな時は24-70mm/4LISの一本で十分と思われる。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM
まずは海の方だ。
黒船の下田港遊覧船をチョイスした。
娘は初めてだが、私はもう何度この黒船に乗船したのだろう。(笑)
しかし日差しが強い。
NDフィルターでも持ってくれば白飛び写真も減ったかも知れないなあ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM
遊覧船は比較的空いていて良かった。
何故か雀がマストにたくさんいる。
どうやらカモメに餌付けする海老センのおこぼれを狙っているようだ。
海鳥といい陸鳥といい逞しい。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM
娘は飛んできたカモメに興奮気味だ。
餌のためにカモメが結構スレスレまで接近するために早々に海老センは放棄した。
接近するカモメは一瞬なので、自分の技術ではDSLRの標準域ズームだとかなり厳しい。
広角によるパンフォーカス撮影だったら楽だったかも知れない。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM
お次は山を希望しているため寝姿山へ向かう。
女性の寝姿に似ているという由来だとか。因みに左側が頭(山頂200m)である。
ケーブルカーがあるので登りも楽である。
しかし、真夏のピーカンだと平気でF値が11とか16になってしまう。
来年はNDフィルターでも用意しておくかなあ。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM
時間も昼過ぎのためかケーブルカーも空いていた。
乗客の半分は外国人だ。ほぼ欧米人である。
山頂に着いてから話しかけてみると米国人とフランス人のファミリーだった。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM
ただ、ニースなどで見るようなハイソな仏人というよりは結構砕けた風貌だ。
テロがあったのでこちらに来たのであろうか。
せっかくバカンスで日本に来ているのに、ニースの件を聞くのは悪い気がしてその話はスルーした。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM
山頂に着いて以降、娘は微妙に不機嫌である。
風景を見るよりは枝や小石を拾うことにご執心になる。
これは・・・・集中力が欠けてきているので眠くなる前兆だ。
沖合に伊豆七島が見えるよ・・・・、と言ってもまるで興味を示してくれてない。
何度か来ているが、これだけ見えたのは初めてだ。惜しいのう。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM
頂上広場の突き当たりに愛染堂という夢殿ライクな縁結びのお堂がある。
その裏に、下からここ寝姿山に通ずる登山道があるのだ。
娘がココを通って帰りたいと駄々をこね始めた。写真撮影はほぼ絶望な状態に。
まあ、娘に甘々な私は折れて登山道から下山することにした。
嫁さんも久し振りの登山(下山)だと喜んでくれた。
自販機で水を数本購入して下山開始である。
Canon EOS 5D MarkIII+EF24-70mm/4L IS USM
まあ、予想通り途中で娘が疲れたので抱っこしてくれという事になり、16kgを抱えて且つ重めのキヤノンシステムを肩からぶら下げながら、加えて1.5㍑程の水の入ったトートバッグをぶら下げつつの炎天下での下山である。
ご丁寧に下田駅に到着するまで爆睡である。
なので途中状況の写真撮影は全く不可能であった。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
宿に戻ってからプールを渇望されたが勘弁して貰った。
夕食時に娘から「今日は海に行ったねえ、山にも行ったねえ、でもプールには行っていない」とクレームを繰り返し呟かれた。ベビーギャグか?
仕方ないので帰る日の朝にプールへ連れて行った。
Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM
女の子は何歳くらいで手を離しても大丈夫な様になるのだろう。
お転婆なので安心年齢になるまで少し時間がかかるかも知れない。
来年は軽量なマイクロフォーサーズにするかも知れないが、貴重な子供達のショットのために手に入れているであろう重い5D4を懲りもせずに持ち出している可能性も捨てきれない。
最近のコメント