SILKYPIX Pro8(Beta)
私の愛用しているRAW現像ソフトはSILKYPIX Pro7だ。
本来はメーカー専用現像ソフトを使うのが良いのであろうが、いくつかのメーカーのカメラを使っていると現像法を統一出来るサードパーティーの現像ソフトの方が使い勝手が良い。
現像ソフトには何種類かあるが、私はこのSILKYPIXを使い続けている。
メジャーなものとしてはA社のソフトがある。
SILKYPIXはA社に比べるとやはり後塵を拝する。
理由がいくつかある。
まず、新発売のカメラに対応するレスポンスが遅い。
以前は非常に早かったのであるが最近はテンで駄目だ。
将来的な不安をかき立てる材料である。
次にA社ソフトにはある「明瞭度」がないこと。
星景写真には是非とも欲しい機能だがSILKYPIXには存在しない。
このため自宅PCにはこの「明瞭度」のためだけにこっそりA社の4がインストールされている。
3つ目はPro7では起動エラーや強制終了が稀ではない。PCを選ぶ傾向があるが結構頻繁に起こる。
特に書斎のデスクトップはSILKYPIX Pro7インストール当初から頻発でほぼ100%生じる。
5~10回ほど繰り返しているとようやく起動する。
また別ドライブの画像を読みに行くと稀に落ちる。
Surface Proでは全く生じないので、原因がイマイチよく分からない。何かのドライバとの相性であろうか。
だが、いい点もある。
これがあるのでソフト変更が出来ないのだ。
何故にこのSILKYPIXを使い続けるのか、理由をあげてみたい。
まず画像フォルダを自分で設定出来るので、外付けディスクなどでの管理も楽である。
ディスク容量に不安があるSurface Proでは実に助かる。
そして座標での切り抜きが簡単であること。
ブログ記事にあるレンステストなどでのトリミング切り出し部位を統一しやすい。
この長所二点が個人的にはどうしても外せないのでSILKYPIXを愛用している訳なのだ。
もしA社ソフトにこの機能が付いていたらと考えると・・・・。
取り敢えず現行Pro7では、書斎のデスクトップではクリックしても起動エラーばかりで切れそうになったり、ようやく長い時間をかけて起動した後に画像を開いた瞬間突然落ちたり、仕事上で急ぎの写真原稿を頼まれているときに突然ソフトのライセンスが使用不可になってI社に慌ててメールしたりとかなりのじゃじゃ馬だ。
そんなソフトもいつかは安定してくれるのではないかと信じていたら・・・・
なんと新「SILKYPIX Pro8」が開発中だという。
Pro7から一年ほどしか経過していないが、まあβ判ということなので発売そのものはもう少し先であろうか。
驚いたことに渇望していた「明瞭度」が搭載されてきた。
これはスバラシイ。
後はソフトそのものの安定感が増してくれるとありがたいなあ・・・・。
それからPro7のニューバージョンがアップされていた。
待ちに待ったE-M1 MarkII対応版だ。
ハイレゾショットのRAWには対応してくれているのであろうか。
これだけ不満があってもSILKYPIXを使い続けてしまう。
なんかもう愛情すら感じてしまう。
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私も3つのソフトを使っていますが、ペンタックスはこのSILKYPIXが専用ソフトで一番使いやすいと思っています。
A社のものは試用しましたが、ちょっと私の技量では無理があるのかな~?、、、、はっきり~言って有料にするほどの特典が観られないという判断になりました・・・・(笑) 各社共通のソフトであれば有料でも意味があると思いますが。
投稿: SAKURA | 2017年1月15日 (日) 12時43分
このSILKYPIXは私もわかりやすいインターフェイスからSILKYPIX3の頃から愛用していますが、最近はPCによっては激落ち君の如き様相を呈しますのでじゃじゃ馬として持て余しています。
思えばPCを新調した頃から具合が悪いですねえ。
ビデオカードを変えたり、実費Windows10へのクリーンインストールなど様々な手を尽くしましたが変化ないです。
因みにPCを立ち上げた直後は何事もなく起動します。
でも一度でも別のアプリを起動するともう駄目です。
何なんでしょうねえ、これは。
他のPCでは全然問題ないんですよ。メインで使っている高性能PCにコレが出るので困っています。
時期SILKYPIX8に賭けたいところですが、気分は篠沢教授に全部賭けているような感覚に襲われています。
投稿: ちぇりた | 2017年1月15日 (日) 22時48分