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ana

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2017年3月13日 (月)

EOS M5がやってきた

昨年の11月に発売になってからずっと狙ってきていたEOS M5である。
先日、念願叶ってようやく手に入れることが出来た。

20170313b_2

EOS M5はキヤノンの現行フラッグシップモデルだ。
とは言うものの、ボディはプラなので、キヤノンはまだミラーレスに対してはあまり本気になっていない様に思える。

因みにボディ重量は380g。
サイズはM3と殆ど変わらず、ペンタプリズム様のヘッドをM3に乗せた感じである。

グリップ感はなかなかヨロシイ。
ハンドリングは歴代EOS Mの中でダントツだろう。

20170313c_2

キヤノンミラーレスはAPS-Cサイズのセンサーが搭載されている。
センサーは22.3x14.9mmのデュアルピクセルCMOS。2420万画素。
キヤノンタイプなので35mm換算するには焦点距離にx1.6倍を要する。

20170313d_2

まずは軍艦部からいってみたい。
電源ボタン周りからいきましょう。

20170313e_2

電源スイッチは今までのボタンタイプから5D4の様なレバータイプに切り替わった。
瞬間的に視認出来る方が気持ち的に安定する気がする。

モードダイヤルは押しながら回すタイプである。
両手でしっかりと押さえて撮影モードを切り替えてくださいねという意思表示なのだろうか。
結構面倒である。
一押しでロック、もう一押しでロック解除の方が使いやすい気もするが慣れかな?

20170313f_2

今度はシャッター周りである。
シャッター音は「カチャッ」とかなり安っぽい音だ。
好みもあるかも知れないが、個人的には萎える。
シャッターフィーリングは値段相応で。

シャッター周囲にあるダイヤルリングはモードにより絞り値やシャッター速度を変更出来る便利なリングである。
ところがプログラムモードだと全くの無反応になる。通常はそのモードでも絞り値など何かしらの変更が可能だと思うのだが一切受け付けない。こんなものか?

ダイヤルファンクションボタンはまあそれなりに使えるが、上記の事もあってこの辺りのダイヤルはかなりグダグダなイメージを持ってしまった。ただ露出補正ダイヤルは非常に使いやすく、この配置は今後も残して欲しい。

20170313g_2

ストロボはガイドナンバー5(ISO100・m)。
形状上、バウンズは不可能なので直接照射しかない。
拘るなら外付けが良いであろう。
しかしガイドナンバーが低いので調光補正すれば意外と使える?

20170313h_2

お次は電子ビューファインダーである。
0.39型と書いてあるが倍率が仕様に記載されていない。
実際に覗くと大きいとは言えぬ倍率だ。
キヤノンがまだミラーレスに本気を入れていないところがこういう部分で分かる。
でも彩度が高いのは見やすくて良い。背面液晶を見たときのギャップにちょっと悩むが。

またEVFの裏にある視度調整つまみがやりにくい。
ちょっと力を入れるとズルッと動いてしまうので微妙な調整がなかなか出来なくて非常にイラつく。

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背面ボタンである。
迷走状態なのかボタン配置が過去EOS Mシリーズから一貫していない。
EOS M5でEVFを覗きながらM3感覚でフォーカスポイントを操作しようとしたところ、いきなり録画が始まった。

ある程度仕方のないことだとは分かるが、そろそろ統一感が欲しいところである。

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背面液晶は3.2型の162万ドットだ。
フラッグシップとしてみるとやや貧弱だが、値段から見ると相応かな。
屋外でも見やすく、チルト液晶も使いやすい。
個人的にはバリアングル押しであるが。

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側面には端子がいくつか付いている。
EOS M5の一押しはなんと言ってもピンジャックタイプだがリモートケーブルが使用可能なことだ。
リモコン操作は角度によっては反応が悪かったので、コレでフラストレーションから解放される。ここは期待している。

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底面は非常にシンプル。
三脚穴はレンズの光軸に一致しており、こういう所はキヤノンも拘っているのだなあと安心する。
因みにボディのシリアル番号は背面液晶を開くとボディ側にプリントしてある。

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メモリカードは底部バッテリーカバーを開いて入れるタイプである。
私の一番嫌いなタイプだ。

バッテリーはEOS M3と共通タイプ。
AC電源によるM3カプラが使用可能なのでとても良心的だ。
機種毎にバッテリーを変えるメーカーもあるが、キヤノンはこういう所は実にスバラシイと感じている。

それで使い勝手なのであるが、結構何気に便利なピーキング機能をサラッと入れてくれてたり、AF速度が思いのほか実用的だったりと色々驚かされた。
フラッグシップモデルとしては辛辣な意見をいくつか書いたが、コスパで見れば値段相応でモノ自体は悪くなく、ブツ撮りだけに使うのはもったいないと感じる。

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Canon EOS M5+EF-M15-45mm/3.5-6.3 IS STM

センサーサイズからボケや高感度にもそれなりに強い。
明るい大口径レンズが欲しいところだが、センサーサイズの大きな他社ミラーレスを見るとセンサーの高画素化に伴うレンズの肥大化に直結するようなので、このあたりはDSLRの状況を見定めながら購入を考えなくてはいけないなあ。

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コメント

おはようございます。昨日、言い忘れました・・・・・
息子さん、おめでとうございます。ウチの娘も同じ月なんで~3月の
子供って早生まれでいろいろ、苦労しながら育つんですよね。
今はまったく~心配することはないですが、昔はなにかと気にしてい
ました。
M5、いい雰囲気ですね。しかし、ミラーレスの高性能化ってとどまる
ところを知らない雰囲気です。これから先、ミラーあり?との使い分け
の区別がテーマになると思います。

ご丁寧にありがとうございます。
早生まれの子は小さいうちは何かと苦労しますからねえ。

M5はなかなかいいと思いますよ。
ただ性能面では他社製フラッグシップ級に比べると後塵を拝しますねえ。
まあお値段はメジャーメーカーのフラッグシップとしては冗談みたいな金額なので、値段相応として見ればアリではないかと。

キヤノンのM5キャッチフレーズはちょっとやりすぎ感があるような・・・。

こちらはサイレントモードにすることはできますか。また、初心者は使いこなせますか。

お返事が遅くなってすみません。(^_^;)

M5は既に手放してそれなりの期間が経過してますから、サイレントモードの有無に関しては申し訳ないのですが明確な返事が出来ません。
ただ、最近の機種ですし、ミラーレスであることからもサイレントモードに準じた機能はあると思われます。

初心者でも全然問題なく使用できますよ。
逆に初心者にたくさん使ってもらって、カメラに対するノウハウを得るにはちょうど良いくらいではないでしょうか。

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