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2016年11月

2016年11月30日 (水)

DMC-GH5とニュー標準ズームの噂

ちょっと前の記事になるが、期待のパナ製フラッグシップ機であるGH5は新型Leica製標準ズームのキット販売が予定されているらしい。

パナソニックGH5の価格はLEICA12-60mm F2.8-4.0とのキットで2900ユーロ?
デジカメinfo

Leica VarioElmarit 12-60mm/2.8-4OIS.のレンズキットで30万強というところか。

20161130a

うーん、同時期にE-M1 MarkIIと同程度の金額のボディを二つ持つのはキツいのう。
時期を見てEOS M5を購入しようと思っていたのだが、もう少し先延ばしになりそうだ。
この秋から来春にかけて、やたら魅力的なボディやらレンズやらが登場しまくっていて非常に困る。

まあ、この時期が過ぎればしばらくは平穏になると思うのであるが、時折発作的な衝動買いもあるのでまだまだ安心出来ない。

20161130b_2
Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

そう考えると、新型EOS M5はMレンズ群の新規購入に拍車がかかる可能性が高い。
素直にブツ撮り用としてEOS M3のまま使うのが良いのかもしれないなあ。

2016年11月29日 (火)

KeyMission 80の使い勝手

以前記載した、ちょっと気になる使い勝手について今日は書いてみたい。

ワンアクションで撮影可能だというNikon KeyMission80であるが、実際にポケットなどに入れた状態から使うと撮影までに若干のタイムラグを生じる。

20161129a

AA-4ホルダーに装着されていない状態から使用する場合は、シャッターボタンを押すことで本体が起動し撮影可能となる。
つまり、撮影には背面液晶起動を確認したのち、フレーミングを行いもう一度シャッターボタンを押す必要があるのだ。
その間、微妙な3秒ほど。

20161129b

これがちょっとイラつく時間だ。
起動はまだかとつい何度も押してしまう。

起動後もフォーカスが合焦するまでシャッターが切れないため、その間も微妙に待たねばならない。

20161129c

不思議なモノで、AA-4ホルダーに装着されている状態から取り出すとその時間は気にならないのだ。AA-4ホルダーにはマグネットが装着されており、 本体をホルダーから取り外すことで自動的に電源が Onされるようになっている。

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恐らくはホルダーから本体を取り外し、それから被写体に向きを構えシャッターボタンに触れるまでにその起動時間を費やしているため時間が気にならないのであろう。
この時点で背面液晶が起動しているので、後はフォーカスの合焦だけで良いのだ。

20161129e

そのためにホルダーに取り付けていないプレーンな状態でポケットなどから取り出し撮影すると、背面液晶を確認しながらのためか起動までの時間を微妙に感じてしまう。
ポケット内で触れた瞬間に敢えてシャッターボタンを押しながら取り出せば良いのかもしれないが、そうまでして使うのも何か違う気がするので起動の時間には慣れるしかないのであろう。

20161129f

MicroSDのカード性能によるものかも知れないが、連写が出来ないのもキツい。
多分、10秒で3~4枚くらいではないだろうか。1枚/3秒ほど。

つまり決定的瞬間を逃した場合は、数秒待たねばならないのだ。
撮影画像の確認機能をoffにすると、若干このタイムラグを僅かに短く出来るようだが、その差は微々たるモノだ。

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Nikon KeyMission80

アクションカメラをうたっているのであれば、起動時間と連写性能、そしてAF速度を上げてもらいたかった。
出来れば画質もi phoneクラスまで上げて欲しいところだ。

残念だが、チェリーのフレーメン反応に対するシャッターチャンスは、DSLRかミラーレスの方が現実的かも知れない。
このあたりはファームでも難しそうなので、次期モデルに期待したい。

2016年11月28日 (月)

M.ZD ED12-100mm/4 IS PROとDMC-GX8

非常にお気に入りになったMZD ED12-100mm/4IS PROレンズであるが、こうなると当然お気に入りのGX8と組み合わせたくなってくる。

20161128a

残念ながらパナソニックのDual I.S.とは連動していないため、効果の高いレンズ内手振れ補正機構を使っていきたい。

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Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

使った感じは結構実用的だ。
確かにレンズ単体の5段分補正はありそうだが、画像が安定するのにちょっとした間があるように感じる。

スッと固定されたあと、ジンワリと微速でぶれる感じだ。
まあ、シャッター速度が高ければこのタイミングで撮影しても問題ないだろう。
直にキチンと補正固定されるので待てば良いのであるが。

20161128c
Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

しかし本当にいいレンズだ。
高倍率ズームがこんなに使いやすいとは思わなかった。
付けっぱなしになりそう。

2016年11月27日 (日)

目黒シティラン

今日は第一回ご当地マラソンが近所であったのだ。
フルマラソンではなく、10kmの短いタイプのものだ。

20161127a

結構な交通量を持つ幹線道路を通行止めにして行われるという。
車両通行止めになった車のない通りを見てみたい。
ということで、早起きしてマラソンコースの沿道へチャリンコで駆けつけた。

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Olympus E-M1+M.ZD ED7-14mm/2.8PRO

おー、本当に何も走っていない。
正月でも見られない貴重な光景だ。

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Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

信号も全て停止している。
ちょっと怖い感じもする。

たまに迷い込んでくる車が消防隊員や警察官に迂回路を説明されている。
コレは大変だなあ。

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Olympus E-M1+M.ZD ED7-14mm/2.8PRO

そろそろスタートの時間であるが、まるで応援の人がいない。
まあ、マイナーな大会なので仕方のないところであろう。

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Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

遠くの方からざわつき感が漂ってきた。
しばし待っていると向こうから何やら車が来たようである。

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Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

先導車の後には白バイ隊員が。
そしてその後には・・・・。

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Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

おー、来た来た。
トップ集団だ。生でのこういう光景は初めて見た。

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Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

ここから先は怒濤のランナーたちが次から次へと押し寄せてくる。
コスプレ集団もいるので結構楽しめる。

出場したスタッフを見つけることが出来たが、一瞬なので応援して手を振っていたらあっという間に通り過ぎた。
スタッフの走っている写真を撮影しようと思っていたのだが、これはかなり意識していないと撮影出来ない事を知った。

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Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

そして最後尾も見ることが出来た。
こうなっているのかフムフム。

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Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

最後の最後に救護車と関係者と思われる人員が乗ったバスがしんがりを務めて終了である。

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Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

このあと暫く横断できなかった人たちがワラワラと横切る。
いつの間にか人もそれなりに増えていた。

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Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

お次は親子同伴のちびっ子ミニマラソンである。
これはかわいい。
前半は大きめの児童が、後半は小さい児童がパタパタと駆け抜けていく。

20161127m
Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

マラソンが一通り終了したようなのでスタート地点であるシティラン会場へと赴いた。
会場では様々なイベントが繰り広げられている。
目的は限定100枚の目黒シティランTシャツだったのであるが、Sサイズ以外既に売り切れていた。

20161127p
Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

仕方ないのでピンバッチを購入する。
嫁さんからは私はそういうイベント事に興味があるとは見えないのでかなり驚かれた。
やっぱりご当地となるとちょっと気持ちの持ち方も変わりますねえ。

20161127n
Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

ちょうどそこに目黒区のゆるキャラ「めぐろン」がいたので娘と撮影させてもらった。
いやー、噂では聞いたことがあったのだが本物は初めて見た。
娘も気に入ってなかなか離れようとしない。

20161127o
Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

他にもゴミラスというゴミリサイクルの目黒区ゆるキャラがいた。
初めて聞いたキャラだが、こちらの方に関しては娘はビビりまくりである。

個人的にはマラソンは、高校時代にOBのシゴキで未だトラウマが続き大嫌いなのであるが、第三者的に見ていると非常に面白いことを知った。
来年もやるのであればまた見たい。

2016年11月26日 (土)

おNewレンズとフィルター

最近、マイクロフォーサーズレンズも10万円超えがチラホラと目立ち始めた。

以前はマイクロのレンズに関しては妙なマイルールを作って保護フィルターなどつけないで使用していたが、M.ZD ED300mm/4 IS PROなど30万円近いレンズが登場してきたのでそうは言っていられなくなってきた。

20161126a

多分に漏れず、先日購入したレンズもそれなりの金額を呈するため保護フィルターを購入したのだ。
タイプは純正のフィルターを選んだ。
理由は特にないが、オリンパスレンズはいつもコイツだ。

このところ超高級保護フィルターも登場しているようであるが、値段が倍違ったからと言って明らかな差は出ない商品なので、まあいつも程々のモノを選んでいるのである。

20161126c

そう言えば、以前にキヤノンのマクロレンズをひっくり返したことがある。
あまりにも強烈な光景だったので、以来フルフレームレンズには必ずフィルターを付けるようになった。

20161126b

考えてみるとパナソニックのレンズにはまだフィルターをつけていない。
同じオリンパス純正のフィルターにしようかと、早く取り付けたいLeica DG Nocticron42.5mm/1.2OIS.のサイズをチェックしたところ67mmは販売していないようだ。

まあ、安いヤツでいいか。

2016年11月25日 (金)

ちょっと多忙

来年春に職場の引っ越しがあるので準備がちょっと大変だ。
一年後に建つであろう建屋の設計もしなくてはならない。
今日は非常に忙しいのでこの辺で。

20161125a
Nikon KeyMission80

週末にご当地マラソンがある。
うちのスタッフが出場するらしいので応援に行きたい。

2016年11月24日 (木)

54年振りの降雪

だそうだ。今日は非常に寒い。
積雪に関しては明治8年の観測以来初だとか。
コチラでは積雪が確認出来なかったが。

20161124b
Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

昨晩は室温がかなり低く、珍しくネコが入った布団から全く出なかった。
自宅は全館空調なのだが、嫁さんが送風好きなのでなかなか暖房に切り替えてくれない。
暖房は息苦しくなるそうだ。

20161124a
Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

女性は冷え性が多いと思うのだが、昔の記憶をたどると寒さの耐性は男性より強い気がする。
書斎だけでも電気ストーブを入れますかねえ。

2016年11月23日 (水)

M.ZD ED 12-100mm/F4 IS PRO(テスト撮影)

個人的には珍しく購入した高倍率ズームである。
換算24-200mm/f4の焦点域と明るさを持つ。

20161123a

明るさとセンサーサイズからボケを主体に撮影するレンズではない。
まあ、テレ端で最短距離撮影を行えばそれなりにボカせられるが、基本は強力な手振れ補正から来るパンフォーカス気味のカリッとした風景写真が得意なのではないだろうか。

20161123b

このレンズが一体どの程度のポテンシャルを秘めているのか、いつもの被写体でテスト撮影を行ってみたい。

カメラボディはオリンパスのE-M1、被写体までの距離は2.5m、ISOは200に固定、Aモードに設定し各絞り地に於いてレリーズケーブル撮影を行った。

【テスト撮影】

20161123c

上段は通常撮影。
下段は中央部(隅角部)のトリミング。
各焦点域の各段数の撮影を行ったが、全部出すと収拾がつかなくなるので開放と2段絞ったものだけをアップする。

・12mm(換算24mm)・F4/F8

20161123c1 20161123c4

まずはワイド端の12mm(換算24mm)から。
コントラスト・解像感ともに開放から使えるレンズだ。
ビネッティングも殆ど目立たない。
センサーサイズも相まって、開放からパンフォーカス気味に使える。

20161123c8 20161123c9

中央部もしっかり解像している。
隅角部は流れも見られず十分解像している。
ただ収差が多少目立つ。これは絞りこんでも消失しない。

・25mm(換算50mm)・F4/F8

20161123d1 20161123d3

25mmもしっかり解像している。
コントラスト・色のりも十分である。

20161123d8 20161123d9

換算50mm域なので隅角部は割愛した。
解像感・色のり・コントラストともに十分。
おそらくF5.6辺りがピーク。次に開放のF4、F8と来る感じだ。

・50mm(換算100mm)・F4/F8

20161123e1 20161123e3

50mm(換算100mm)あたりになると、若干色のりが低下した気がする。
まあ、あくまで「気」なのでそんなに気にならない。

20161123e8 20161123e9

本当に良く写るズームである。
普通、高倍率ズームだとワイド端よりテレ端の方が画質がそれなりに低下する傾向が強いのであるが、これは結構頑張っている。

・100mm(換算200mm)・F4/F8

20161123f1 20161123f3

換算200mmの望遠ズームはとてつもなく便利だ。
フォーサーズセンサーでありながら結構なボケを生み出すことが出来る。
解像感も個人的には十二分だ。

20161123f8 20161123f9

さすがにトリミングで見ると、テレ端では多少の解像感の低下が見られるが、それでも十分なレベルを維持している優秀なレンズだ。

【最短距離撮影】

各焦点域で最短撮影距離が異なる。
ワイド端では15cm、テレ端では45cmが公称値。

・12mm(換算24mm)・F4/F8

20161123g4

ワイド端では15cmなのでレンズに鼻が付きそうな程の接写となる。
花撮影では受粉の手助けになるかも知れないレベルだ。

20161123g3

さすがに目に合わせることが出来ないので鼻に合わせる。
F4でありながら、換算24mm域でありながら、結構ボカせる。

・25mm(換算50mm)・F4/F8

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25mm域での最短撮影距離は22cmほど。

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実は25mm域の開放(F4)値ではピントズレを起こしてしまっているので参考にならないが、被写界深度くらいは分かるかも知れない。
申し訳ない。

F値の暗さを除けば、これ一本あればほぼオールラウンドに使える。
旅先の食事撮影でも換算50mmで22cmまで寄れればかなり有用性がある。
ただ、周囲が暗いと注意が必要だ。

・50mm(換算100mm)・F4/F8

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50mm域での最短撮影距離は32cmほど。

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望遠域になるとさすがにボケが大きくなってくる。
ボケ具合も高倍率ズームにしてはなかなか。

・100mm(換算200mm)・F4/F8

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テレ端では45cm。
換算200mmレンズとして考えれば鬼のように寄れる。

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この焦点域では最大撮影倍率は換算0.42倍。
ハーフマクロに近い倍率で写せるので便利である。

【まとめ】

購入時は高倍率ズームと言うことで使用頻度が心配だったが、これは常用レンズになるかも知れない。
旅行用だけに限定させるのはもったいない。

20161123k
Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

遠景で撮影すればパンフォーカス気味に。
カリッと写りビネッティングも殆ど目立たない。

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Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

望遠気味に近接撮影すればそれなりにボカして撮影することも可能だ。
レンズ単体には強力な5段分の手振れ補正機構を持ち、オリンパスボディとシンクロさせれば6.5段分の補正機構を有する。

F4通しという使いやすい高倍率ズームというのもポイントが高い。
かなりおすすめなレンズだ。

M.ZD ED 12-100mm/F4 IS PRO

スペック
テスト撮影
実写と感想

2016年11月22日 (火)

M.ZD ED 25mm/F1.2 PRO(テスト撮影)

コレはマイクロフォーサーズの換算50mm単焦点レンズであると、今から5年前の私に言ったら絶対信じない程のサイズを誇る弩級ハイスピードレンズだ。

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この抜けるほどにキレイなレンズ群を持つM.ZD ED25mm/f1.2 PROのレンズ性能をチェックしてみようというのが今日のブログの主旨である。

Pon7

被写体はいつものポン様。
ボディはオリンパス製のE-M1、被写体まで2mの距離を開け、ISO値は200に固定、Aモードに設定し各絞り値にてレリーズ撮影を行った。

【テスト撮影】

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上の段は全体像、下の段は中央部トリミングと隅角部トリミングである。

・F1.2(開放)

20161122c1

20161122k1

さすがに最新レンズだけあって色のり・コントラスト共に開放から使える。
四隅にビネッティングが見られるが、さほど気にならない。
ボケの感じもなかなかいいようだ。

中央部トリミングには一部に収差が出ているが良く解像されている。
隅角部も若干のフリンジが見られるが気にならない。
空側の隅角部にコマフレアが出かかった状態が見られるが、辛うじて光源は維持されている。

・F2

20161122c2

20161122k2

一段以上絞るのでさすがにビネッティングは目立たなくなっている。
色のり・コントラスト・解像感もアップしてなかなかよろしい。

中央部も開放よりも解像感がアップしている。収差は殆ど気にならない。
隅角部も問題ない。

・F4

20161122c3

20161122k3

さらに解像感はアップする。ビネッティングはほぼ消失。
画質はF4~F5.6辺りにピークがあると思われる。

中央部は解像感に関してはほぼMAXである。色のり・コントラスト共に文句はない。
隅角部も全く問題ない。

・F8

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20161122k4

全体像ではぱっと見、問題ないのであるが僅かに画質の劣化が始まっている。
フィルムでのだと風景写真ではこの辺りから本領発揮だったことが懐かしい。

中央部を見ると解像感に関してはピークを過ぎていることがわかる。
それでも等倍で目を皿のようにチェックせねば分からないレベルだ。
隅角部も同じである。

20161122c5

20161122k5

まとめて各絞り値のサムネイル化をしておく。

【最短距離撮影】

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最短撮影距離である30cmでの撮影だ。
倍率は換算0.22倍と50mmとしてはなかなか寄れる。

・F1.2(開放)

20161122f1

開放での接写である。かなりボケる。
ボケもかなりキレイな感じである。

この写真ではわかりにくいが、隅角部の点光源は口径食が目立つ。
弩級レンズの割にはこの辺りの詰めが良くない。
諸事情があるのだろうが、もう少し頑張って欲しかった。

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コチラも各絞り値でのサムネイル化をしておく。

【まとめ】

気になったのがLeica DG Summilux25mm/1.4と入れ替えた結果である。
軽量でほんわかした良い感じの写りを持つレンズを手放して後悔はないかということであるがそれは杞憂だった。

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Olympus E-M1+M.ZD ED25mm/1.2PRO

AFがかなり素早く決まるので、子供のような動く被写体にはもってこいのレンズだ。
しかも結構カリカリに写すことが出来る。
ただ、噂通り逆光に少し弱いと感じた。

今までのようにズームレンズから単焦点に切り替えるためにポケットからDG Summilux25mmを取り出すと言うことはもう出来ない。
キチンとカメラバッグにしまうことになるだろう。当たり前のことだが。

口径食も気になる。
これからクリスマスに備えての撮影では被写体に気を使う必要がありそうだ。

20161122j
Olympus E-M1+M.ZD ED25mm/1.2PRO

まあ、まとめると、DG Leica DG Summilux25mmより倍ほど重くて、倍以上値段が高く、逆光性能が若干弱くて、口径食がちょっと目立つレンズであるが、AFが気持ちいいほど素早く決まり、カリカリに写せるレンズと言ったところだろうか。

個人的にはSummiluxには戻らないだろう。
味わい深いレンズであったが、好みの嗜好はこちらの方が近い。

M.ZD ED 25mm/F1.2 PRO

スペック
テスト撮影
実写と感想

2016年11月21日 (月)

M.ZD ED 12-100mm/F4 IS PRO(スペック)

先週購入したニューレンズのもう一本の方である。

俗に言う高倍率ズームだ。
個人的にはこの手のレンズは殆ど購入することはないのだが、元からボケにくいマイクロフォーサーズであるし、旅行などのレンズの軽量化が重要なシチュエーションで活躍してくれそうなために手に入れてみた。

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以前にパナ製の14-150mm/4-5.8OIS.(HDなし)を使っていたことがあったのだが、少し色のりが好みでなかったために直ぐさま手放してしまった。
以来、高倍率ズームは各マウントでも手に入れていない。

だが、今回はF値一定の換算24-200mm/f4という高性能レンズが表れた。
接写も可能で、かなりオールラウンドに対応してくれそうな感じである。

20161121b

サイズはØ77.5x116.5mm、重量は561g。
今まで購入したマイクロ標準域のズームとしてはかなりデカ目に入る。
イメージとしては350mlビール缶と言ったところか。

鏡胴は金属製でしっかりしている。
ズームリングも金属製であるが、ピントリングはどうかな?25mmと同じ?

20161121c

レンズ構成は11群17枚。特殊レンズを9枚(DSAレンズ 1枚、非球面レンズ 3枚、EDレンズ 5枚、スーパーHRレンズ 2枚、HRレンズ 1枚)使用という7割オーバーを実現した贅沢な作りだ。

ただ、ボケとかどうなるのであろう。
いずれテスト撮影で確認してみたい。

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フィルターサイズは標準域を含むマイクロズームコンパクトとしては立派な72mm。
換算24-200mmと考えるとコンパクトに思える。

絞り羽根枚数は7枚。

20161121f

ピントリングは適度な重さでなかなか良い。
手前にスライドさせることでマニュアルフォーカスクラッチ機構が可能となる。

ズームリングも程々の重さがある。
今のところレンズを下に向けて下がるような雰囲気はまるでないが、緩んできたらちょっと怖い。

20161121g

20161121g2_2

ズーミングによる鏡胴の伸長は40mm強ほど。
見た目が思ったより伸びるので不用意にテレ端にすると一瞬焦る。オリンパス独特のデザインが踏襲されている。
ZD.ED12-60mm/2.8-4を彷彿する。個人的にはここだけちょっと惜しい。

写真g

最短撮影距離はワイド端で15cm、テレ端で45cmと可変タイプだ。
最大撮影倍率も可変で、ワイド端だと0.6倍、テレ端で0.42倍。
因みにワイド端だとレンズ先端から被写体まで僅かの隙間しかない。

レンズは防塵防滴能を有しているので汎用性が高いレンズだ。

20161121h

例の如く、オリンパス高級レンズにはレンズ-Fnボタンがついている。
AFを停止したり、ボディ側から機能を割り当てたりすることが可能だ。
オリンパスの高級レンズについているが、個人的にはあまり使っていない。

手振れ補正ボタンは単独で5段分、ボディとの手振れ補正を組み合わせたシンクロだと6.5段分になるという。
強烈だ。地球の自転がジャイロセンサーに干渉してしまうレベルとか。

20161121i

フードは花形のモノが付属。
25mmと同様、内側にらせん状の溝が付いている事で内反射を抑制している。
SHGグレードでは起毛タイプだったので、是非PROシリーズでも採用して欲しいものだ。

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伸び方が半端ではないため、個人的なネガティブ琴線に触れまくっている。
逆さまにも取り付けられるので収納的には有能。

20161121k

伸びはともかく、高倍率ズームでありながら接写が可能な高品位ズームという売りだ。
広角ではパンフォーカス気味に、望遠では接写でボケ気味に、と何かと便利なズームである。
このレンズは如何ほどの性能を持っているのか。
テスト撮影でチェックしてみたい。

M.ZD ED12-100mm f4 IS PRO

スペック
テスト撮影
実写と感想

2016年11月20日 (日)

M.ZD ED 25mm/F1.2 PRO(スペック)

先週購入したニューレンズの一本である。

今まで換算50mmとなる標準域の単焦点レンズは、パナのLeica DG Summilux25mm/1.4を愛用していた。
非常にコンパクトで使いやすいレンズだったが、下取りに出してコチラのオリ製25mm/1,2に変更したのだ。

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DG Summilux25mmもなかなか良いレンズだが、せっかく標準域での高品位レンズが出たのでコチラに切り替えてみた次第である。

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質感は非常に良いが、ピントリングと鏡胴の一部に樹脂が使われているようだ。
鏡胴下部は金属製である。

重量はDG Summilux25mmの200gから410gといきなり倍以上である。
サイズもØ63mmx54.5mmからØ70x87mmと一回り、いや二回り近く大きくなった。
ハイスピードレンズクラスのF値を下げることはかなり難しいのであろう。

20161120b

レンズ枚数は換算50mmクラスとしては異例の19枚。
構成は14群19枚である。

特殊レンズを半数近くの8枚(スーパーEDレンズ 1枚、EDレンズ 2枚、E-HRレンズ 1枚、HRレンズ 3枚、非球面レンズ 1枚)も使う贅沢さ。

20161120d

フィルターサイズはDG Summilux25mmの46mmから大幅に増えて62mm。
絞り羽根枚数は9枚と前述レンズに比べ2枚増えている。

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ピントリングはより適度な重さになってかなり良い。
手前にスライドさせることでマニュアルフォーカスクラッチ機構が可能となる。

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マニュアルフォーカスクラッチ機構はAFとMFの切り替え機構だ。
手前にすだれのような障害物があるときに奥の被写体に素早くピントを合わせることが出来る。
ある程度フォーカスを合わせてからクラッチをOFFにして、シャッター半押しでAFを作動させると素早い焦点に便利なので結構愛用している。
ただ、手持ち望遠域レンズだとスライド操作によりアングルがぶれるので、1点フォーカスエリアだとちょっと厄介である。

20161120i

防塵防滴を持ちながら、最短撮影距離はDG Summilux25mmと同じ30cm。
最大撮影倍率も同じ0.11倍(換算0.22倍)である。

20161120k

また、鏡胴にはレンズFnボタンが付属している。
AFを停止したり、ボディ側から機能を割り当てたりすることが可能だ。
オリンパスの高級レンズについているが、個人的にはあまり使っていない。

20161120g

フードは花形ではない円筒形のものが付属している。
内面は起毛でなく、らせん状の切れ込みで内反射を抑制させるタイプだ。
お高いレンズなので起毛タイプだと嬉しかった。

20161120h

取り付けるとさらにデカくなる。
まあ逆向きに取り付けられるので、収納に関してはまあまあ。

20161120j

同じF1.2を誇るLeicaDG Nocticron42.5mm/1.2 OIS.より全高は若干大きい。
DG Summilux25mmはポケットに入るほどのサイズであったが、こちらはそうはいかない。
つまり持ち出すにはマイクロのノクチと同じくらいの心構えが必要になる。

20161120l

この重量級レンズの写りはどのようなモノなのか。
テスト撮影でその性能をチェックしてみたい。

M.ZD ED 25mm/F1.2 PRO

スペック
テスト撮影
実写と感想

2016年11月19日 (土)

モンベルの季節 2016

モンベル福袋の季節である。
毎年11月20日頃からサイトで受け付けが始まるのである。

20161119a

ところがまだ予告すら掲載されていないようだ。
直にアップされるとは思うが、今年は恒例の福袋購入をちょっと躊躇している。

実は嫁さんから同じようなウェアがかなり被り始めたという指摘を受けた。
最近は運試しとして毎年挑戦していたが、好みでないカラーのウェアが入っていても邪魔なので今年はスルーしようかと考えている。

出来れば子供ウェアの方だけでも申し込んでみたいが、キッズは2015年を最後に2年で終わってしまった。
今年に復活するかどうかも分からない。

20161119b
Canon EOS 5D MarkIV+EF24-70mm/4L IS USM

なので毎年恒例でやっていたモンベル福袋購入は中止の可能性が高い。
外した昨年みたいに何か代替品でも購入しようかな。

2016年11月18日 (金)

おニューレンズがやってきた

狙っていた新レンズ2本がやってきた。

20161118a

25mm/f1.2は最初から予定していたもの。
システムの主幹単焦点として愛用する焦点域だからだ。

12-100mm/f4は必要時に購入しようと思っていたが、急遽発売日購入に切り替えた。
臨時の旅用などに一本あると便利と考えたのだ。

さて、それぞれどんな写りをするのか今から楽しみである。
例の如くテスト撮影で確認したい。

2016年11月17日 (木)

チャリ出

今日はショルダーバッグに下取りに出すレンズを詰め込んで、カメ六さんに跨がりいつものカメラ屋さんまで足を伸ばしてきた。

20161117a_2
Nikon KeyMission80

距離は大したことなかったのであるが、鷺沼周囲の坂道には心が折れそうになる。
普段あまり練習をしていないときに差が出るようだ。

20161117b
Nikon KeyMission80

途中、自転車の鍵のキーを全て忘れた事に気づき茫然自失となる。
取りに戻るのは現実的でないため、無施錠チャリを店前に置いて速攻で査定して貰うのが現実的であろう。

20161117d
Nikon KeyMission80

近くのコンビニでおにぎりとドリンクを購入し、近くの公園でチャリを間近に置いて時間を潰した。
長時間の無施錠自転車放置は非常にリスキーだからだ。
今日はとんかつを考えていたので実に残念である。

20161117c
Nikon KeyMission80

無事に査定も終わり颯爽と引き返す。
と言うか、チャリから離れられないので直帰しか選択肢がない。

20161117e
Nikon KeyMission80

帰りは気分転換にと別コースで帰ることを選んだら迷う迷う。
昼間は太陽の位置から大まかに東西南北が分かるが、曇りの夜ではどうにもならない。

しかし、KeyMission80ではさすがに夜の道は撮影が厳しい。
思い切り手振れを起こしているし、AFも迷う。
どうせパンフォーカスになるのだから、AFが迷ったら無限遠撮影でも良いので素早いAFが欲しい。

往復で40km弱程度しかなかったのだが何か妙に疲れた。
尻もちょっと痛い。

2016年11月16日 (水)

チェリーの日

実は先週の火曜日、それはチェリーの日だったのだ。
僅かではあるが、気づいた人がいるかも知れない。

20161122a
Panasonic DMC-GH4+Lumix GX Vario12-35mm/2.8OIS.

理由はちょっと書けないのだが、今年のみの11月8日は特別な日となったのである。
今更ながらの記事にもそれなりの訳がある。

因みに来年以降はない。
今年だけのスペシャルYear だ。

当日はネコを含めてお祝いした。

2016年11月15日 (火)

ポスト・スーパームーン

一昨日のおぼろ月、そして本番の雨、挙げ句の果てに一日遅れの月見日和。
一体コレは何でしょう。

20161115a
Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

まあ世の中そんなモノと納得するしかないのであるが、本番を中心に1週間の長雨とかではないだけ感謝しなくてはいけないのかも知れない。

20161115b
Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

良い具合に晴れたので、フォギーな月でなくクッキリとした月面を写したい。
と言うわけでもう一度撮影し直しである。
今日は強風日なので、フードを伸ばすと風の抵抗が増してブレなどの不安定要因になるため伸ばさずに組み立てた。

20161115c
Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14

僅かに薄雲はかかっているものの、このくらいなら気にはならいレベルだ。
クッキリ系の月が撮影できた。

20161115d
Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14(トリミング)

トリミングでもこの通り。
ただ、既に欠け始めているのでフルムーンではなくなってしまった。

今日は風が強いので大気の影響から月の境界部がゆらついていた。
ベストな撮影コンディションは早々あるものではないのだなあ。

2016年11月14日 (月)

プレ・スーパームーン

まあ予想通り天気が悪かったのでスーパームーンは撮影できなかった。

20161114e
Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

一縷の望みをかけていたのであるが、案の定というか思った通りの結果であった。
ただ、そんなこともあろうかと、先日のおぼろ月の時に一応撮影はしておいたのだ。

ボディはGX8、レンズは1.4倍のテレコンをつけたM.ZD ED300mm/4IS PRO。
35mm換算で840mm相当の超望遠撮影が可能になる。

20161114f
Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

クレーターをクッキリ写すにはしっかりとした三脚と雲台が必要になる。
超望遠レンズになると月の動きもかなり速くなるため、無難なのは月撮影モードの付いた赤道儀を使うと良いのであるが、ない場合は画像が荒れない程度にISOを上げてシャッター速度を稼ぐ必要がある。

20161114g
Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

レリーズケーブルも必須だ。
GX8を含むミラーレスでも、このクラスの超望遠レンズを使うとなるとミラーはないがシャッターによるショックを拾う。
連写するとよく分かるが、ブレのオンパレードになる。
そのため電子シャッターがおすすめだ。

20161114a
Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14

GX8を使用するのは2000万画素を有するセンサーのためである。
マイクロフォーサーズボディを使って月を写す場合は、画素数が多ければ多いほど高精細に記録出来る。
トリミングを行うとその差は歴然だ。

20161114b
Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14(トリミング)

この日はおぼろ月なので微妙にフォギーである。

年末に発売予定であるE-M1 MarkIIは50M相当のハイレゾリューションモードが搭載されていると聞く。
是非とも月面撮影で試してみたい。

20161114h
Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14(今年5月撮影)

さて、タイトルにもあるスーパームーン(一日前)であるが、普段の月とどれほどの差があるのかちょっと比較してみたいと思う。

上の写真は半年前の5月中旬に撮影した月写真だ。
ボディは同じGX8、レンズも同じテレコンが付いたM.ZD ED300mm/4IS PRO。

わかりやすく同じピクセル数でトリミングして、左右を半割して結合してみた。

20161114c

おー、結構サイズが異なりますねえ。
次にこれだけ近づくのは18年後だとか・・・・。

2016年11月13日 (日)

スーパームーン 2016 前夜

明日はスーパームーンだ。
スーパームーンとは1年で最も大きく見える月のことを言う。
楕円軌道である月の公転軌道が最も地球と近づくときに起こる。

今回の接近は68年振りだそうだが、普段のスーパームーンとのその差は微々たるモノなので極端に大きな月というわけではない。
東京では23時半頃に最接近になるらしい。

20161113e

ところが以前から心配して通り、明日の天気は微妙なようだ。
夕方から雨マークが表示されている。
外に出て空を見上げれば実に微妙なおぼろ月だ。

20161114f
Canon EOS 5D MarkIV+EF24-70mm/4L IS USM

東京における最近の主力級天文イベントは外れる確率が非常に高い気がする。
今までは運が悪かっただけかなあと思っていたのだが、ここまで来ると何かしらの外力が働いているのではと勘ぐりたくなるレベルだ。

でも、きっと統計を取ると大した確率ではないのだろうなあ。

2016年11月12日 (土)

KeyMission80(テスト撮影)

とにかく最近は娘のカメラとして活躍しているKeyMission80である。
アクションカメラなので落とすことによる衝撃にも平気だ。
ただ、小さいので紛失には気をつけたい。

20161112a

先日のアクセサリ類を利用してテスト撮影を行った。
被写体までの距離は2m。

このカメラは細かいISO設定や特定シャッター速度の設定がまるで出来ない。
なので撮って出しで行った。

35mm換算で25mmの焦点域を持つKeyMission80は、F値2の固定である。
周囲の明るさに合わせてISOとシャッター速度で調節している。

【テスト撮影】

・メインカメラ(25mm/f2)

20161112b

うーん、まあこんなものでしょう。
シェーディングは殆ど目立たない。
さすがにこの画角でこのセンサーサイズだと殆どパンフォーカスだ。

1/2.3インチセンサーはコンデジによく使われるセンサーサイズだ。
さらに小さいセンサーであるスマホの方がキレイな気がしないでもないが、まだ6群6枚の耐衝撃性を有する光学式手振れ補正付き小型レンズユニットとしては頑張っているのかも知れない。

20161112c

20161112d

中央部と隅角部のトリミングである。
DSLRやレンズ交換式ミラーレスに比べると解像感はかなり厳しいモノがある。
若干隅角部では収差が目立つが、まあ上手にまとめている感じだ。

【最短距離撮影】

近接撮影もやってみた。
レンズ先端から10cmまで接写が可能だ。

20161112f

コンデジっぽいボケ方である。
まあ、このカメラでボケを意識することはあまりないと思う。
10cmの近接撮影で定規を撮影したところ、約104mmx78mm四方のエリアが撮影可能だった。

【自撮り側テスト撮影】

・自撮り用カメラ(22mm/F2.2)

20161112e

さすがにスマホより小さいセンサーなので色のりやコントラストも悪い。
ただ、ピーカンでない順光になると改善する。
なので自撮り時はその辺りに気をつけるとキレイに撮れる。

【まとめ】

スチルに関しては高解像を期待するカメラではない。
しかし、基本的なコンデジレベルの画像は維持されている。

20161112g
Nikon KeyMission 80

因みに私のコンデジ画質の基本閾値は今まで使用してきたタフネスコンデジなので、決して高品位レンズ搭載モデルではない事を記述しておきたい。

20161112h
Nikon KeyMission 80

KeyMission80の長所はワンアクションの撮影だ。
スマホのようにカメラモードに切り替えて・・・・という操作が必要ない。

しかし何度か使っていると、ある欠点が目立ち始める。
その欠点に関してはまたの後日に。

2016年11月11日 (金)

KeyMission80 (アクセサリ)

ワンアクションで撮影可能なKeyMission80であるが、これにはいくつかのアクセサリが発売されている。
付属品のホルダーもあるのだが、微妙な角度調節ができないので試しに購入してみた。

20161111a

純正として使えるアクセサリは3点。
三脚取り付けホルダーのET-AA1、雲台のようなベースアダプターAA-1A、マウントクリップのAA-10である。

20161111b

まずは三脚へ取り付けるアダプターのET-AA1。
付属のホルダーであるAA-4には下床にマグネットが取り付けられており、本体との装着・取り外しにより電源のON/OFFが自動で可能になるのであるが、これには付いていないので自分でONにする必要がある。

20161111c

裏面には細ネジ対応のネジ穴があいている。
回転防止のピン穴も開いているので一度つければ向きが変わってしまうことはない。

20161111d

次は雲台様のベースアダプター。
6cm弱しかない小さな雲台だ。KeyMission80の2/3ほどのサイズ。
基部がベースマウントに取り付けるロック機構になっている。

20161111e

取り付けはスライドしてロックさせれば簡単にできる。
取り外しもスムース。
ベースマウントは様々なモノに取り付けられるタイプが用意されている。

20161111f

最後にマウントクリップ。
これはザックのショルダーハーネスに取り付ける。
ハーネスが厚手のモノは取り付けが面倒だが付属品のAA-4のほうがいい。
これは薄いハーネス用だと思う。

20161111g

トータルで120g。
大半がプラスチック製なので軽量であるが、強度はどうだろう。
まあ、KeyMission80は74gと軽いので余り気にしない。

20161111h

このアクセサリは微妙な角度調整に強い。
付属品のAA-4では向きの設定はほぼ不可能だからだ。

20161111i

登山用の本格ショルダーハーネスだと、厚みがあるためクリップによる装着は使い勝手が悪い。
角度調整は不向きだが、付属品のAA-4をベルトで固定した方がしっかりと装着できる。
普段使いではAA-4もない本体のみの方が楽で良いかなあ。

因みに、このアクセサリを先日なくしてしまった。
実はこのザックのショルダーハーネスにつけっぱなしにしていただけなのであるが、ザックを仕舞ったために見つけ出すまでやたら時間がかかってしまった。
写真の既往をチェックしておけば一発で見つけられたのに・・・・。

2016年11月10日 (木)

冷たい雨

夜から冷たい雨が降ってきた。
木枯らしの吹いた後なので、一層寒さを強く感じる。

20161110a
Panasonic DMC-GX8+Leica DG Summilux25mm/1.4

先日、スーパームーンの事を書いたら早速週明けの天気が不安定になりそうである。
このところ天文イベントは軒並み壊滅状態なので、せめて東京でもよく見える月くらいは出して頂きたい。

どうにもカメラアクセサリが見つからない。
記事のテンションにも影響するので早く見つけたいモノだ。

2016年11月 9日 (水)

木枯らし 2016

昨日の深夜は妙に寒くて風が吹くなあと思っていたら、木枯らし1号だという。

20161109a
Panasonic DMC-GX8+Leica DG Summilux15mm/1.7

昨年より半月ほど遅れての木枯らしだ。

冬型の気圧配置のため、今日は月がよく見える。
来週頭はスーパームーンだ。準備しよう。

アメリカの大統領選で僅差に差をつけられていたトランプ氏が当選したようだ。
これはちょっとした・・・・、いや結構大変なニュースなのではないか。

何か半年近く前のイギリスと被るなあ・・・。
ある程度様子を見ないとなんとも言えないが、まあここは時事ブログではないのでこの件に関しては華麗にスルーしたい。

2016年11月 8日 (火)

カメラ事業の縮小傾向

デジカメinfoさんで景気の悪い記事が掲載されていた。

ニコンがカメラ事業などで1000人規模のリストラを実施
デジカメinfo

どうやらカメラ業界自体がピークを越えてしまったようだ。
レンズ交換式カメラはデジタル化による恩恵も相まって一気にユーザーを拡大出来たようだが、携帯・スマホなどのカメラ技術の熟成などの影響もあり、カメラシェアの拡大には以前の勢いはもうない。

ユーザーそのものが急激に減少することはないであろうが、新規のユーザーが減る分ボディやレンズの販売台数は減少して行くのだろう。

20161108a
Panasonic DMC-GX8+ZD ED14-35mm/2 SWD

某カメラマンのつぶやきによれば、私の愛用するパナソニック製全現行ミラーレスの月産台数は現行E-M1と同じだとか。
そしてオリンパスの全現行ミラーレスの月産台数はEOS Kiss X8iと同じだとか。

そのキヤノンの稼ぎ頭であるKissの売上げもかなり落ちているという。
個人的に愛用しているパナ製のミラーレスの今後が微妙に心配になるつぶやきだ。
マイクロフォーサーズマウントがどうこうすることはないであろうが、今後は各メーカーも開発スピードが低下してくる可能性が高い。

まあマイクロはかなりレンズも揃ってきたし、EFレンズも充実しているので新ボディの開発がスローになった場合はゆっくり待ちますか。

まだまだミラーレスとDSLRの共存は続くのか。それともミラーレスに一気に傾くのか。
これからの各社の動向から目を離せない。

2016年11月 7日 (月)

EOS 5D MarkIV の4K動画切り出し云々

先日、娘の七五三の時に5D4でスチル撮影だけでなく、4K動画も一緒に撮ってみた。
その時感じたのが、マイクロフォーサーズどころではない極端なトリミング感だったのだ。

20161107j

因みに普段使っている4K機種はマイクロフォーサーズのGX8である。
2000万画素、スチルでは5184x3888ピクセルを持つ。
これが4Kになると3840x2160にトリミングされた状態で撮影されるのだ。

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まあ、こんな感じである。
背面液晶は動画の画角で表示されるので、若干拡大されたように映し出される。

GH4は1600万画素だったので、かなり画角的に自然な感じの撮影ができたのであるが、GX8だと少し画角が狭くなった感じがする。
それでも余り気にならずに撮影できていたのであるが・・・・。

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Canon EOS 5D MarkIII+EF35mm/1.4L II USM(4K切り出し)

さて話を元に戻そう。
七五三の動画時はEOS 5D4に35mm/1.4L2をつけて撮影したところ、今までにない程のトリミング感を体感したのでちょっと確認してみようと思った。

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これが5D4の4K動画時である。
元のセンサーは3040万画素、6720x4480ピクセルだ。
動画では4096x2160ピクセルで撮影する。

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実際に写真で見てみたい。
画角の変化をわかりやすくするためにズームのワイド端で撮影してみた。
レンズはEF24-70mm/4L IS USMを5D4にチョイス。

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これが24mm域のスチル撮影である。
このまま4K動画で記録して画像を撮りだしてみた。

20161107e

そしてこれが4096x2160ピクセルの4K画像(4K切り出し)である。
因みにコレはどんな焦点域に合うのかスチル撮影でズーミングしながら探してみると・・・・。

20161107f

スチル撮影では大体40mmほどの(水平)画角となった。
つまりEOS 5D4は、24mm域で4K撮影すると大まかに見て40mm辺りの標準域で動画を撮ることになるのだ。

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ただ、この微妙なアスペクト比の4Kスチルを、このまま使うことはあるだろうか。
写真は3:2のアスペクト比でないと駄目だという人もいるであろう。
つまり白抜きの部分である。となると・・・・。

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最も大きく切り取った状態でこの画角になり、同レベルの画角はズームリングの50mm相当に値していた。
24mmは水平画角で約73°、50mmは約39°。
要はアスペクト比を揃えると、約半分近く画角が狭まるのだ。

先日の七五三の撮影時に単焦点である35mm/1.4L2を装着したとき、撮影に苦労したことも頷ける。

20161107h

5D4で4K動画を撮影し、あとで4K切り出しで良い画像を抜き出そうと考えるときには、考えている焦点域に対してかなり余裕のあるレンズの選択をするべきであろう。
画角に因っては本体レンズの重量も含めて手持ちなれば手振れを非常に起こしやすい。

5D4の4K動画を手持ちで気軽に楽しむならば、EF16-35mm/4L IS USMあたりが無難かな?
個人的にはお手軽4Kならば軽量なマイクロフォーサーズの方が4Kフォトを含め、敷居は低いと感じられた。

2016年11月 6日 (日)

紛失

カメラ記事を書こうと被写体のブツ撮りをしていたところ、野暮用が入ったために中断した。
ところが、ブツ撮り撮影を再開しようと再準備したところ、その肝心のブツが見つからなくなってしまったのだ。

20161106a
Olympus E-M1+ZD ED14-35mm/2 SWD

簡単に見つかるかと思ったが、意外にもどうしても見つからない。
結構コンパクトなモノなので、確かに見失うとちょっと厄介だ。

なので今日はココまでである。
明日、スタッフ等にも途中まで撮影した写真を見せてブツの捜索に加わって貰おう。

テンションガタ落ちである。

2016年11月 5日 (土)

入園

今週の1日に娘の幼稚園入園があった。
冷たい雨の降る午前中であったが、夫婦揃って朝から願書をチャリのカゴに入れつつ各幼稚園をカッパを着て走り回った。

20161105a
Olympus E-M1+ZD ED14-35mm/2 SWD

抽選の末、何とか運良く第一希望の幼稚園に入れたのであるが、ガックリと肩を落として次の園へ向かう落選した夫婦を見ていると同情せずにはいられない。
あの姿は、一歩間違えば我々の姿だったのだ。

20161105b
Olympus E-M1+ZD ED14-35mm/2 SWD

少子化が言われる昨今の中、廃園が増加し幼稚園不足が言われ始めた。
ここのエリアは近隣の区から不足する園のために子供達が流入し激戦になっている。
なんと子供の育てにくい環境になっているのだろう。

最近は保育園・幼稚園の開園にクレームが付いて断念するケースが少なくないという。
路駐問題・子供達の声による騒音などが理由らしい。

我が家の直ぐそばにも学校がある。
運動会などのイベント時に子供達の声やスピーカーでの案内が聞こえてくることもあるが、決してうるさいと感じたことはない。
逆に子供達の応援する声は微笑ましく感じるほどだ。

20161105c
Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED300mm/4IS PRO+MC-14

将来を担う子供達の、人間形成において重要な時期を過ごす施設の充実は個人の問題だけではないはずだ。
反対を唱える彼らの言い分も報道による部分だけではないと思うが、極端な個人主義の蔓延による「つけ」は、回り回って結局は自分らが負うことになる。

とうとう日本の人口も減少が始まったという。
若い世代の比率低下は、年金や国民皆保険の破綻の引き金になる。
少しでも若い世代の人が子供を育てやすい環境になってくれることを願う。

2016年11月 4日 (金)

お寺で七五三 2

次男坊が5歳の時に初めてお寺で七五三を行った。
意外にも結構良かったので、娘もお寺で行うことにしたのだ。

20161104a祐天寺Wiki

なんと言っても近場なのがよい。
友人等の話によると、3歳の七五三は着物を嫌がる子供が少なくなく、大騒ぎしながら着付けをして写真を撮るという苦行を強いられるのが稀ではないらしい。

なのでなるべく負担を少なくと言う理由から、明治神宮のような本場でなく近場で済ますことにしたのだ。
時間短縮のため、近所の美容院で着付けと髪のセットをお願いした。

20161104b
Canon 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

ところが我々の心配を余所に着物を着た本人は"おひな様みたい"と非常にご機嫌だ。
さすがに慣れない草履では移動を嫌がるであろう事から、至近ではあったがタクシー移動となった。

20161104d
Canon 5D MarkIV+EF24-70mm/4L IS USM

いつも遊びに来ているお寺なので、着いた途端に遊びたいと騒ぎ出した。
さすがに今日は無理だと言い聞かせ、「おひな様みたいだよ」と褒めつつ寺務所へと向かう。

20161104c_2
Canon 5D MarkIV+EF24-70mm/4L IS USM

余程テンションが上がっているのか、境内の参拝客等に「着物だよ、おひな様だよ」と愛想を振りまいている。
誰に似たのだろう。

20161104e
Canon 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

親族控え室では、そろそろ「おしとやかモード」の限界が来ているようだ。
ウロウロし始めたり、膝の上に乗ったり、被布を脱がせろなど徐々にメッキが剥がれ始めた。

20161104f
Canon 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM(4Kフォト)

ようやく祈祷(?)が始まった。
次男坊の時と同様、リズミカルな読経(祝詞?)が始まる。
我が家は天台宗であるが、ここは浄土宗だ。宗派の違いは面白い。

20161104g
Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM(4Kフォト)

祈祷が終わると焼香を行い、お坊さんからありがたいお話を伺う。
それから娘の頭に香りの良い聖水をかける。
香木のような良い香りのする液体だ。

20161104ha
Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM(4Kフォト)

続けてお札を受け取り、左腕に数珠を巻いて貰う。
こうして一通りの儀礼は終了する。

20161104i
Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

最後に千歳飴を貰う。
娘は飴だと知ると非常にテンションが上がっていた。現金なモノである。

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Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

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Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

20161104j3
Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

終わると同時に走る走る。
あれほど喜んで着ていた着物を早く脱ぎたいという。
危ないから走るんじゃない!

20161104k
Canon EOS 5D MarkIV+EF35mm/1.4L II USM

終わった後は先ほどの美容院で元の服に着替え、皆でお食事処に出かけた。
ベビー寿司が可愛い。

娘は帰宅後直ぐにぐっすり眠ってしまった。
余程緊張したのだろう。
私も眠かったが、毎回の如く月頭は忙しいので職場へと戻るのであった。

まあ、7歳の娘七五三は大人しくなっているだろうから神宮でやりますか。

2016年11月 3日 (木)

OM-D E-M1 Mark II 発表

ブログ更新がすっかり遅くなってしまったが、先日とうとうE-M1 MarkIIが正式発表された。
防塵・防滴・耐低温性を有するオリンパス製のフラッグシップだ。

20161103c

手振れ補正はボディ単独で5.5段分に達しており、新型レンズとの組み合わせによるシンクロ補正6.5段分というのは理論的な限界値に近いもので、これは既に地球の自転がジャイロセンサーに干渉してしまうレベルなのだとか。

こうして見ると、もうパナのボディは不要でE-M1 MarkIIのみでもいいのではないかと思うかも知れないが、パナボディは自分好みの色を出してくれることと、天体用の星空AFがある以上はやはり手放せない。

20161103b パナソニック:星空AF

特に星景写真での、星への焦点をずらしてしまったときのリカバリーは結構面倒なモノがあるのだが、コレをAFですぐさま戻せるのは非常にありがたい。

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まあ、なんだかんだでまだまだオリボディとパナボディの両立はやっていく予定なのだが、今回は双方のフラッグシップが同シーズンに発表されるというグランドクロスのような状況なので、せめて発売日だけはなるべくずらして頂きたいと思うのである。

2016年11月 2日 (水)

E-M1 MarkII はおいくらか2

いよいよ予約が秒読みに入ってきたという噂である。
海外で2日から始まるという。

オリンパスE-M1 Mark II の価格と発売日に関する情報
デジカメinfo

・OM-D E-M1 Mark II ボディ
- 予約開始日:2016年11月2日
- 発売予定日:2016年12月下旬
- 量販店価格:235,440円前後(税込)

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なんと20万オーバーである。
まあ予想はしていたが、量販店価格は20万前後と思っていたので若干割高感はある。
以前も書いたが、もうフラッグシップ機に関してはセンサーサイズによる先入観は持たない方が良いだろう。

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センサーサイズ故に50M画素相当の画像が得られるハイレゾショットはマイクロにとっての欠点の一つを補う切り札だ。

ただ、このハイレゾショットは三脚必須であるという。
となると、今回このモードを活用するために新レリーズケーブルを用意しておく必要がありそうだ。
E-M1 MarkIIからピンジャックに切り替わったためだ。

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なんと新レリーズ「RM-CB2」は参考価格が\8,100という。
現時点では一応2割引ほどで販売予定のようだが、シャッターボタン以外にはバルブロックしか付いていなくてこの価格はちょっとお高い。

新ボディに切り替わると、時々アクセサリを買い直さねばならないことがある。
これで所持するオリンパスのレリーズ端子は3種になるので程々にして貰いたい。

2016年11月 1日 (火)

KeyMission80(スペック)

手にとって直ぐさまのワンアクションで撮影できるKeyMission80のスペックについて今日は語ってみたい。

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今月末に発売になったばかりのアクションカメラだ。
早い話が防水・防塵・耐衝撃・耐寒性能を持つタフネスコンデジみたいなモノである。
スチル撮影はもちろんであるが、若干動画性能が充実している。

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サイズは44.8×86.5×15.0mm(メーカー公称値)、重量はメモリーカードを含んで74g。
レンズは正面のメインと裏面の自撮り用が二つ付いている。

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操作は極めてシンプル。
背面下部にあるメインスイッチで大まかの撮影が可能だ。

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メインレンズはCMOS式1/2.3型1271万画素、換算25mm/f2のレンズが付いている。
Nikonのレンズシフト式VRが付いているため手振れに強い。
動画は電子式との併用になる。

ファイル形式はJPEG。
アスペクト比は4:3、16:9、1:1から選べる。因みに4:3は12M(3968×2976)。

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自撮り用のサブレンズはCMOS式1/5型565万画素、換算22mm/f2.2のレンズ付き。
コチラにはスチル用のVRは付いていないが、動画用の電子式補正はある。

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KeyMission80は全てカメラにお任せして撮影するスタイルになっている。
ISOはメイン側で64-1600まであるが自分での設定は不可能。F値は固定のようだ。

メインスイッチはプラ製で、DSLRのシャッターを押したときに感じる独特の恍惚感はこのカメラには微塵も感じられない。
アクションカメラの宿命かも知れないが、この辺りをもう少し作り込んでくれるとこのカメラに対する愛着も異なってくると思うのだが。

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ここを押すことで電源がオンになる。
そして背面液晶に表示が表れると撮影可能だ。

因みに本体縦持ちで4:3の一般アスペクト比撮影となる。
3:4の縦撮影するときは、本体を横向きにして撮影する。
言葉にするとちょっとわかりにくい。

購入時デフォルト設定では無操作5秒で電源offになる。
まあ途中で切れたらまたメインシャッターを押せば背面液晶にライブビューが直ぐ表れるので、思ったより面倒くささはない。

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側面に付いているダイヤルはスチルか動画かを切り替えるモノだ。
若干クリック感はあるものの、目立つダイヤルなのでもう少し作り込み感が欲しい。

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撮影モードや諸々設定の変更は側面にあるメニューボタンを押す。
タッチパネル対応なので指でのスムースな操作が可能だが、項目が結構小さいのでユーザーインターフェースが優れているとは言えない。

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充電は本体内の取り外し不可能なバッテリーに外部USBケーブルを用いて行う。
フル充電には2時間半、充電中の撮影はできないのが痛い。
スチルは220枚、動画は実撮影電池寿命が40分。切れたらそれまでである。
防水仕様のためパッキンがあるのでロックに若干の抵抗がある。要確認。

因みに同部にあるカードスロットはMicroSD仕様。
メモリ64GBで1万8千枚のスチル撮影可能だ。

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本体付属の充電アダプターは7.5Wh、付属の給電USBケーブルには1.5Aの記載があるので恐らくは通常のUSB給電規格だと思われる。

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まあ、色々ネガティブなことも書いたのであるが、ホルダーから素早く取り出してワンアクションで撮影できる事はスバラシイ。

次回はこのKeyMission80が、どのような画像を出すのか書いてみたい。

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