DMC-GF7の高感度
購入して2ヶ月近く経つが、非常に使用頻度の高いマイクロフォーサーズボディのGF7である。
屋外に室内にと、場所を特定せずに思いつきで気ままに撮影出来る点が気に入っている。
普段は比較的明るいコンパクトな単焦点(Leica DG Summilux15mm/1.7)を付けっぱなしにしているが、時には便利な汎用ズームレンズであるLumix GX PZ14-42mm/3.5-5.6OIS.を取り付けることもある。
そんなF値の大きなレンズを室内で使用すると高感度撮影になるケースが多い。
と言う訳で、いつもの被写体を利用してGF7の高感度テストを行ってみようと思う訳である。
レンズは高性能な標準ズーム、オリンパスのM.ZD ED12-40mm/2.8PROを使用。
F値はF5.6に固定、WBはオート、絞り優先モードでISO100から一段ずつ撮影を開始した。
【高感度テスト】
まあ高感度テストなので、取り敢えずトリミングした状態の写真をアップしていきたい。
・ISO100
まずはISO100のコントロールから。
ノイズも見られずキレイに解像感溢れる画像である。
・ISO200
ISO200ではISOと全く変わらない。
なのでコメントも特にない。
・ISO400
ISO400になると、若干犬のすう壁の解像感が低下している。
が、等倍でじっくり見ないと分からないレベルなので無視していいと思う。
・ISO800
僅かではあるが、さらにすう壁の解像感低下が見られる。
まあ、まだ余裕かな?でも等倍だと結構分かるなあ。
背景にも微妙にノイズが乗り始める。
撮って出しでは解像感の低下やノイズは全く分からない。
・ISO1600
この辺りになると、額のすう壁が不鮮明になってきているのがわかる。
咥えている看板の質感もかなり改造後が低くなっている。
等倍だと背景ノイズも僅かだが出てきた。
・ISO3200
犬の顔のすう壁は不鮮明に。
咥えられた看板の文字もぼやけ、木目もハッキリしない。
境界部は比較的まだ保たれているが、若干毛羽立ってきている箇所も見られる。
背景のノイズも目立ち始めている。
・ISO6400
すう壁の不鮮明さにのっぺり感が出てきている。
境界部も徐々に荒れてきている。
等倍レベルだと、ぼんやりした感じに見られる。
撮って出しだと意外とわかりにくい。
ブログなどのアップには余裕。
・ISO12800
急速に画像が破綻し始めている。
境界部もかなり不鮮明に。
カラーノイズが一部にチラホラ出始める。
・ISO25600
画像は破綻状態であるが、意外にも境界部はそれなりに維持されている。
またカラーノイズは至る所に散見される。
取り敢えずISO25600で撮影出来るという緊急用であろう。
ただ撮って出しでのパッと見は、色のりやコントラストが維持されている様見られるのでサムネイルでは使えるかも知れない。
最近は画像エンジンが高性能なため非常に助かる。
個人的にトリミングも兼ねた通常使用のISOは、被写体にも因るがISO800~1600くらいかな。
Panasonic DMC-GF7+Lumix GX PZ Vario14-42mm/3.5-5.6OIS.
GH5などの高級機と比べると、僅かではあるが低感度から画像の劣化が等倍下で確認される。
だがGH5より2年も前の機種であるし、価格から考えると非常に満足のいく結果が得られている。
Panasonic DMC-GF7+Leica DG Summilux15mm/1.7
屋内ならば明るいレンズを、屋外ならばレンズを選ばず撮影を楽しむことが出来る。
なんと言っても手の上に収まるほどにコンパクトで、鞄に放り込んでも重さが気になることがない機動性の高いミラーレスカメラ。
機能的にもまだまだ現役で使えそうなので、気軽にパナカラーを味わえる汎用機としてもう少し使い込んでいこうと思う。
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普段使いではこの大きさがベストですね。
私もこのシリーズを使ったことがあるので、こんな小ささでブログなんか~は十分だと思いますよ。。
もっとも~個展をするわけじゃないので~(笑) なんでもこの一台で済む
ような気がします。。(笑)
私レベルではパナカラー?という確定的なものは分かりませんが、なん
とく他社に比べてコスパは確実に良いような~気がしています。
投稿: SAKURA | 2017年5月27日 (土) 21時40分
本当にこのサイズだと楽ですよねえ。
最近はフルサイズのDSLRは持ち出すことがあまりありません。
旅行で持ち出すときも、DSLRの広角や標準、そして望遠ズームを本当に持って行けるのかと最近は考える様になりました。
単焦点とマクロ付きの便利ズームだけでもいいかなあと思うこの頃です。
投稿: ちぇりた | 2017年5月28日 (日) 23時27分