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2016年12月27日 (火)

E-M1 MarkII インプレッション(後編)

持った瞬間に「あ、これはいいカメラだ」と感じさせるデジカメが発売された。
直線の中に曲線を入り混ぜたなかなか秀逸なデザインだと思う。

20161227a

使い始めた時に、センサーサイズヒエラルキーを根幹から崩しかねないレベルのカメラである気がした。かなりヤバい。

それでは先日の続きである。

20161227b

まずは側面をみてみたい。右側から。

今度はSDカードのデュアルスロットだ。
ミラーレスならではの連写性能を満喫するために高性能・大容量のSDカードを奮発した。
もちろんダブルなので片方の容量は半分だ。笑

20161227c

今回のMarkIIで非常に気になっているポイントだ。
ケーブルレリーズがピンジャック方式の新端子を採用し、コネクター位置が移動した。

20161227d

GX8の時はバリアングル基部にレリーズ端子があったために可動制限が生じ、バリならではの液晶のポジショニングが上手くいかなかったがMarkIIはそれを見事に解消した。

天体撮影に於いて非常に使いやすいボディとなってくれることを期待したい。
星空AFが付いていないのが悔やまれる。

20161227e

反対側の左側である。

初代の堅めラバーよりは若干柔らかくなった気がする。
以前の2つから3つにセパレートされたためか柔らかく感じるのかな?
雰囲気としてはキヤノン5Dタイプに近いかも知れない。

20161227f

もう一つ、今回気になっていたのはUSB端子だ。
今までのオリンパスオリジナル端子にウンザリしていたのであるが、サイトの仕様表からUSB-C Typeと記載があったので期待していた。

20161227g

コレが付属端子だ。
うん、見たところ一般的な USB-C な感じがする。
まさかオリジナル規格ではないと思うが。

と言うわけで、一般品の USB-C ケーブルを用意してみた。

20161227h

PCに接続してオリンパス謹製のカメラアップデータソフトを起動したところキチンとレンズとボディを認識してくれた。

スバラシイ。
新レリーズケーブルと端子位置といい、新USB端子といい、今回のMarkIIは非常に汎用性が高いカメラとなった。

まあ、一番なのはSDカードでのファームアップを可能にしてもらえることであるが、あのオリンパスが汎用ケーブルを使えるようにしてくれただけでもスゴい事だと思う。

20161227i

お次は底面である。
コチラも初代E-M1と異なり、デフォルトの状態で既に三脚穴がレンズの光軸上に配置されている。

20161227j

バッテリーサイズが一回りほど大きくなっている。
バッテリーカバーがその分ワイドになったので、汎用カメラプレートを付けるときはサイズに注意が必要だ。

20161227k

バッテリーサイズを比較してみるとかなり異なる。
左が初代、右がMarkII。

【まとめ】

このMarkIIは個人的にスゴいカメラだと思う。
性能はもちろんだが、三角環やレリーズケーブル端子の位置、汎用USB-C端子の採用など積極的に改良や変化を取り入れてきたことだ。
オリンパスの本気度が伺える。

動画性能はパナの後塵を拝するが、スチルに関してはマイクロのトップであろう。
特に手振れ補正機構は完成の域に突入している。
しばらくはメインのカメラになりそうである。

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コメント

USB接続をしたことはないですが、撮影したものを即座に確認できる
ことを考えると、私の最新ノートがほしくなりました。
マンフロットのi-pad専用の三脚固定金具があるといいな~と思って
いますが、風景なんかだとノートのほうが多様性を感じたりします。
そんなに完成度が高いということは~、安くなってから購入も考えて
もいいかな~と思います。

オリンパスのミラーレスはファームアップするときにSDカードではなくPCとのケーブル接続で行われるので、ケーブルが見つからなかったりすると洒落になりません。(>_<)

特に専用ケーブルだったりすると代用が効かないので、必死に見つかるまで探すか純正割高ケーブルを新規購入するしか手はなかったので、汎用USBケーブルは救いの神ですねえ。

E-M1 MarkIIはフラッグシップでお値段的にはかなりお高いですから、メインマウントでなければ、サブ的な使用で代用するならグレードを落としたモデルでも大丈夫だと思います。
動画も視野に入れておきたいなら、4K対応モデルのパナ製G8もありではないかと。
GH5狙いでなければ私も購入していました。

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