Milvus 2/50M (テスト撮影)
本来は旧型MP50と比較するのが一番なのであるが、あいにく下取りに出してしまったのでブツは既にない。
なので、かすかな記憶を頼りにMilvusとの比較を書いてみたい。
いつもの撮影場所は現シーズンだと猛烈な蚊の温床地帯なので、今日は別の所で撮影を行った。
アンチモスキートの秘密兵器として購入したストロンテックは、現在薬液切れなのでやむを得ない決断だった。
被写体は例の如くポン様。
テスト撮影は久し振りだ。前回は半年ほど前のオリンパス300mm/f4かな。
カメラはEOS 5D3、被写体までの距離は2m。
Aモード下で各絞り値にて撮影を行った。
ISOは100、WBはオートに設定した。
【テスト撮影】
記事の都合上、2段絞り毎に写真を掲載する。
上段が通常撮影。下段が中央部のトリミング。
さすがに開放ではビネッティングが著しい。
だが色のりとコントラストも十分で、ビネッティングさえ気にならなければ普通に使える。
2段ほど絞るとビネッティングも気にならなくなる。
色のり、コントラスト、精細感共に十分で、シャッター速度も稼げるのでレンズ的にはかなり美味しいところではないだろうか。
実はトリミング画像に於いて、開放値からここF8まであまり際だった差が出ていない。
ちょっと凄いレンズかも知れない。
ここまで来てようやく僅かな解像感の低下が見られる。
まあ、回折現象であろう。
【まとめ】
ここで簡単なサムネイル画像を出しておく。
最短距離撮影はハーフマクロになるので今回のテスト撮影では行わなかった。
実写でその辺りを検証したい。
Canon EOS 5D MarkIII+Milvus 2/50M
このレンズはビネッティングさえ気にしなければ、開放から普段の常用絞りまで気にせず絞れるレンズだ。
撮影で意識するのは被写界深度とボケ具合くらいであろうか。
Canon EOS 5D MarkIII+Milvus 2/50M
MP50とは確かに異なる気がする。
ほぼ同じレンズ構成でありながら、精度がこうも違うとなると別物にも感じるくらいだ。
ただ、これは等倍鑑賞にて目を皿のようにして分かるレベルだ。
通常の写真鑑賞ではあまり気にしなくていいと思う。
Canon EOS 5D MarkIII+Milvus 2/50M
逆光性能も結構いける。
Milvus 2/50M
スペック
テスト撮影
実写と感想
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コメント
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久しぶりにポンさまの台座姿をみました・・・・
高級そうなGITZOの台座です。。(笑)
やはり開放の写りが特筆されるように見えますが。
ホケも優しいし、解像度も申し分がないといったところですか。
投稿: SAKURA | 2016年8月 4日 (木) 10時08分
せっかく台座を高級なモノに新調した途端に使用頻度が下がりましたからねえ。
なんとも言えません。(笑)
このレンズは重めですが質感や写りも上々なので、今までのMP50から十二分に引き継いでくれそうです。
投稿: ちぇりた | 2016年8月 4日 (木) 15時34分