パナソニック Sシリーズ
現在、私がメインシステムとして使っているフルフレームサイズのミラーレスカメラだ。
パナソニック製カメラであるが、マウントはライカのSLマウントを使用している。
パナソニック・ライカ・シグマの3社協業によるマウントシステムである。
だが、まだパナソニックから発売されて半年強。レンズレパートリーは先行している他社ミラーレスに比べると実にさみしい。
一応、数年前から発売されているライカのSLレンズがそこそこあるのだが、値段からしてもホイホイ買える代物ではない。
現在、パナソニックからは24-105mmと70-200mmのF4ズーム、24-70mm/F2.8の大口径標準ズーム、50mm/F1.4の大口径単焦点が発売されている。
まだ広角ズームが販売されていない心許さがあるが、ようやく年末に発売されるようなので取り敢えずシステムとしての体を成す様になってくれた。
個人的には手軽に扱える単焦点の35mmあたりが欲しかった。
ところがパナソニックから発売された単焦点は50mmであり、しかも1kg級の硝子の塊の様なレンズだ。
写りはいいのであるが、撮影に握力と若干の引きが必要な事が面倒である。
なのでライカのアポズミSL35mmを手に入れた。全然手軽ではないが。
これがなかなかすごい写りのレンズで、久しぶりに「おお・・・」と唸らせる代物だ。
お値段の方でも唸らされたが。
Panasonic DC-S1+Leica APO-Summicron SL 35mm
このSシリーズシステムはボディサイズこそやや大柄ではあるが、使い勝手はなかなか良好で今も全くの不満なく愛用している。
ただ、この"若干の大柄"というのがちょっと厄介で、手軽に毎回持ち出すという事にはなり得ていない。
コンパクトにシステムをまとめたいときはやっぱりマイクロフォーサーズかなあ。
年末の広角ズームが揃えば、現行レンズで後はマクロレンズを待つのみである。
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