LEICA DG ELMARIT 200mm/F2.8 O.I.S.の月撮影
私が望遠レンズを購入する理由の一つに天体撮影がある。
特に月を撮影する際は換算800mm以上は欲しいために、以前はオリンパスのM.ZD ED300mm/4IS PROに1.4倍テレコンを装着して換算840mm望遠として愛用していた。
ただ、300mm/F4はマイクロフォーサーズのレンズ群の中では度を抜くサイズであり、天体撮影時は三脚装備が常用なので問題なかったが、通常撮影で持ち出す際はちょっと躊躇するレベルだったのだ。
そんな中、高品位超望遠レンズとして発表されたのが、このLEICA DG ELMARIT 200mm/F2.8 O.I.S.である。
換算では400mmという焦点域になってしまうが、2倍のテレコンを取り付けることで換算800mmという超望遠レンズに化けるのだ。
ここで問題になるのがテレコンだ。
1.4倍テレコンと2倍テレコンでは、画質劣化は倍率が高い方が強く表れる。
手元には1.4倍のと2倍のテレコンがあるが、まあ細かい比較は後日にやるとして、取り敢えずは200mm/2.8に2倍テレコンを装着して月撮影を行い、実際に300mm/4+1.4倍テレコンとの比較を簡単に見てみたい。
おー、200mmと2倍テレコンは結構キレイに写るではないですか。
一応、さらにトリミングして表面を確認してみたい。
うん、個人撮影でこれだけ写れば十分であろう。
ここで、以前撮影した同じ頃合いの月齢撮影を行った300mmF4+1.4倍テレコン撮影によるコントロールを持ってこよう。
ボディはG9でなくEM-1 MarkIIであるが、お互い同じくらいの画素数なので同ピクセルで切り出し比較してみた。
月までの距離や大気の状態で微妙な差はあるだろうが、解像感はほぼ同程度と思われる。
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