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05.ニコン

2018年10月29日 (月)

Z7のファームアップ1.01

25日にNikonのZ7でもファームが更新されたようだ。

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サイレント撮影時に画質モードをRAWに設定しているとハングアップしてしまうトラブル対応と、XQDカードが未挿入でも撮影直後の画像確認が出来るようになるという。

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まあ、何れも頻繁に使う操作ではないが、細かい修正も入っている可能性があるので一応アップデートしておこう。

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Nikonもパナと同様にメモリカードを利用したアップデート方法だ。
解凍したバイナリファイルをXQDカードにコピーすれば良い。

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Z7はメニュー画面からアップデートを選ぶ形式である。
このあたりは各社で統一してもらえると非常にありがたいとおもうのであるが。

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無事に終わって何よりである。

ところでNikonはDSLRのころからファームが2種類ある。
何が違うのであろうか。

2018年10月11日 (木)

Nikon Z7 インプレッション(後編)

インプレッションも後半である。
まずは軍艦部右側から行ってみたい。

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Nikonらしくシャッター部に使いやすい電源スイッチがついている。
F6を使っていたときに、最初このスイッチに驚かされたものだ。
今やいくつかのメーカーも同様の電源スイッチを採用している。

シャッター周りにISOと露出ボタンがあるのはもうお約束だ。
ここにないと結構あたふたしてしまうほどによく使う。

最近のトレンドなのか上部に液晶がついている。
設定を確認できるのでパナのG9同様、個人的には重宝している。

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反対の左側にはモードダイヤルがついている。
ロックされているため、上にあるボタンを押し込みながらダイヤルを操作する。
切り替え数はかなり少なめである

ホットシュー部はまあ普通である。
ペンタプリズムはDSLRっぽさを残してある。
個人的にはこれがないとカメラっぽくないので、付けていただいてありがたく感じている。

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なかなか見やすいEVFである。
残念なのは円形のファインダーにしてもらえなかった事だ。
Nikonのフルサイズ機は円形のファインダーが特徴だったのに、いきなり平凡な四角だ。

自分としては円形ファインダーが大好きだったので、D3、D700、DfなどNikonのDSLRやライカのS2を使っていたときはテンションも妙に高かった。
今度出るパナソニックのS1もミラーレスとしては珍しい円形ファインダーなので非常に期待している。

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背面液晶はチルト式だ。
私はバリアングルが好きなのであるが、まあ是が非でもという訳ではないので与えられたものを使っていくだけである。

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背面ボタンはNikonらしく使いやすい。
特にジョイスティックがついているのがポイント高い。
ほかのボタンに比べ、「OK」ボタンのストロークが小さいので使い勝手は非常に宜しい。

再生ボタンは反対側。
パナのG9も同じような配置なので非常に使いやすい。

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カードスロットは初めてのXQDだ。
お気に入りの横から挿入するタイプなのでうれしい。底から入れるタイプは撮影モチベーションが落ちそうになる気がする。
だが一つしか入れられないのが厳しい。
出来ればSDカードでいいからもう一つ増やして欲しかった。

XQDカードのためにXQD専用カードリーダーも購入する羽目に。
まあ、パナのS1でも使う予定なので先行投資として考えましょう。

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気になったのが外部インターフェースだ。
今回はキヤノンのようにラバー製のカバーになっていたことだ。

DfなどはVLSのようなカバーだったので非常に気に入っていたが、何かすごく平凡になってしまってちょっとテンションが落ち気味である。

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バッテリーは新しく刷新された。
今までのものよりも一回り大きくなっている。
動画も兼ねるミラーレスなのでバッテリー大型化は仕方のないところである。

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底面の三脚穴はカメラメーカーらしくきちんと光軸上にある。

なかなかよく出来たミラーレスだと思う。

効果がはっきりわかるボディ内防振機構。
不安に感じることのない実用性のあるAF速度。
がっちりとホールディングできるグリップ感とジョイスティックの搭載。
4K動画でもクロップされずに撮影できる動画性能。

私が重視してるポイントをしっかり押さえてきた。
今後発売される望遠レンズには、おそらくレンズ内とボディ内の防振機構をシンクロさせるハイブリッドタイプのものを用意してくるだろう。

カメラメーカーのミラーレスとしては抜きん出ている。
本来であればキヤノンがこのクラスのものを出してくると思っていたが意外である。

2018年10月 9日 (火)

Nikon Z7 インプレッション(前編)

大手カメラメーカーのフルサイズミラーレスが次々に発売・発表されている。
DSLRではほぼ完成の域に到達しているメーカーの作るミラーレスはどのようなものか発表されたときから興味津々であった。

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今までマイクロフォーサーズをメインシステムとして愛用してきた身からすると、重要なものにボディ内の防振機構、いわゆる常用での手ぶれ補正の有無が極めて重要なファクターになっていた。

当然、今回発売・発表されたカメラメーカーのボディ内防振機構の有無を見ると、現時点ではNikonのZシリーズのみに搭載されているようだ。
キヤノンは将来的には同機構を搭載させてくると思われるが、初代フルサイズミラーレスは見送るようである。

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もう一つ個人的な重視するファクターには全画素読み出しの4K動画がある。
やはりクロップされると非常に使い勝手が悪い。
センサーの小さいマイクロフォーサーズでは当たり前だった4K動画も、フルサイズになると処理能力や熱処理問題などでそうは簡単にいかないのであろう。

NikonのZシリーズはセンサー全画素読み出し4K動画が可能になる。
残念ながらキヤノンでは次機種以降に持ち越しのようだ。

Z7は現時点で希望スペックは大体満たしているので、とりあえず新しもの好きのちぇりたはZ7を購入してみたわけである。
本当はα7SIIを愛用していたことからも高感度優位のボディが好きなのであるが、とにかくは早く欲しいという理由から・・・。笑

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前置きが非常に長くなったが、そんなNikon Z7について書いてみたい。
既に発売から2週間ほどが経過し、様々なブログでインプレッションが詳しく語られている。

今更スペック云々を綴ったところで何の目新しさもないので、個人的に感じたことを書いてみたい。

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サイズは134x100.5x67.5mmと中堅クラスのAPS-Cボディほどだ。
ただEVFを除くボディの厚みはかなり薄いので、実際に持つとフルフレームDSLRに比べて一回り以上に小さく感じる。
重量も585gとかなりコンパクト。

以前ライカM9を購入したとき、なんて軽いデジタルフルサイズ機なんだろうと感動したことがあったが、今その重量と同じものがAFレンズを装着でき、DSLR様に自然に接写も可能なことを考えると隔世の感を禁じ得ない。

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噂のZマウントである。
ボディに比べるとやはり大柄に感じる。実際そうなのであるが。
内部のFFセンサーと比較すると言われているほどに大きさは感じない。

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フランジバックは16mmと、各社ミラーレスマウントの中ではかなり短い部類に入る。
ただ、やばいと思えるほどセンサーまでが近いと感じることはない。
普通に使えば問題ないが、レンズを傾けた状態でマウントに近づけるとレンズ鏡胴の角をセンサー表面にぶつけてしまう可能性がありそうなのでちょっとビビる。

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ホールディングは非常に宜しい。
とはいうものの、個人的にはFFミラーレスはソニーのα7シリーズとα9シリーズくらいしか触ったことがないのであるが、それらと比べるとホールディングはよく考えられていると思う。
握るとNikonだなあと、いい意味でもそうでなくてもよくわかる。笑

長くなりそうなので、細かい部分は次回の後編に。

2018年10月 6日 (土)

Nikon Z7 がやってきた

このところ各カメラメーカーがフルフレームミラーレスを発表したり発売したりと何かと話題に事欠かない。

私自身も今まではソニーのα7SIIを愛用していたが、最新のSIIIが一向に発売されないのでこっそりカメラメーカーのミラーレスに乗り換えてみた。

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とりあえず標準レンズキット+FTZと35mm単焦点を購入する。
やたらキットの箱が大きいのが印象的だ。

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中身はライカっぽく細かく分けられている。
分類しやすいが、箱の置き場所にやや困る。

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まだ本格的に使い込んではいないが、さすがカメラメーカー製だけあって"これは使いやすい"と直感的に感じる部分が多々あった。
未知数だったボディ内防振機構の効きも上々だ。

つい、高感度に強いZ6も・・・と考えてしまいそうになるが、そのあたりはパナさんにお任せしようと思っているので、しばらくはZ7のご厄介になりますか。

現状、Z7は動画撮影が苦手な機種のようなので、スチル中心に活用していきたい。

2018年10月 4日 (木)

Nikon Z7

私がブログを休止している間に、二大カメラメーカーからフルフレームセンサーが搭載されたミラーレスカメラが発表された。

現状、今はフルフレームセンサー搭載ミラーレスにはソニーのα7SIIを愛用している。
高感度に強いSシリーズがお気に入りである。

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ところが無印IIIやRIIIは発表されるのだが、一向にSIIIは音沙汰ない状態が続いている。

そこにNikonから、そして数週間遅れてキヤノンからもフルフレームセンサー搭載のミラーレス発売発表がなされたのだ。
NikonのZシリーズとキヤノンのEOS Rだ。

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DSLRではNikonもキヤノンもシステムを揃えたことがある。
個人的にはレンズレパートリーと色合い、レンズの装着方向などからキヤノンをご贔屓に愛用していた。

ソニーのユーザーインターフェースになかなか馴染めなかった私としては、これは渡りに船であって早速購入を前向きに捉えることにした。

本来はキヤノン製のEOS Rが良かったのであるが、長らくミラーレスのマイクロフォーサーズを使用していた故にどうしても気になる箇所が出てきた。

・ボディ内手ぶれ補正の未搭載
・4K動画撮影時のクロップ
・ジョイスティック未搭載

うーん、これはちょっと厳しいなあ。
ちなみにNikon Z6では上記の欠点がすべてクリアされている。
現状で気になるのはレンズ装着方向くらいであろうか。
まあ、それは琴線に触れるほどではないので、まずはNikon Z6をチョイスしてみましょうか・・・。

え? Z6発売は11月下旬? マジで?

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じゃあ・・・、4K動画撮影時のクロップがかかってしまいますが、とりあえずは高画素機であるZ7で・・・。

2016年11月29日 (火)

KeyMission 80の使い勝手

以前記載した、ちょっと気になる使い勝手について今日は書いてみたい。

ワンアクションで撮影可能だというNikon KeyMission80であるが、実際にポケットなどに入れた状態から使うと撮影までに若干のタイムラグを生じる。

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AA-4ホルダーに装着されていない状態から使用する場合は、シャッターボタンを押すことで本体が起動し撮影可能となる。
つまり、撮影には背面液晶起動を確認したのち、フレーミングを行いもう一度シャッターボタンを押す必要があるのだ。
その間、微妙な3秒ほど。

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これがちょっとイラつく時間だ。
起動はまだかとつい何度も押してしまう。

起動後もフォーカスが合焦するまでシャッターが切れないため、その間も微妙に待たねばならない。

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不思議なモノで、AA-4ホルダーに装着されている状態から取り出すとその時間は気にならないのだ。AA-4ホルダーにはマグネットが装着されており、 本体をホルダーから取り外すことで自動的に電源が Onされるようになっている。

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恐らくはホルダーから本体を取り外し、それから被写体に向きを構えシャッターボタンに触れるまでにその起動時間を費やしているため時間が気にならないのであろう。
この時点で背面液晶が起動しているので、後はフォーカスの合焦だけで良いのだ。

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そのためにホルダーに取り付けていないプレーンな状態でポケットなどから取り出し撮影すると、背面液晶を確認しながらのためか起動までの時間を微妙に感じてしまう。
ポケット内で触れた瞬間に敢えてシャッターボタンを押しながら取り出せば良いのかもしれないが、そうまでして使うのも何か違う気がするので起動の時間には慣れるしかないのであろう。

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MicroSDのカード性能によるものかも知れないが、連写が出来ないのもキツい。
多分、10秒で3~4枚くらいではないだろうか。1枚/3秒ほど。

つまり決定的瞬間を逃した場合は、数秒待たねばならないのだ。
撮影画像の確認機能をoffにすると、若干このタイムラグを僅かに短く出来るようだが、その差は微々たるモノだ。

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Nikon KeyMission80

アクションカメラをうたっているのであれば、起動時間と連写性能、そしてAF速度を上げてもらいたかった。
出来れば画質もi phoneクラスまで上げて欲しいところだ。

残念だが、チェリーのフレーメン反応に対するシャッターチャンスは、DSLRかミラーレスの方が現実的かも知れない。
このあたりはファームでも難しそうなので、次期モデルに期待したい。

2016年11月12日 (土)

KeyMission80(テスト撮影)

とにかく最近は娘のカメラとして活躍しているKeyMission80である。
アクションカメラなので落とすことによる衝撃にも平気だ。
ただ、小さいので紛失には気をつけたい。

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先日のアクセサリ類を利用してテスト撮影を行った。
被写体までの距離は2m。

このカメラは細かいISO設定や特定シャッター速度の設定がまるで出来ない。
なので撮って出しで行った。

35mm換算で25mmの焦点域を持つKeyMission80は、F値2の固定である。
周囲の明るさに合わせてISOとシャッター速度で調節している。

【テスト撮影】

・メインカメラ(25mm/f2)

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うーん、まあこんなものでしょう。
シェーディングは殆ど目立たない。
さすがにこの画角でこのセンサーサイズだと殆どパンフォーカスだ。

1/2.3インチセンサーはコンデジによく使われるセンサーサイズだ。
さらに小さいセンサーであるスマホの方がキレイな気がしないでもないが、まだ6群6枚の耐衝撃性を有する光学式手振れ補正付き小型レンズユニットとしては頑張っているのかも知れない。

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中央部と隅角部のトリミングである。
DSLRやレンズ交換式ミラーレスに比べると解像感はかなり厳しいモノがある。
若干隅角部では収差が目立つが、まあ上手にまとめている感じだ。

【最短距離撮影】

近接撮影もやってみた。
レンズ先端から10cmまで接写が可能だ。

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コンデジっぽいボケ方である。
まあ、このカメラでボケを意識することはあまりないと思う。
10cmの近接撮影で定規を撮影したところ、約104mmx78mm四方のエリアが撮影可能だった。

【自撮り側テスト撮影】

・自撮り用カメラ(22mm/F2.2)

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さすがにスマホより小さいセンサーなので色のりやコントラストも悪い。
ただ、ピーカンでない順光になると改善する。
なので自撮り時はその辺りに気をつけるとキレイに撮れる。

【まとめ】

スチルに関しては高解像を期待するカメラではない。
しかし、基本的なコンデジレベルの画像は維持されている。

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Nikon KeyMission 80

因みに私のコンデジ画質の基本閾値は今まで使用してきたタフネスコンデジなので、決して高品位レンズ搭載モデルではない事を記述しておきたい。

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Nikon KeyMission 80

KeyMission80の長所はワンアクションの撮影だ。
スマホのようにカメラモードに切り替えて・・・・という操作が必要ない。

しかし何度か使っていると、ある欠点が目立ち始める。
その欠点に関してはまたの後日に。

2016年11月11日 (金)

KeyMission80 (アクセサリ)

ワンアクションで撮影可能なKeyMission80であるが、これにはいくつかのアクセサリが発売されている。
付属品のホルダーもあるのだが、微妙な角度調節ができないので試しに購入してみた。

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純正として使えるアクセサリは3点。
三脚取り付けホルダーのET-AA1、雲台のようなベースアダプターAA-1A、マウントクリップのAA-10である。

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まずは三脚へ取り付けるアダプターのET-AA1。
付属のホルダーであるAA-4には下床にマグネットが取り付けられており、本体との装着・取り外しにより電源のON/OFFが自動で可能になるのであるが、これには付いていないので自分でONにする必要がある。

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裏面には細ネジ対応のネジ穴があいている。
回転防止のピン穴も開いているので一度つければ向きが変わってしまうことはない。

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次は雲台様のベースアダプター。
6cm弱しかない小さな雲台だ。KeyMission80の2/3ほどのサイズ。
基部がベースマウントに取り付けるロック機構になっている。

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取り付けはスライドしてロックさせれば簡単にできる。
取り外しもスムース。
ベースマウントは様々なモノに取り付けられるタイプが用意されている。

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最後にマウントクリップ。
これはザックのショルダーハーネスに取り付ける。
ハーネスが厚手のモノは取り付けが面倒だが付属品のAA-4のほうがいい。
これは薄いハーネス用だと思う。

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トータルで120g。
大半がプラスチック製なので軽量であるが、強度はどうだろう。
まあ、KeyMission80は74gと軽いので余り気にしない。

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このアクセサリは微妙な角度調整に強い。
付属品のAA-4では向きの設定はほぼ不可能だからだ。

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登山用の本格ショルダーハーネスだと、厚みがあるためクリップによる装着は使い勝手が悪い。
角度調整は不向きだが、付属品のAA-4をベルトで固定した方がしっかりと装着できる。
普段使いではAA-4もない本体のみの方が楽で良いかなあ。

因みに、このアクセサリを先日なくしてしまった。
実はこのザックのショルダーハーネスにつけっぱなしにしていただけなのであるが、ザックを仕舞ったために見つけ出すまでやたら時間がかかってしまった。
写真の既往をチェックしておけば一発で見つけられたのに・・・・。

2016年11月 1日 (火)

KeyMission80(スペック)

手にとって直ぐさまのワンアクションで撮影できるKeyMission80のスペックについて今日は語ってみたい。

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今月末に発売になったばかりのアクションカメラだ。
早い話が防水・防塵・耐衝撃・耐寒性能を持つタフネスコンデジみたいなモノである。
スチル撮影はもちろんであるが、若干動画性能が充実している。

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サイズは44.8×86.5×15.0mm(メーカー公称値)、重量はメモリーカードを含んで74g。
レンズは正面のメインと裏面の自撮り用が二つ付いている。

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操作は極めてシンプル。
背面下部にあるメインスイッチで大まかの撮影が可能だ。

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メインレンズはCMOS式1/2.3型1271万画素、換算25mm/f2のレンズが付いている。
Nikonのレンズシフト式VRが付いているため手振れに強い。
動画は電子式との併用になる。

ファイル形式はJPEG。
アスペクト比は4:3、16:9、1:1から選べる。因みに4:3は12M(3968×2976)。

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自撮り用のサブレンズはCMOS式1/5型565万画素、換算22mm/f2.2のレンズ付き。
コチラにはスチル用のVRは付いていないが、動画用の電子式補正はある。

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KeyMission80は全てカメラにお任せして撮影するスタイルになっている。
ISOはメイン側で64-1600まであるが自分での設定は不可能。F値は固定のようだ。

メインスイッチはプラ製で、DSLRのシャッターを押したときに感じる独特の恍惚感はこのカメラには微塵も感じられない。
アクションカメラの宿命かも知れないが、この辺りをもう少し作り込んでくれるとこのカメラに対する愛着も異なってくると思うのだが。

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ここを押すことで電源がオンになる。
そして背面液晶に表示が表れると撮影可能だ。

因みに本体縦持ちで4:3の一般アスペクト比撮影となる。
3:4の縦撮影するときは、本体を横向きにして撮影する。
言葉にするとちょっとわかりにくい。

購入時デフォルト設定では無操作5秒で電源offになる。
まあ途中で切れたらまたメインシャッターを押せば背面液晶にライブビューが直ぐ表れるので、思ったより面倒くささはない。

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側面に付いているダイヤルはスチルか動画かを切り替えるモノだ。
若干クリック感はあるものの、目立つダイヤルなのでもう少し作り込み感が欲しい。

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撮影モードや諸々設定の変更は側面にあるメニューボタンを押す。
タッチパネル対応なので指でのスムースな操作が可能だが、項目が結構小さいのでユーザーインターフェースが優れているとは言えない。

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充電は本体内の取り外し不可能なバッテリーに外部USBケーブルを用いて行う。
フル充電には2時間半、充電中の撮影はできないのが痛い。
スチルは220枚、動画は実撮影電池寿命が40分。切れたらそれまでである。
防水仕様のためパッキンがあるのでロックに若干の抵抗がある。要確認。

因みに同部にあるカードスロットはMicroSD仕様。
メモリ64GBで1万8千枚のスチル撮影可能だ。

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本体付属の充電アダプターは7.5Wh、付属の給電USBケーブルには1.5Aの記載があるので恐らくは通常のUSB給電規格だと思われる。

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まあ、色々ネガティブなことも書いたのであるが、ホルダーから素早く取り出してワンアクションで撮影できる事はスバラシイ。

次回はこのKeyMission80が、どのような画像を出すのか書いてみたい。

2016年10月28日 (金)

KeyMission 80 がやってきた

気になっていたアクションカメラであるKeyMission80を購入してきた。

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これは防水・防塵・耐衝撃・耐寒性能を兼ね備えた、いわゆるタフネスカメラである。
ただ防水に関しては防滴に毛の生えたようなもので、水中撮影が可能なカメラと言うことではない。

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スマホや携帯のカメラ機能と変わらないと思うかも知れないが、この製品の特徴は思った瞬間を素早く片手で撮影出来るワンアクションカメラだ。
74gと非常に小さい筐体にスチルと動画機能が詰め込まれている。

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Nikon KeyMission80

他のKeyMissionシリーズに比べ4K動画機能は未登載であるが、換算25mmの画角を持ったこのカメラは筐体の起動が早く、オッ!と思った瞬間を簡単に撮影することが可能だ。

20161028d
Nikon KeyMission80

早速娘に取られて暫く遊ばれてしまった。
だが、3歳なりたての子供が直ぐさま使えるほど使い勝手はシンプル。

結構使えるカメラだ。

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