Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.(スペック)
先月23日に発表されたにもかかわらず、激忙の日々を過ごしているうちに何時の間にかかなりの時間放置させてしまった不遇のレンズだ。
まあ、実際にはこの後行われるであろうテスト撮影にはもう少し時間がかかりそうなので、取り敢えずは早めにスペックだけでも記事にしておこうという算段である。
サイズは68.4x86mm、ほぼM.ZD ED12-40mm/2.8PROと同じである。
重量は60g程軽い320g。
手に持つとサイズに比べて軽く感じるが、質感はかなりしっかりしているので所持する満足感は高い。
レンズ構成は12群14枚。非球面4枚、EDレンズ2枚と特殊レンズを贅沢に使った作りを・・・・と言いたいところだが、最近のオリンパスは特殊レンズの使用比率が洒落になっていないので、14枚中6枚では控えめだなあと感じてしまうところが怖い。
フィルター径はØ62mm。
手放したGX Vario12-35mm/2.8の58mmフィルターが使えないのが若干痛い。
このレンズには手振れ補正が搭載されている。
パナ製ボディのボディ内補正とシンクロ可能なので、是非とも今月発売予定のGH5との組み合わせが楽しみである。
ズームリングの向きはNikonやライカと同じでワイド端からテレ端に回すのはカメラを構えた状態で時計回り方向である。
オリンパスやキヤノンと逆なので結構混乱している。
ただヘリコイドの重さはスバラシイ。
パナソニックのLeicaレンズにありがちな絞りリングはVario(ズーム)なので省略されている。
ズーミングにより鏡胴が結構伸びる。
テレ端で3cm強伸長する。
一瞬ギョッとするが、フードを付けると気にならなくなる。
琴線というのは本当に微妙だ。よく分からない。
最短撮影距離はワイド端で20cm、テレ端で24mmと結構寄れる。
既に12-100mm/4を持っているにもかかわらず、このレンズを購入したのがより寄れるという理由だ。
最大撮影倍率はなんと換算で0.6倍。
ハーフマクロを超えているM.ZD ED12-40mm/2.8PROと同じ倍率だ。
これは汎用性の高いレンズになりそうだ。
フードは今までのパナライカフードとかなり雰囲気が変わった。
個人的にはこのカクカク感が好みである。
内部は起毛ではなく段差状にするとで内反射を予防している。
側面のボタンで取り外し可能であり、収納時も逆向きの装着が出来る。
これはいいフードだ。
とにかく質感とデザインはすこぶるスバラシイ。
シーリングもしっかりしているので使い出も良さそうである。
早いところテスト撮影や実写を行いたいが、まだマイクロボディに装着する時間が取れない。
何か悶えそう。
Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.
スペック
テスト撮影
実写と感想
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