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2017年3月27日 (月)

Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.(テスト撮影)

換算で24-120mmとなり、利便性の高い焦点域を持つライカ銘柄のズームレンズである。
実際にライカが設計・製造している訳ではないが、ライカの規格をクリアした高品位レンズであることは間違いない。

20170327a

なんと言っても24-120mm域の焦点域だけでなく、とてつもなく寄れるという点が大きい。
最大撮影倍率は換算で0.6倍。
つまりハーフマクロを超えている訳だ。

寄れるレンズが大好きな私としては非常に気になっていたズームだ。
近い焦点域の専用ズームはいくつか持っていたが、買い足すほどに心引かれるレンズだったのだ。

と言う訳で、この気になるズームのテスト撮影をしてみたい。

Pon6

被写体はいつものポン様。
ボディは先日購入したばかりのGH5。
このレンズを手に入れたのはずっと前だが、引越騒動で放置プレイされていた。

F値可変ズームなので、各焦点域で開放から絞って撮影する。
ISOは200、WBはオートに設定。
手振れ補正機構はOffにしてレリーズ撮影を行う。

【テスト撮影】

・ワイド端(12mm)F2.8/F5.6/F11

20170327c1 20170327c2 20170327c3

色のり・解像感共に問題はない。
開放では周囲にシェーディングが若干見られるが、二段絞ればほぼ消失している。
現代風のレンズらしく開放から実用性のあるレンズだ。

20170327h1 20170327h2 20170327h3

次にトリミング画像を見てみたい。
中央部と隅角部だ。

開放でもしっかりと解像している。
F4からF5.6になるとより解像度はアップする。
F11ではさすがに回折現象で低下が著しい。

隅角部トリミングである。
開放では僅かに収差が見られるがかなり優秀なレンズだ。
F4~F5.6でほぼピーク。
F11ではかなり劣化が目立つ。

・中間域(25mm)F3.5/F5.6/F11

20170327g1 20170327g2 20170327g3

開放から解像感・色のり共に問題ない。
さすがにこの焦点域ではシェーディングは殆ど分からない。

20170327g4a 20170327g5a 20170327g6a

トリミングで確認すると開放の画像が若干眠い。
恐らくはピントズレの可能性がある。
何しろ回折現象の著しいF11よりも悪いのだ。

まあ、この画像から解像感はF5.6>F11なので、開放のF3.5はF5.6とF11の間にあると思われる。

・テレ端(60mm)F4/F5.6/F11

20170327e1 20170327e2 20170327e3

他焦点と同じ感じで問題ない。
若干、コントラストが低いか。

20170327e4a 20170327e5a 20170327e6a

さすがにテレ端は一般ズームと同様僅かに解像感が落ちるようだ。
それでも十二分に使用可能である。

開放(F4)もF5.6も解像感はさほど違いはない。
F11は劣化している。

【最短距離撮影】

次に最短距離での撮影をチェックする。

・ワイド端(12mm)F2.8/F11

20170327f1a 20170327f2a

ワイド端は20cmまで寄れることが出来る。
換算24mmなのでかなりの広角だが、寄れるために結構ぼかせる。

・テレ端(60mm)F4/F11

20170327f3a 20170327f4a

テレ端は24cmまで近接撮影が可能だ。
換算120mmなのでハーフマクロを超える撮影倍率0.6倍まで接写が出来る。
ただ、これだけ寄れるので絞りこんでもあまりボケには大きい変化が出にくい。

【まとめ】

よく解像する非常に便利なズームレンズである。
レンズ交換することなく寄れて大きく写せる意味は大きい。
オリンパスのM.ZD ED12-100mm/4IS PROも便利であるが、最大撮影倍率はこのレンズの方がかなり有利だ。

特に動画に強いGH5との組み合わせでは強力なレンズとボディのハイブリッド手振れ補正であるDual I.S.2が利用可能となる。

20170327i
Panasonic DC-GH5+Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.

AFもかなり早い。
ペットなどの動きモノにもそれなりに対応出来るが、やはりE-M1 MarkIIには若干後塵を拝する感じである。

やはりこのレンズのポテンシャルをフルに引き出すにはやはりパナボディが良さそうだ。
GX8以降のパナボディを持っていない私としては、このレンズとGH5の組み合わせに驚かされた。

今までのパナ製手振れ補正機構は、強力なオリンパスには同じ土俵で比べるにはかなりきびしいレベルだったが、このレンズとGH5の組み合わせは違う。
若干効き方に各社のクセはあるが、今までのパナのレベルを大きく塗り替えてオリンパスに肉薄するレベルまで近づいている。

まあ、単体ではそれほど強力と感じないが、ボディとレンズの防振機能を組み合わせると化ける。
是非ともこのレンズはパナボディと組み合わせて頂きたい。
ついにパナもここまで来たのだ。

Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.

スペック
テスト撮影
実写と感想

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