エネモービルな日々15(狙われたエネモービル)
数週間前の日曜日に旅先で読む本を購入しに近所の書店へエネモービルで出かけた。
途中、銀行にも寄ったので離れた時間は30分ほど。
帰り際にロックを解除するときワイヤーコードに違和感を感じたのだ。
付属していたデフォルトのワイヤーキーに、刃物のようなもので傷を付けられていた。
明らかに第三者的な故意を感じる。
コレがその日につけられたものかは断言出来ないが、比較的最近つけられたものである可能性は非常に高かい。
オリジナルのワイヤーロックは軽量な分、かなり脆弱な鍵であるということだ。
今回、切断されなかったのは相当ラッキーだったのかも知れない。
因みにø4mmのワイヤー自体にも傷が見られる。
鍵をこのままにしておくと、割れ窓理論も踏まえて更なる盗難リスクを呼び込む可能性があるため新規に鍵を変えることにした。
デフォルトのワイヤーロックの鍵はバッテリーであるエネボトル固定のキーシリンダーにも使われている共通の鍵なので利便性は非常に高い。
だが、この際常用キーが一つ増えることでエネモービルの盗難リスクを下げられるのであれば仕方のないことだと納得するしかあるまい。
チョイスした鍵はABUSのshadow685の75cmタイプ。
ø6mmのチェーンロックでAbusの安全基準からすると中堅クラス、高レベルのセキュリティーが維持出来るもののようだ。
自転車価格の1割程が鍵の適正価格だとネットで言われているが私のは5%程度である。
まあ、エネモービルが狙われるとしたら足代わりの盗難だと思うので、このクラスで大丈夫ではないかと思っている。
重量は800g。
オリジナルの270gに比べ、3倍の重さになるがまあ仕方ない。
バッテリーチャリなので、多少の重量アップはさほど気にならない。
本当は赤か黒が欲しかったのであるが、いずれも欠品だったためピンクで代用した。(笑)
長さはオリジナルとほぼ同じ。
今までと同じように後輪とフレームを通すロック法で大丈夫であろう。
今回の鍵を変えたことによる長所は、以前のオリジナルワイヤーではロックしないとシリンダーからキーが抜けない構造だったのだが、shadowはロック前でもキーが抜けるのがありがたい。
キー操作中はエネボルトの取り外しが出来なくて面倒だったのだが、それから開放された。
これで一安心である。
Newロックが届くまでがちょっと不安だった。
このチェーンで取られたら仕方がない。
高級コンポーネントなどと無縁なエネモービルを狙う輩など、余程な電動チャリのフェチとしか考えにくい。
日本は比較的盗難のリスクが少ない国だと思っていたが、自転車に関してはそうはいっていられないようだ。
初めての体験であった。
以前も書きましたか~~
チェーンはどれが切れやすいテストをしましたが、ちぇりたさんが新規で
取り付けたものは30分でも切れませんでした。
自転車は危険ですよね~(笑) とくに都内は、そういう輩が多いような気
がします・・・・・最近、私の街では外国人の犯罪が増えているそうです。
小さい備えだけでも違いますよね~
投稿: SAKURA | 2016年9月 3日 (土) 11時54分
駐輪時のエネモービルがけっこうゴツくなってしまったのですが、まあ仕方ないかと。
このところ、自転車の鍵について考えることが増えたせいか、深夜の帰宅途中にあるスーパーの放置自転車をチェックするようになりました。
新規で乗り捨てられている無施錠の新しい自転車をちょくちょく見かけますね。
最初のうちはこんなに新しい自転車なのにスーパーの帰りに大荷物を持ちながらうっかりさんだなあと思っていましたが、ひょっとしたら駅前などから乗り付けてここで放置しているのではと思うようになりました。
ということは盗難車をずっと乗り続けるのではなく、その場の足代わりのみに盗難を続けているのではないかと。
そう考えると、トータル的な盗難件数が多いのもうなずけます。
まあ、本当にそれが盗難車なのかは一個人が知る術ははありませんが、絶えず気をつけていないと「明日は我が身」となりかねませんからねえ。
投稿: ちぇりた | 2016年9月 3日 (土) 21時15分