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2016年12月26日 (月)

E-M1 MarkII インプレッション(前編)

先週に購入したMarkIIであるが、そろそろインプレッションについて記事にしてみようと思う。

現行マイクロフォーサーズとしてはトップクラスの2000万画素センサーを搭載してきたオリンパスのフラッグシップ機E-M1の2代目後継機であるMarkIIだ。

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E-M1 MarkIIに対する細かいスペックは各所で語られ尽くされているので、例の如く触った感想のみを書いていきたい。

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質感に関しては初代とだいたい同じでいいと思う。
グリップ感は以前よりも大きくなったようだ。
大柄になった分、フラッグシップらしく多少ズシリと感じる。

全高は初代の93.5mmに対して90.9mmと低くなっているが、全体的なボディサイズは大きくなったようだ。

20161226c

恐らくは初代の軍艦部までは低かったのだが、ペンタプリズム部がマヤのククルカンみたいな形状なので無駄に全高を稼いでいたのではないかと思われる。
MarkIIの方が軍艦部からペンタ部まで自然な形状で好感度は高い。

20161226d

右側軍艦部である。初代と配置は殆ど変わらない。
モード切替ダイヤルが若干大きくなった。クリック感は良好。

ダイヤルの感覚が今までと異なるのがシャッター基部にある露出ダイヤルだ。
ちょっとねっとり感がスゴい。使っているうちに直るかな?

シャッター音はAPSフィルム時代のSLRを彷彿させる感触だ。
いや、ちょっと重めかな。

今回、目を引くのはストラップを取り付ける三角環の位置が変わったことだ。
ここの位置に変わったことでネット上ではネガティブな意見が目立つが個人的には評価したい。

20161226e

実は初代だと側面だとSDカードのカバーを開けるときにストラップが引っかかって結構面倒だったのだ。
ストラップを付けていなかったり、手技によっては引っかからないので個人差があるかも知れないが私としては嬉しい改良だ。
ひょっとしたら新たなる問題が出てくる可能性も否定は出来ないが。

20161226f

左側の軍艦部に行ってみたい。
コチラは初代と殆ど変わりない。

電源は今までと同様に軍艦部左側に付いている。
キヤノンと同じ傾向だ。
因みにズームリングやピントリングの向きもキヤノンと同じである。
ズームレンズ群の中にパナズームを入るとたまにギリッと逆回転させて焦る。

20161226g

不自然な高さのペンタ部が低くなったので結構自然な感じのスタイルになった。
EVFは老眼の身にとっては非常に見やすい。
ディレイを全く感じさせない完成度の高いEVFだ。コレは使える。

ペンタ部は一応それなりに盛り上がっているので、オリンパスのドットサイト照準器EE-1が簡単に取り外し出来る。

20161226h

GX8などレンジファインダータイプでは、EE-1は一度取り付けると隙間に指が入らないので取り外しや明るさの調整がやりにくい。
下駄を履かせる必要がないのでグートだ。

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背面部のボタン配置は一部異なるものの大半に変わりはない。
背面液晶がバリアングルになったので液晶を引き出す切り込みが出来たため、そこにあったメニューボタンが右側にシフトしたくらいであろうか。

20161226k

もう一つAEL/AFL切り替えレバーが反対側に変わった。
まあ滅多に使うレバーではないので、簡単に動かないように反対側の方が良いかもしれない。
それにこちらの方が親指での操作がしやすい。

20161226j

個人的に好きなバリアングルである。
G2愛用時に極めて以来、可動液晶と言ったらコレしかないと思っている。
液晶パネルは基部を中心に270°回転する。

液晶の裏面はエンボスされたメーカー名と実にノルマル。
パナのようにシボ張りなんていうギミックがあっても良かったかも知れない。

年末なので記事は短めで(笑)
後半はまたの後日に。

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コメント

背面影響の向上は本当にありがたいです。もう少し、写真画像と近いともっとありがたいと思います。
私のNIKONは、3年前の型なので古いそのままなんですが、それも慣れるとまあまあ~なにごとも新しいだけがいいというわけではないですね。
一番は肝心要の画像を重視したいですね。オリンパスは、簡易防水というかかなり完全に近い防水というのが、今朝のような天気にカメラを持ち出す判断がないのはありがたいですね。

ユーザーインターフェースの変更は諸刃の剣ですからねえ。
改善される箇所もあれば、その影響でしわ寄せの来るところもあるでしょうし。

画像に関してはレンズの特性が分かるようなレベルになっていますので、申し分ないですねえ。
今後は更なる高感度アップと言うより、高感度でもダイナミックレンジを維持出来るセンサーにしてくれるとありがたいです。

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