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ana

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2016年12月15日 (木)

ふたご座流星群 2016 不発

とにかくスーパームーン直後のフルムーンと言うことで微妙なシュチエーションであった。

20161215a

しかもその月が流星群の放射点近くにあるのでタチが悪い。
まあ、そんなビハインドな状況でも取り敢えずチャレンジしてみることは大切だ。
都会の真ん中でも。

20161215b

とにかくえらく冷えるので、結露防止にレンズヒーターを取り付けた。
殆ど心配ないと思うのだが、部屋に持ち込んだときに万が一でも新品のレンズが結露すると凹むので予防線を張っておく。

レンズは先月発売になったばかりのM.ZD ED25mm/1.2PRO。
いつもは写角の取れるLeica DG Summilux15mm/1.7をチョイスするのであるが、先ほども述べたようにすぐ傍に煌々と輝く満月があるため、画角の狭い換算50mmを選んだ。

ボディは星空AFのあるGX8。
しかし空が明るすぎて星空AFが働かない。なのでMFでセッティングする。

20161215c

都会の空は明るい。
様々な要因から発する微粒子が都会上空でびまん性に残留しているからだ。
地表の明かりだけでなく、満月の光も拾い上げてもうどうにもならない。

一瞬で流れる小さな流星をセンサーに記録するにはレンズを明るくしてセンサー感度を上げておく必要がある。
ところが空が明るいので、しかも満月の傍なので感度を上げすぎると露光時間が短くなる。
僅か数秒となると、数時間連続撮影するだけで数えるのもおぞましい程の記録枚数のファイルが出来上がる。

20161215e
Panasonic DMC-GX8+M.ZD ED25mm/1.2 PRO

全然星が写らない(笑)。

左下にふたご座のポルックスとカストルがなんとか見える。
カストルの右側がGeminidsの中心である。
右下にはぎょしゃ座の一等星カペラが辛うじて見えている。
満月のフレアやゴーストが入らないギリギリの視野である。

20161215d_2

結局約3時間にわたり400枚弱撮影するも、一枚も流星が視野にヒットしていない。
いや、流れたのかも知れないが空が明るすぎて駄目だったのか?

いずれにしても空の狭い都会で、しかも今回のようなビハインドな条件の揃った流星撮影はレンズの画角も考えても敷居が高すぎたのかも知れない。
条件の良いときに再チャレンジしよう。

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コメント

その3時間、ずーっとシャッターを押していたんですか?
それはすごい、、、感動を捉えるためにはその努力も必要なんですね。
勉強になります・・・
写真と出会って、感動の場面って一期一会なんだな~とわかりました。
これからもたくさん学びたいと思いました。(笑)

いえいえ、さすがにそこまでの苦行を寒空の下で強いられるのであればさすがに撮影はしないと思います。
ボディを連写モードにして、ケーブルレリーズのシャッターボタンをロックしておけば大丈夫ですよ。
後は暖かい部屋でコーヒーを飲みながら、または残業しながら適当な時間まで待てばOKです。

ケーブルレリーズはピンキリですが、大半はロックボタンが付いているのでこういった撮影法は簡単に出来るはずです。
お高い奴だともう少し複雑な撮影法も可能です。

>その3時間・・・
SAKURAさん、御免なさい。笑ってしまいました。
ケーブルレリーズ忘れたら、ちぇりたさんなら、やりかねないかも?

長時間露光なら、カメラに輪ゴム巻いてシャッター押しとけば多分OKですね。
レンズを覆って遮光しておけば、カメラが動いても問題ないですし。

バッグにローテク用品を入れています。
ビニールテープ、大型クリップ、ひも、マジックテープ

寒いこの時期には、100円ショップで購入したレッグウォーマを手袋の代わりにしていました。
細かい作業するときも脱ぐ必要がないですし(まくりあげる)、寒ければ利用手を互いのレッグウォーマに突っ込めば温まります。
更に暖かくしたければ、指先が無い手袋と一緒に使うと良いです。

これは為になる小技集ですねえ。
ありがとうございます。

私はガムテープですね。
山行時に非常に役立つので、以来何処でもだいたい持っていきます。
1mくらいに切って、クルクル小さく丸めて小さなチャック式ビニ袋の中に入れています。

こういうtipsのような知識があるだけで、咄嗟の状況に対処出来ますからいいですよね

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