VarioElmarit12-60mm/2.8-4OIS.が息をしていない
先日、チャージャーの撮影が終わった後に、VarioElmarit12-60mm/2.8-4のレンズファームアップを行おうと考えた。
パナソニックの専用サイトを確認すると、手振れ補正機構のより適正なファームなのだという。
これは絶対必要だ。
GH5にVarioElmarit12-60mmを装着し、展開したファイルを挿入してから早速ファームアップを開始した。
ところがGH5のバッテリーの残量が2/3程しかないという。
これではファームアップ出来ないというメッセージを受けて、仕方なくGH5を机上に置いて専用のDCカプラを取りに行こうと席を立った時にその悲劇は起きた。
やけに鈍い音が足元から聞こえてきた。
んんっ?あーっ!カ、カメラがっ!!
しかも何かマウント部からポッキリ逝ってしまっている様にも見える。
最初は見間違いかと思い、何度か見直してみたりもしたが状況は全く変わらない。
きっとレンズとボディが偶然に外れただけに違いないと自分に言い聞かせながら、そっと冷たくなったボディとレンズを拾い上げる。
しっかりするんだ!
が、状況は思ったよりも悪い様だ。
ボディ側には通常は見ることの出来ないマウントプレートの裏側が見えている。
レンズ側は基盤とレンズユニットが剥き出しである。
卒倒しそうだ。
あぁ・・・・、シーリングゴムがプラプラしている・・・・。
"ひょっとしたらはめ込んだら治るかなあ"などと自分に都合の良いことを考えながら分離した箇所を確認してみる。
どうやらマウントとレンズ本体を固定しているビスの受け手が破損している様だ。
受け手の貧弱なプラスチック部2カ所と金属マウント部1カ所の計3カ所。
それから電子接点のフィルムが裂けてしまっている。
まあ、強い衝撃を受けた場合に光学系を守るための考えられた構造なのかも知れないが、結構華奢な中身だったので衝撃を受けた。
レンズ本体とマウント部が断線しているのでGH5の背面液晶には【このレンズは35mmの焦点距離で合っているのか?】などと訳の分からないエラーメッセージが頻発している。
大丈夫だっ!心配するな!
取り敢えず【いいえ】を選択しておいた。
当然ながらレンズがウンともスンとも言わないのでこのまま病院(サポート)送りである。
GH5本体にはマウントがくっついたままであるが、本体は問題なく可動はしているもののセンサーやマウント部もどうにかしていると困るのでそのまま一緒に送り届けることに。
明日いつものところに持って行きますか。
マイクロの主力機と最高頻度レンズがいきなり期間不明の2軍落ちである。
早いところ送らないと、彼岸花のシーズンが終わってしまう。
でもまあ今期の彼岸花は無理かな?
取り敢えずはE-M1 MarkIIがあるので何とかなりそうであるが・・・・。
有償であろうが、場合によっては修理不可なんて事も考えられる。
お気に入りのレンズだっただけに非常に残念だ。
パナのバリオエルマリート50-200mmが控えているのでこの出費は予定外だなあ。
やってしまいましたなあ。
今年は2回目です。厄落とししようかな。
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いぇぇぇ~~ これは痛い!
しかし、このカメラとレンズを慕っているものとして、絶対に治ると信じています・・・・(笑) 実は私もパナさんのメーカーメンテさんにお世話になったばかりです。ローバスレンズ裏の遺物があって、あっさり~直してもらいました。
意外に簡単に・・・そして安価でほっとしました。きっと、いい返事が返ってきますよ。。
投稿: SAKURA | 2017年9月 3日 (日) 21時37分
いやー、最初は目を疑いましたね。
レンズポッキリは私も初めてのことだったので結構衝撃でした。
重量級GH5に軽量ライカズームですから、まあ仕方ないかも知れません。
良く写るレンズなので、お値段安く済むと信じたいですねえ。
投稿: ちぇりた | 2017年9月 4日 (月) 00時29分