セメントミルク
これは何かというと"杭打ち工法"の一つらしく、杭穴を開けたところに周囲の土壁が崩れぬ様に固め液を注入し、そこに杭を圧入して固定するというものらしい。
Olympus E-M1 MarkII+Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.
と言う訳で、何日か前から敷地の一部にサイロのような構造物が建っている。
中で工法に必要なセメントを混ぜているそうな。
Olympus E-M1 MarkII+Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.
吊した杭を開けた穴に落とし込んでいく。
杭は一本9mあるという。
ここは下の岩盤まで27mらしいので3本落とし込むそうだ。
ゼロメートル地帯のようなところでは50mを超えることもあるとか。
Olympus E-M1 MarkII+Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.
暫く見ていると彼らが何をしようとしているのかが徐々に分かってくる。
あっ、そこはまだワイヤーを外さない方が・・・・と思っていると、「おーい!まだそこは外さないでくれ」と指示がとんだりする。
客観的に見ていると効率よく作業が進行しているのがよく分かる。
が、急に予測不能になった。人の流れが読めなくなったのだ。
Olympus E-M1 MarkII+Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.
あれ、もう一度フックをかけて杭を引っ張り上げ始めたようだ。
せっかく入れたのにどうしたのであろう。
Olympus E-M1 MarkII+Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.
下の杭に引っかけたワイヤーをアンカーに固定して位置がずれない様にしている。
どうやら結合させた杭のボルトを外しているようだ。
何をしているのであろうか。
Olympus E-M1 MarkII+Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.
杭のボルトとプレートを取り外し、クレーンで杭を上にずらしたところ勢いよくセメントが吹き出した。
お~、ちょっとスゴい。
Olympus E-M1 MarkII+Leica DG VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.
結局、中から全ての杭を取り外してしまった。
どうしたのであろう。理由は不明のままだ。
やり直しかな?
昼休みも終わったのでこの後がどうなるのか分からない。
個人的には実に消化不良である。(笑)
全部で7箇所の杭打ちの穴が必要なのだという。
まだまだパイルドライバーの日々は続きそうだ。
杭の種類は、PHCパイルの根固め工法ですね。。
実は某メーカーの事件になった杭工法と同じです。。いやいや~心配はしないでください。これが一番安くて安心感のある工法なんです。
セメントミルクは、杭の先端に丸い球を作って浮き上がり防止にするためのものです。いろいろ~勉強されていますね・・・・(笑)
投稿: SAKURA | 2017年4月22日 (土) 16時16分
おー、これがあの工法だったのですか。
自分の専門とは違う畑のこういう工事を目の当たりにしてみていると非常に勉強になりますね。
投稿: ちぇりた | 2017年4月23日 (日) 11時08分