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2017年3月25日 (土)

GH5 インプレッション(前編)

本命で待っていたGH5がとうとう発売になった。
スチル・動画を両立させたハイスペックマシンだ。
マイクロ機ではトップクラスの2000万画素を誇る。

20170325a

またGH5に対する細かいスペックは各所で語り尽くされているので、例の如く触った感想のみを書いていきたい。

20170325b

サイズはかなり大柄なボディである。
APS-CセンサーのDSLRクラスはありそうだ。
質感はマグネシウム合金のためかなりズシリと、そしてシッカリとしている。

サイズ故にグリップも大柄なのでホールディングはすこぶるヨロシイ。
現在所持のマイクロボディではグリップ感番長である。
まあお値段の方も番長であるが。

20170325c

E-M1 MarkIIと比べると大きさは一回り近く異なる。
そしてさらに厚みというか奥行きが違うのだ。
150g近い重量差がGH5の強烈な存在感を強めている。

20170325d

まずは軍艦部からいってみたい。
シャッターフィーリングは一言で言うと"優しい"だ。
軽いのではない。優しい感覚だ。
シャッターショックが相当マイルドになっているのがよく分かる。

GHシリーズではWB、ISO、露出がボタンとして独立しているのがありがたい。
大型ボディ故に独立ボタン配置が可能なのが非常に役立っている。

さらにモード切替ダイヤルの厚みの存在感がハンパない。
まあよく使うダイヤルなので操作感はヨロシイ。
基部にある電源レバーは現所持マイクロ機の中では一番良い。
右手でグリップしながら親指でOn可能だ。

20170325e

軍艦部左肩のダイヤルは単射・連射・6K・タイマーなどの切り替えだ。
左右のダイヤルは簡単に回ってしまうほどは緩くない。
しかし、固いと思うほどキツくはない。絶妙なフリクションを持つ。

20170325f

背面部は大まかにGH4の操作法を踏襲している。
今回目を引くのはファインダー横のジョグダイヤルだ。

20170325g

フォーカスエリアのポジションを素早く設定可能なナイスなギミックである。
液晶に触れるタイプよりもミスのない細かい操作ができる。
マニュアルを見ずとも直感的に使えるのがいい。

最近は優秀なユーザーインターフェースが増えてきたので嬉しい。
マメに変えるメーカーはイマイチの傾向が強い。

20170325h

EVFはかなり大きくカラーブレイクも起こさないため非常に見やすい。
精細感溢れる美しい映像を映し出すEVFだ。
ファインダーが後に若干突出しているため接眼時も鼻が邪魔にならない。
視度調整は使いやすいポジションに設置してある。EOS M5はヤバかった。

20170325i

パナのホットシューカバーは大スキだ。
簡単に取れないようにロック機構が取り付けてある。
こういう細かいギミックに拘る姿勢は好感が持てる。

因みに今までストロボが収納されていたペンタプリズム部には放熱のためのヒートシンクが入っているという。
以前のようなリーゼントタイプのペンタプリズム部よりかなりデザインとしては優れている。
キヤノンのDSLRに近いかな?
メインで使うマイクロ機なので、一応ストロボは別途購入しておいた。

20170325j

背面液晶は私の大好きなバリアングルタイプ。
屋外でもとても見やすい背面液晶だ。固すぎず緩すぎず。
液晶背面はGX8の様にシボを貼り付けてくれるようなこだわったギミックがあったら良かったのだが、そこまでの余裕はなかったようだ。

とにかくてんこ盛りの機能沢山なので使っていて楽しい。
ファンクションボタンがたくさんあるので、かなり自由度の高いカスタマイズが可能となっている。
自分色のカメラに染め上げることが出来るのだ。

後半は後日に。

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コメント

いろんなサイトのレビューを観ると、GX8と同じ画素数ですが、フィルターの差が絵の違いがかなりあるらしいですね。
私のいまさらですが、パナの操作性の優れた部分は再確認することになっています。試験もそうですが、新しい機材で出かけるココロのウキウキ感が大好きです。

新しいカメラは楽しいですねえ。
今日は生憎の雨だったのでカメラはお休みです。

桜もピークが少し伸びそうなので予定が組み立てやすくなりました。
来週末辺りがスゴそうですねえ。

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