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2016年11月23日 (水)

M.ZD ED 12-100mm/F4 IS PRO(テスト撮影)

個人的には珍しく購入した高倍率ズームである。
換算24-200mm/f4の焦点域と明るさを持つ。

20161123a

明るさとセンサーサイズからボケを主体に撮影するレンズではない。
まあ、テレ端で最短距離撮影を行えばそれなりにボカせられるが、基本は強力な手振れ補正から来るパンフォーカス気味のカリッとした風景写真が得意なのではないだろうか。

20161123b

このレンズが一体どの程度のポテンシャルを秘めているのか、いつもの被写体でテスト撮影を行ってみたい。

カメラボディはオリンパスのE-M1、被写体までの距離は2.5m、ISOは200に固定、Aモードに設定し各絞り地に於いてレリーズケーブル撮影を行った。

【テスト撮影】

20161123c

上段は通常撮影。
下段は中央部(隅角部)のトリミング。
各焦点域の各段数の撮影を行ったが、全部出すと収拾がつかなくなるので開放と2段絞ったものだけをアップする。

・12mm(換算24mm)・F4/F8

20161123c1 20161123c4

まずはワイド端の12mm(換算24mm)から。
コントラスト・解像感ともに開放から使えるレンズだ。
ビネッティングも殆ど目立たない。
センサーサイズも相まって、開放からパンフォーカス気味に使える。

20161123c8 20161123c9

中央部もしっかり解像している。
隅角部は流れも見られず十分解像している。
ただ収差が多少目立つ。これは絞りこんでも消失しない。

・25mm(換算50mm)・F4/F8

20161123d1 20161123d3

25mmもしっかり解像している。
コントラスト・色のりも十分である。

20161123d8 20161123d9

換算50mm域なので隅角部は割愛した。
解像感・色のり・コントラストともに十分。
おそらくF5.6辺りがピーク。次に開放のF4、F8と来る感じだ。

・50mm(換算100mm)・F4/F8

20161123e1 20161123e3

50mm(換算100mm)あたりになると、若干色のりが低下した気がする。
まあ、あくまで「気」なのでそんなに気にならない。

20161123e8 20161123e9

本当に良く写るズームである。
普通、高倍率ズームだとワイド端よりテレ端の方が画質がそれなりに低下する傾向が強いのであるが、これは結構頑張っている。

・100mm(換算200mm)・F4/F8

20161123f1 20161123f3

換算200mmの望遠ズームはとてつもなく便利だ。
フォーサーズセンサーでありながら結構なボケを生み出すことが出来る。
解像感も個人的には十二分だ。

20161123f8 20161123f9

さすがにトリミングで見ると、テレ端では多少の解像感の低下が見られるが、それでも十分なレベルを維持している優秀なレンズだ。

【最短距離撮影】

各焦点域で最短撮影距離が異なる。
ワイド端では15cm、テレ端では45cmが公称値。

・12mm(換算24mm)・F4/F8

20161123g4

ワイド端では15cmなのでレンズに鼻が付きそうな程の接写となる。
花撮影では受粉の手助けになるかも知れないレベルだ。

20161123g3

さすがに目に合わせることが出来ないので鼻に合わせる。
F4でありながら、換算24mm域でありながら、結構ボカせる。

・25mm(換算50mm)・F4/F8

20161123h4

25mm域での最短撮影距離は22cmほど。

20161123h3

実は25mm域の開放(F4)値ではピントズレを起こしてしまっているので参考にならないが、被写界深度くらいは分かるかも知れない。
申し訳ない。

F値の暗さを除けば、これ一本あればほぼオールラウンドに使える。
旅先の食事撮影でも換算50mmで22cmまで寄れればかなり有用性がある。
ただ、周囲が暗いと注意が必要だ。

・50mm(換算100mm)・F4/F8

20161123i4

50mm域での最短撮影距離は32cmほど。

20161123i3

望遠域になるとさすがにボケが大きくなってくる。
ボケ具合も高倍率ズームにしてはなかなか。

・100mm(換算200mm)・F4/F8

20161123j4

テレ端では45cm。
換算200mmレンズとして考えれば鬼のように寄れる。

20161123j3

この焦点域では最大撮影倍率は換算0.42倍。
ハーフマクロに近い倍率で写せるので便利である。

【まとめ】

購入時は高倍率ズームと言うことで使用頻度が心配だったが、これは常用レンズになるかも知れない。
旅行用だけに限定させるのはもったいない。

20161123k
Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

遠景で撮影すればパンフォーカス気味に。
カリッと写りビネッティングも殆ど目立たない。

20161123l
Olympus E-M1+M.ZD ED12-100mm/4 IS PRO

望遠気味に近接撮影すればそれなりにボカして撮影することも可能だ。
レンズ単体には強力な5段分の手振れ補正機構を持ち、オリンパスボディとシンクロさせれば6.5段分の補正機構を有する。

F4通しという使いやすい高倍率ズームというのもポイントが高い。
かなりおすすめなレンズだ。

M.ZD ED 12-100mm/F4 IS PRO

スペック
テスト撮影
実写と感想

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