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ana

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2021年1月

2021年1月24日 (日)

ブログの最終回

突然であるが今回でブログは最終回を迎える。
ブログタイトルにある愛猫ちぇりーが暮れに亡くなってしまったからだ。

Cherry01

本当にあっという間に逝ってしまった。
昨年の秋頃から食欲が低下したり、寝床からあまり動かなくなることが多いなとは思っていたが、すぐに元気になるので13歳になる猫の年齢相応のことだと思っていた。

12月27日の夜、家族の前でチェリーは変な声を出して突然倒れた。

今までになかった尋常ではない状況なので、慌てて駆け寄ると目を見開いたまま呼吸が停止してぐったりしている。
その場ですぐに心臓マッサージを開始した。
仕事柄、心マは何度も経験している。倒れてから殆ど時間が経過していないので蘇生する可能性があったからだ。

横で娘が見たこともないほどに動揺して泣きながら「チェリー!チェリー!」と叫んでいた。
この時はあまりにも胸が締め付けられて、自分でも"困ったときの神様"に心から祈ってしまったほどだった。

かなりの時間、心マを続けただろう。残念ながらちぇりーが戻って来ることはなかった。
手を止めて、ちぇりーの頭を「頑張ったね」と撫でてあげたところ、娘から「お父さん、止めないで続けて!」と嘆願されたが、全身状態を見ても既に絶望的なのは明らかだった。
少しだけ続けたが、もうちぇりーを楽にしてあげようと嗚咽する娘を優しく抱きしめた。

そしてチェリーの頭を優しく撫でてから開いたままの目をそっと閉じてあげた。

Cherry02

色々忙しい年末だったので、翌日にはもう荼毘に付すことになった。
ちぇりー君、今は骨になっても家族の一員です。

生まれた時からちぇりーと一緒に暮らしてきた小1の娘は、ペット骨壺の前で「生きているときに大好きと一言伝えてあげたかった」と1日ぼやいている。

🐱

あれから1ヶ月ほど経って、ようやくブログで報告しないとなあという気持ちになってきた。
徐々にではあるが、みんなちぇりーのいない生活に少しずつ慣れてきたのだ。
最近、娘が次の猫が云々ともう色々言い始めた。

娘にとってペットとの死別は強烈な経験だったに違いない。
ちぇりーとの別れは非常につらい体験だったろう。しかしちぇりーが生きているときに我々家族は彼から溢れんばかりの愛情と癒やしをそれ以上にたくさん受け取ることが出来た。
娘のいう新しいネコを考えるのもまた良いかもれない。次男の受験が終わったら考えてみよう。

ちぇりーは元野良猫ではあったが、私にとって初めての猫であり忘れることのできないペットになりそうだ。
彼は我が家で幸せだったと信じたい。

Cherry

これでちぇり小屋ブログは終了となります。
皆様、後半はペースがグダグダになってしまいましたが、たくさんのコメントをありがとうございました。

もし次のネコが来たら、またブログを始めると思いますが、もうユーザーインターフェースの悪いココログではやらないでしょう(笑)
新ブログはゼロからのやり直しになるでしょうが、もしもどこかで「おや?」と見かけたらコメント頂けると嬉しいですね。

長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。
それではまたどこかで。

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