GH5 インプレッション(後編)
パナ色好きなちぇりたとしては、さきほど目にしたパナ発の物騒なニュースにビビりながらも引き続きマイクロフォーサーズの開発は続けて頂きたいと願うばかりである。
本命としてGH5を購入した浮ついた気持ちを、斯くも簡単にへし折られそうになる記事ではあるが、気分を切り替えて後半に進みたい。
底からいきたい。
まさにメンタル面を表しているオープニングと言えよう。
グリップのサイズもさることながら、分厚い奥行きである。
本当にDSLRのAPS-Cボディと見紛うレベルだ。
三脚穴はセオリー通りレンズの光軸上にある。
バッテリーカバーはGH4/3と同じタイプだ。
しっかり固定出来るので安心している。
バッテリーはBLF19とGH3からの共通モノが使用されている。
家電メーカーであるが、機種毎に規格を変えないところは非常に好感が持てる。
側面である。
私の大好きな側面からメモリーカードを挿入するタイプだ。
GH3では強くグリップを握るとカードカバーが開いてしまうこともあったのだが、先代のGH4からはしっかり固定されるタイプに切り替わった。
ダブルカードスロットである。
早速購入しておいた高速書き込み可能なレキサーのSDカードをセットする。
・・・・おー、4k60pや6kフォトも完璧だ。
後はもう一つ空いているところにキャンペーンで申し込んであるパナ製SDカードが届くと完成する。
反対側は映像系の端子が揃っている。
今回、端子カバーが刷新された。
これがなかなかよい。
Nikon Dfに近いものだ。
Dfに比べると若干ラバー系で柔らかさがあるが、例のVLSの様にパカリと開く。
これは嬉しい。
上からイヤホン端子、HDMI端子、USB Type-C端子を持つ。
三角環のとなりはマイク端子だが、GH4同様に柔らかいラバー系カバーだ。
リモート端子はGH4と同様SDカードカバーの上方にある。
バリアングルであるGX8ではデジタル端子部と一緒だったので、ケーブルを差し込んでから液晶パネルを開くと干渉して思った場所にパネルを固定出来ない。
この場所であればどんな位置でも液晶を傾けられるので非常にヨロシイ。
【まとめ】
とにかくよく出来たマイクロ機である。
まあ、このように外見的な欠点は非常に少ないGH5であるが、敢えて言うならばやはりサイズと重量であろう。
握っているとAPS-CサイズのDSLRではないかとイメージしてしまうほどの存在感だが、GH5でしか撮影出来ない機能があることを考えるとその辺はあまり気にならなくなる。(笑)
GH5とパナの軽量ズームとの組み合わせは結構大切だ。
E-M1 MarkIIとどちらが使用頻度が高くなるかと言われるとかなり悩む。
現状のレンズシステムから考えると、焦点域を幅広く使うような旅行などではE-M1 MarkIIかなあ。
そして標準域の焦点内で済むような身近なイベントの時には圧倒的にGH5であろう。
でもパナ製のLeica 広角ズームと望遠ズームが発売されたら購入してしまうかも知れない。
そうしたら・・・・?
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コメント
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「パナ初物騒なニュース」で検索をかけたら、ちぇりたさんのブログが1,2,3位を独占していました。。(笑)
企業も余裕がないな~と思うこと、最近、とっても多いような気がします。
とくに開発をする部門だけは、余裕がないといいモノが作れませんよね。。
ところで、ちぇりたんさん、この多いFnボタンはどんな使用方法をしていますか? 私、全く使っていなんで、もったいないですよね~
投稿: SAKURA | 2017年3月27日 (月) 17時16分
子供の頃はいわゆる"未来"系の子供向け雑誌のページをめくりながら、科学技術がさらなる技術を生んで・・・、と技術進歩のインフレーションが起こり鉄腕アトムやドラえもんのような世界が待っているのかなあと思っていましたが、世の中そうは上手くいかないようですね。(笑)
私はFnボタンに真っ先に登録するのはISOや露出ですね。
でもGH5には欲しいボタンが既に独立して登録されていますから、余ってしまってどう使おうという贅沢な悩みに困っています。(^^)
最近の機種は露出ダイヤルも独立しているモデルが多いので、これまた嬉しいです。
投稿: ちぇりた | 2017年3月27日 (月) 20時47分