KeyMission 80の使い勝手
以前記載した、ちょっと気になる使い勝手について今日は書いてみたい。
ワンアクションで撮影可能だというNikon KeyMission80であるが、実際にポケットなどに入れた状態から使うと撮影までに若干のタイムラグを生じる。
AA-4ホルダーに装着されていない状態から使用する場合は、シャッターボタンを押すことで本体が起動し撮影可能となる。
つまり、撮影には背面液晶起動を確認したのち、フレーミングを行いもう一度シャッターボタンを押す必要があるのだ。
その間、微妙な3秒ほど。
これがちょっとイラつく時間だ。
起動はまだかとつい何度も押してしまう。
起動後もフォーカスが合焦するまでシャッターが切れないため、その間も微妙に待たねばならない。
不思議なモノで、AA-4ホルダーに装着されている状態から取り出すとその時間は気にならないのだ。AA-4ホルダーにはマグネットが装着されており、 本体をホルダーから取り外すことで自動的に電源が Onされるようになっている。
恐らくはホルダーから本体を取り外し、それから被写体に向きを構えシャッターボタンに触れるまでにその起動時間を費やしているため時間が気にならないのであろう。
この時点で背面液晶が起動しているので、後はフォーカスの合焦だけで良いのだ。
そのためにホルダーに取り付けていないプレーンな状態でポケットなどから取り出し撮影すると、背面液晶を確認しながらのためか起動までの時間を微妙に感じてしまう。
ポケット内で触れた瞬間に敢えてシャッターボタンを押しながら取り出せば良いのかもしれないが、そうまでして使うのも何か違う気がするので起動の時間には慣れるしかないのであろう。
MicroSDのカード性能によるものかも知れないが、連写が出来ないのもキツい。
多分、10秒で3~4枚くらいではないだろうか。1枚/3秒ほど。
つまり決定的瞬間を逃した場合は、数秒待たねばならないのだ。
撮影画像の確認機能をoffにすると、若干このタイムラグを僅かに短く出来るようだが、その差は微々たるモノだ。
アクションカメラをうたっているのであれば、起動時間と連写性能、そしてAF速度を上げてもらいたかった。
出来れば画質もi phoneクラスまで上げて欲しいところだ。
残念だが、チェリーのフレーメン反応に対するシャッターチャンスは、DSLRかミラーレスの方が現実的かも知れない。
このあたりはファームでも難しそうなので、次期モデルに期待したい。
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コメント
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今のところ、ガタイとメカタを気にしなければ、ミラーレスですかね。
行きつく先は、電脳化でしょうか。
投稿: anko | 2016年11月29日 (火) 10時15分
画質をある程度犠牲にしてもいいので、起動時間と連写性能を上げて欲しかったですねえ。
AFはNikonらしくフォーカスされないとシャッターが切れませんが、このあたりも割り切って迷ったら無限遠でいいので切れるようにして欲しいです。
どうせミニミニなセンサーなのでパンフォーカス気味ですし。
DSLRとミラーレスでは将来的なポテンシャルのことを考えるとやはりミラーレスですかね。
まあ、今はレンズ資産を考えてもハイブリッドな運用で宜しいのかもしれません。
電脳化ですか。
将来は攻殻機動隊のような世界が待っているんですかねえ。
投稿: ちぇりた | 2016年11月29日 (火) 10時37分
NIKONさんに言っておきます・・・・・(笑)
ところで、チェリーちゃんの首輪の「北斗星」はあの北斗星の記念
メダルでしょうか? 私、鉄夫くんではありませんが、びじょーに気に
なりました。あくまでも機動性をいうのであれば、AFの早さと正確さ
はこの年令になると重要なポイントですね。
カメラの選択の時にも最優先事項にするようになりました。(笑)
投稿: SAKURA | 2016年11月29日 (火) 16時39分
この北斗星のチャームは、確かヱビスビールのおまけに付いていたものだと思いますね。
私は鉄道ファンではないのですが、昨年に手に入れました。
チェリーが真顔で北斗星のメダルをぶら下げながら近づいて来るため、ネコ電みたいで最初は面白がってつけていましたが今ではすっかりアクセサリー化しています。
カメラ(レンズ)のチョイスにAF速度は重要だと思いますね。
遅いと撮影のテンポに影響が出るので、個人的には重要項目のトップクラスに来ています。
投稿: ちぇりた | 2016年11月29日 (火) 17時39分