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ana

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07.シグマSD

2012年2月11日 (土)

あなたの後にSD1が・・・・

数日前から過去のSIGMA SD1の記事にアクセスが集中している。
例の発表のためだ。

20120211a_2

こんな事ならば、以前の記事に対してもっときちんと詳しく書いておけば良かったのだが、すでに過去のことなのでそれら記事に関しては手を入れずにこのままにしておこうと思う。

SIGMAによればオリジナルSD1とMerrillとは殆ど変わらないという。
だとすると欠点も引き継いでいるわけだ。

20120211b

先日、SD1をもう一度どうですかというコメントを頂いた。
一瞬だが、かなり心が揺らいだのは確かだ。

コンパクトなAPS-Cシステムでありながら、4600万画素相当の高精細な画像を生み出すSD1はある意味最強のDSLRではないかと思う。
重量の要であるレンズをAPS-Cサイズで揃えられるというアドバンテージは、フルサイズや中判デジタルでは得られない事だ。

20120211c

Nikonからも3600万画素相当を持つD800が発表された。
これも時代の流れなのだろう。
一度、超精細な画像に魅入られると後戻りできなくなる。
私もSD1に魅了され3000万画素オーバーのカメラを購入してしまった。

だが、超高精細な画像には弊害もある。
画像ファイルの肥大化によってPCにも強力なマシンスペックが必要になるのだ。
そして高額な高品位レンズ。
結局、私はかなりの額を周辺機器に投資する羽目になった。
得るモノがあれば失うモノもあるのだ。

20120211d
SIGMA SD1+28mm/1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO

もし、件のコメントのようにSD1を「もう一度」購入したらどうなるだろう。
現時点でのレンズレパートリーからすれば、50mm/1.4と85mm/1.4の単焦点を購入し、再び使いやすかった広角ズームである10-20mm/3.5を手に入れたい。
この3本だけでまったりとしたFOVEONな日々を送る生活をするのだ。

しかし、現実には今の私のマウント状況からすると入り込む余地はないだろう。
せめて、他社製現像ソフトに対応してくれれば多少は食い込めるとは思うのだが、メインのマイクロフォーサーズと、サブシステムにEOSとライカSのいずれかをと決めあぐねている状態だ。
サブが三つどもえの状況になったらさらに混乱してしまう。

よく様々なレビューで当たれば凄い絵を出すと書かれていることがあるが、本当のことだと思う。
「当たれば」凄いのだ。

これほど人間くさいカメラがあったろうか。
APS-Cカメラでありながら、超高精細な画像を生み出すDSLR。
コンセプトに限れば極めて共感できる。

まだ、EOSやNikonの代わりとなるカメラではないだろう。
あくまでメインシステムを持った上でサブとして持つのが吉だと思う。
そうすれば比較的廉価で4600万画素相当の超高精細な画像が得られるのだ。
お一つどうですか?
はまると抜け出せなくなりますよ。

2011年9月19日 (月)

さらばSD1な日々

SIGMA SD1は手放すことに決めた。
開放で見られやすい周辺域の緑かぶりにどうしても納得できなかったからだ。
SIGMA SD1を手放すかどうかに結構悩んだ。
それは高精細な画像に魅了されてしまったからだ。

20110919a

コンパクトボディでありながら4600万画素相当の超高精細な画像をはき出すデジカメはSD1しかない。
しかし、僅かなブレによっても分かってしまうSD1は手持ち撮影という前提であれば開放撮影が多くなってしまうのは仕方のないところだ。
それでいて緑かぶりの問題である。

20110919b_2
SIGMA SD1+SIGMA 17-50mm/2.8EX DC HSM

だが、一度魅了されてしまった高精細な画像からマイクロボディに戻るというのはかなり酷である。
そこで大型高画素センサーを搭載し、開放から使えるレンズのあるシステムを考えたときに、あるボディーに行き着いた。

20110919c

ライカS2である。
これを手に入れるまでの過程には偶然と運があった。
自分の技術からすると行き過ぎたボディであることは分かるのであるが、一度はフルサイズより大きい大型センサーを使ってみたかった欲求が後押しした。
とりあえずレンズは標準レンズであるLeica Summarit S70mm/2.5ASPH.1本を注文する。

20110919d
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

こいつはすごい。
写真はいずれも撮って出しである。
とりあえずはプログラムモードで簡単に試し撮りしてみたが、SIGMA SD1よりかなり簡単に扱える。
ボディサイズも、SD1よりは大型になってしまうが、以前使っていたNikon D3よりは小型だ。
また、ファイルサイズがRAW1枚で75MBとSD1よりもかなり大きいのが笑ってしまう。
書き込み速度やAF速度も問題ない。

20110919e
Leica S2+Leica Summarit S70mm/2.5ASPH.

いつもSD1を入れていたサッチェルバッグにはこれからS2が入るのだろう。
この収まり具合なら35mmの広角レンズもう1本いけそうだ。
いや、広角12mmを付けたマイクロの方が軽いので、広角レンズ代わりにそれを入れてもいいかもしれない。

今回でLeica S2に切り替わるため、SIGMA SD1シリーズはおしまいとなる。
SD1は非常に面白いカメラであったが、使いこなすにはそれなりのレベルが必要であることを痛感した。
さて、SD1からS2になってどんなことになるやら。

2011年9月12日 (月)

SIGMA SD1な日々 9

コンパクトなAPS一眼であるにもかかわらず4600万画素相当の高精細な画像をはき出すといわれるSD1。
コンセプトは私のハートをがっちりとつかんだのであるが、如何せんボディの性能が追いついていない。

20110912a
SIGMA SD1+SIGMA 10-20mm/3.5EX DC HSM

AF精度の品質や開放での周辺に緑かぶりを起こす画像。
メディアに記録するまでの時間や現像するためのソフトの不安定さ。
ネガティブな意見はいくらでも出てきそうな勢いである。

20110912b
SIGMA SD1+SIGMA 10-20mm/3.5EX DC HSM

私にとって特に厳しいのが画像周辺の緑かぶりだ。
現像ソフトでの修復もうまいように行かない。

FOVEONの高画素化はまだ時期尚早だったのだろうか。
せめてソフト的に緑かぶりを取り除くことはできないのだろうか。
使いにくいソフトのせいか、最近SD1に対しての気持ちが萎え気味である。

2011年7月15日 (金)

SIGMA SD1 な日々 8

最近、この暑さで外にSD1を持ち出す気力がなかったが、仕事が休みだった今日は思い切って広角と標準ズームを持ち出して近くの散歩コースに行ってきた。

20110715a
SIGMA SD1+10-20mm/3.5EX DC HSM

今回は暑さも相まって、レンズ交換がかったるいため殆ど広角ズームのみである。
しかし苦手な画角だが、使っているうちに苦手意識は薄らいでいくようだ。
ま、下手さは相変わらずであるが。

20110715c
SIGMA SD1+10-20mm/3.5EX DC HSM

照りつける尋常でない日差しと暑さのために徐々に体力が失われていく。
やはりマイクロフォーサーズにしておけばとやや後悔するも、既に駅から相当離れているために諦めてSD1をしっかりと握り直す。
これでもフルサイズ機に比べればそれなりに軽いはずなのだ。
しかし暑い。ドリンクなしでは熱中症を引き起こしかねない。

20110715b
SIGMA SD1+10-20mm/3.5EX DC HSM

この気温と太陽のせいか散歩している人は殆どいない。
野球少年らが河川敷の球場で活発に掛け声を出し合っている。
羨ましいほどの体力である。
学生時代の部活で汗を流したあの体力は何処へ消えてしまったのか。
途中、木陰でシートを敷いて大の字になり休息を入れる。
飲み物とデザートで体力を補給するが、これが体重増加の原因なのではと一瞬であるが躊躇する。

20110715d
SIGAM SD1+10-20mm/3.5EX DC HSM

やはりSD1はソフトウェアのSPPが欠点だ。
画像を読み込み始めて10秒ほど、それぞれのステータスバーがいじれるようになる前に
SPPをいじるとほぼ決まってハングアップしてしまう。
途中で次の画像を見ようとしてもだ。
なんと忍耐力のいるソフトなのだろう。
早い時点でのバージョンアップを期待したい。

20110715e
SIGMA SD1+17-50mm/2.8EX DC OS HSM

今週末には地元のお寺で御魂祭りが始まる。
東京都下でもかなり大きいお祭りで、近隣から相当な人数が集まってくる。
次男坊も今年はこのやぐらで盆踊りを踊るのだ。
今から40年前、ここの園児だった私と同じように。

おっと、地震だ....。直下のようだ。

2011年7月 4日 (月)

SIGMA SD1 な日々 7

今日は新生SIGMA SD1(ファームアップ版+レンズ調整)を持って出かけてきた。
この蒸し暑さと子供連れだった事もあって、撮影は早々と引き上げてしまったがそれなりにいい感じをつかめた。

20110704a
SIGMA SD1+17-50mm/2.8EX DC OS HSM

撮影枚数は20枚ちょっとほど。
本来はもう少し撮れたと思うのであるが、今日の条件ではちょっと厳しかった。
因みに等倍でピントの合ったものは約5割前後くらい。
まあ、私の許容範囲だからかなりアマちゃんになっているが。

20110704b
SIGMA SD1+17-50mm/2.8EX DC OS HSM

まだAF精度はCanonやNikonに比べると足もとにも及ばないのは、会社の規模から言えば当たり前であろう。
シャッター半押しを何度か繰り返して、ファインダーでほぼOKだろうと確認したところでシャッターを切る。
この時間のかかる撮影方式で5割前後なのだ。
この辺は、時間がかかるであろうが頑張って強化していただきたい。

20110704c
SIGMA SD1+17-50mm/2.8EX DC OS HSM

SD1はスナップ撮影のようにガシガシ撮れるデジカメではないが、スナップ的に「も」撮影可能なデジタル一眼だ。
ただそのためには、4600万画素という事を頭に思い浮かべて、ファインダーをしっかりのぞき込み、意識的に随意運動を抑制して、静かにぶれぬようシャッターを切るのだ。
この動きをルーチンワークとして無意識のうちに流れるように作業できれば、自然な4600万画素スナップも可能であろう。

20110704d
SIGMA SD1+17-50mm/2.8EX DC OS HSM

でもカメラ慣れしている人はみんなやってますよね。
SD1は私にとっては敷居の高いカメラである。

2011年7月 3日 (日)

SIGMA SD1 とレンズ調整

先日話したとおり、スパイダーレンズキャルを使用してSD1によるレンズ微調整を行ってみた。

20110703b_2

スパイダーレンズキャルはレンズのピントずれの具合(度合)を調べるためのアイテムである。
中央のターゲットにフォーカスを当てて撮影すれば、隣にあるスケールでそのレンズのフォーカスに対するずれ具合がわかるというわけだ。

20110703d_2

だが、ここで問題が出てきた。
ターゲットまでの距離を固定してしまうと、レンズ毎に焦点距離が違うのでスケールの倍率に差が出てしまい読み取りに難が出るのだ。
実は、このスパイダーレンズキャルを購入したのは昨年の暮れになるのだが、今まで使用しなかったのはレンズの焦点距離とターゲットまでの距離に対する定数が決まっていなかったからだ。

20110703e_2 高さを合わせておく

そのためにすぐにネットで調べてみることにした。
どうやら焦点距離の50倍位がよろしいらしい。
つまり28mmのレンズでは、ターゲットを1.4m離すことになるのだ。
だが、レンズキャルはかなり小さく、これで撮影すると豆のようなターゲットの中から粟粒のようなスケールを読み出さなければならなくなるので却下。
結局、レンズキャルがファインダーフレームに充分入る程度のアバウトな距離で撮影することになった。

20110703a まだ3本....

持っているSAマウントレンズは上の写真にある3本であるため、これらをチェックする。
・28mm/F1.8EX DG ASPHERICAL MACRO
・10-20mm/F3.5EX DC HSM
・17-50mm/F2.8EX DC OS HSM

20110703f

撮影の仕方は、シャッター半押しを複数回繰り返し、ピントが固定された時点でシャッターを全押しとした。
また、繰り返し撮影するときはレンズ手前に手をかざし、フォーカスをずらしてから再撮影とした。
ズームに関してはワイド端とテレ端の2つをそれぞれ調整し平均値を求めた。(端数はテレ端側に振った)

28mm/F1.8EX DG ASPHERICAL MACRO

20110703h1 20110703h4 調整前

20110703h2 20110703h5 調整後

20110703h3
SIGMA SD1+28mm/1.8EX DG ASPHERICAL MACRO(開放)

10-20mm/F3.5EX DC HSM

20110703g1_2 20110703g4 調整前

20110703g2 20110703g5 調整後

20110703g3
SIGMA SD1+10-20mm/3.5EX DC HSM(開放)

17-50mm/F2.8EX DC OS HSM

20110703i1 20110703i4 調整前

20110703i2 20110703i5 調整後

20110703i3
SIGMA SD1+17-50mm/2.8EX DC OS HSM(開放)

さて、結構気合いを入れて調整したのであるがどうであろう。
明日、SD1を外に持ち出してレンズの雰囲気が変わったかどうか確かめてみたい。

2011年7月 2日 (土)

SIGMA SD1 ファームアップver1.01

一昨日、SD1のファームウェアVer1.01がシグマから発表された。
Ver1.0からの変更点として

1.評価測光の精度を向上
2.特定の操作によってフリーズする現象を修正
3.AF精度の向上

と言ったことが上げられていた。
1.は結構なことである。
2.は自分のSD1には未だ発生はないのであるが報告例でもあるのであろうか。
3.の件であるが、確かにAFには若干の疑問があったのでこれはファームアップをせざるを得まい。
そこで早速準備に入る。

20110702b_2

こんな時に購入しておいたAC電源SAC-4が役に立つ。
早速サイトからファームウェアをダウンロードしてCFカードにコピーした。

20110702c

ファームアップは数分かかって終了した。
シグマのファームアップはCanonやNikonと同様CFカードを使う方式なので好感が持てる。
オリンパスのはカメラ本体とPCをケーブルをつないで、専用ソフトを立ち上げてから行う必要があったので非常に面倒くさかったのだ。

20110702d

さて、それではファームアップでピント精度はどのくらい上がったのか。
近くのつまらない被写体で試してみる。

今まではシャッター半押しを繰り返しても、なかなかピントが固定されないことがよく見られたが、今回のは2、3回の半押しでフォーカスが固定されるようになった感じだ。
ペンタックスのK-7にようやく近づいたくらいのような感じかな?いや、褒めすぎか?

20110702a
SIGMA SD1+17-50mm/2.8EX DC OS HSM

本当につまらない被写体で申し訳ない。
今回は三脚を使用して撮影した。ミラーアップはしていない。
今までに比べて眠い写真が減った気がする。(あくまでも気だけかも知れないが)
明日はスパイダーレンズキャルを使ってレンズのAF微調整をしてみよう。
そしてさらにSD1のAF性能を追い込むのだ。

2011年6月28日 (火)

SIGMA SD1 な日々 6

このところ仕事が忙しくてカメラを持ち出す時間がなかなかとれない。
SD1も休眠状態である。
早く撮影してやりたいものだ。禁断症状が出そうな感じだ。

20110628a
SIGMA SD1+10-20mm/3.5EX DC HSM

それに、このところ望遠レンズに飢えている。
いま持っているSAマウントのレンズでは、17-50mm/2.8OSの50mm端(換算75mm)が最も望遠なのだ。
これはちょっと厳しい。

20110628b
SIGMA SD1+28mm/1.8EX DG ASPHERICAL MACRO

先日の蓮の花など友人に手をつないでもらって、身を乗り出して片手で撮影した泣ける画像だ。
おかげでストラップが濡れてしまった。

SIGMAさんには早いところ50-150mm/2.8OSを出してもらいたいところである。
そうしないと、何か既存の望遠レンズを購入してしまいそうになる。

SD1は怖い。

2011年6月24日 (金)

SIGMA SD1 な日々 5

SD1は不思議なカメラだ。

20110624a
SIGMA SD1+28mm/1.8EX DG Asph

EOD7Dを持ち出せばストレスフリーで撮影できるのに、いつもこちらを選んでしまう。
FOVEONにこだわりがあって使っているわけでもない。
使い勝手が優れているわけでもないこのカメラを使っている理由は何であろうか。

20110624b
SIGMA SD1+10-20mm/3.5EX DC HSM

たまにではあるが、今までと雰囲気の違う写真が撮れることがあるからだと思う。
もっさりと表示される背面部液晶の画像とは全く違うものがPCのモニターに現れる。
たとえの表現が難しいが、写りがというものでなく、撮影雰囲気が以前のフィルム時代に近いものがあるように感じる。
実際に現像してからルーペで確認するまでのあの感覚と似ているのだ。

20110624c
SIGMA SD1+10-20mm/3.5EX DC HSM

「さっきの写真は自信があるけれどどんな出来なのだろう」
「これは間違いなく失敗写真だな」
しかしSPPで現像すると思っていたものと全く違うイメージでモニターに現れることが多々あるのだ。

20110624d
SIGMA SD1+10-20mm/3.5EX DC HSM

この新鮮で面白いカメラをいつまで楽しめるのだろう。
だが、私のこの楽しみ方では、実用性の面でいつの日か必ず飽きが来る。
近いうちにファームアップで、カメラ自身の使い勝手を、またSPPのソフトの質をそれなりのレベルまでに引き上げておく必要があるように感じるのだ。

期待してますよ、SIGMAさん。

2011年6月19日 (日)

SIGMA SD1 な日々 4

私にとってのSD1の長所は、なんと言ってもその軽量さだ。
4600万画素相当を有するFOVEONセンサーを搭載したカメラが、小型軽量なAPS-Cレンズ群でシステムが組めてしまうというアドバンテージは大きい。

20110619a
SIGMA SD1+17-50mm/2.8EX DC OS HSM

高画素な35mm判デジタルフラッグシップ機とフルサイズ対応レンズ群、またはそれに準ずる中判デジタルとレンズ群らとSD1を比較すれば、その重量比・体積比は明らかだ。
SD1の利点は、システムをコンパクトにまとめられる事に他ならない。

しかし問題もある。
キヤノン・ニコンに比べればAF精度にやや難がある。
また写真データの書き込みが遅く、そのレスポンスには血圧が上がりそうだ。
そしてPC現像するためのSPP(SIGMA Photo Pro)がいつ落ちるのか、不安定さにおびえながら操作し続けなければならない。

そんなSD1なのに定価が70万円もする。
ふざけたカメラである。

20110619b
SIGMA SD1+28mm/1.8EX DG ASPH. MACRO

だが、これだけコンパクトに収まり、4600万画素相当をはき出せるカメラはこれしかない。
街中を歩いたとき、いつもの小さいサッチェルバックにはSD1に付けられた標準ズームと広角ズームを入れている。それでもまだまだバッグには余裕がある。
さっと取り出して簡単に撮影できるSD1は、まさに中判ライクな最強のAPS-C一眼でもある。

20110619c_2
SIGMA SD1+28mm/1.8EX DG ASPH. MACRO

まあ、いくつかの問題はあるが、軽量化という 他で代用することのできないこの意義に価値観を見いだせる人がいるならば、このカメラはおすすめですよ。
(でも、やっぱり高すぎますね。

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